愛知県豊田市の豊田市文化振興財団が中心となって主催する「ストリーテリングフェスティバル」は、『日本や世界各地で人間文化の語り部、伝道者として活動しているストリーテラーとの草の根の交流を通して、語りや音楽による地域おこしと共に、その地域に伝承される民俗芸能の伝承と発展を図ることを目的』としているとパンフレットに書かれています。
8月31日から7回に渡って豊田市内の農村舞台等を活用して公演が行われました。猿八座は、その千秋楽に参加させていただき、誠にありがとうございました。
9月8日は、豊田市藤岡地区の八柱神社の舞台で、古屋和子氏の「説経小栗判官」の語りに続けて「車曳き」を演じました。
小栗判官を琵琶で語る古屋和子氏、笛は松尾慧氏
何故、照手が餓鬼阿弥車を曳くことになったのかまでを、語っていただき、引き続き「車曳き」の段を演じました。
9月9日は、この企画の千秋楽でした。寺部の八幡宮の舞い殿を特設の舞台として山椒太夫を演じました。こうした野外ステージは、その時々、場所々々で、苦労も多いですが、結果は大抵、ホール等で演ずるよりも勝っていることが多いです。やはり神仏のご加護があるんですね。本番の写真は撮れませんでしたので、リハの写真を掲載します。本番の写真をお持ちの方がいらしゃいましたら貸してください。
お世話になりました豊田市の皆々様、大変ありがとうございました。
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