この記事は過去に掲載されたものをリメイクしました。
写真のサイズ以外は初回発行当時のままです。
初回に発売されたKATOの初期20系寝台車。 定価: ¥800円
当時はこれでも貴重品でした。
近年、金型も新しく生産され、挙句、見向きもされなくなり棚の片隅へ追いやられ忘れ去られていたが、
この度、殿様「あさかぜ」なる製品が発売されたのを機に、以前購入のあさかぜをリニューアルしました。
その余剰部品で旧金型の初期20系寝台車を今の水準に近づけると言うお話です。
前置きが長くなりましたが、カニ21とナハネ20及び、ナロネ21をほぼ同時進行で加工しましたのでご覧ください。
カニ21
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/40/4af30d311e7ff654352a761e9ac62f36.jpg)
最初に分解します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/db/b3c29651d1b3077d46b9ac53e22be647.jpg)
ガラスパーツと屋根は再利用しますので一旦保管します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b2/e82218d620f04602fe3114b81fd33150.jpg)
床板を切り取り成形します。表面の再塗装は避けたいところです。傷を付けないようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/31/18007e5709f9a66fb67bc01b6aeeba6b.jpg)
同様にテールサインとテールランプの穴をくり抜き成形します。 かなり雑でした・・・。
車掌室側のガラスパーツはテール部の干渉するところを切り取ります。
アクリルは割れやすいので注意が肝要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/35/2ca954d32301d3a7831b392ef5813024.jpg)
新たな(あさかぜ改修で余剰になった)床板を用意し、テール用のランプを電球からLEDに交換します。
使用するパーツはこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/02/50465a2dde3737a7104ece7eb0c33476.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f0/c399947a31e03b959e80f5e4f3ea0db0.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f3/f866165b523936c3c229138167ece1e9.jpg)
Assyパーツで台車を用意し取り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/11/f68f04b1c4f3f5175e9bd3e2b0e4cc67.jpg)
ついでに、室内灯を組み込みます。
あまり明るくなくても良いので旧製品のLEDです。 写真奥が現行製品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4f/053f26ce2465c465156f11d5f91f8f49.jpg)
点灯テストです。 モールドの違いも有り、加工が雑なのでテールサインは隙間だらけです。
テールランプは雑さがありありと・・・・。 人間が雑ですから~・・。 丁寧にやれば観られるものになるでしょう・・・。
ナハネフの時は絶対に丁寧に・~・やるぞ!←本当かなあ~(´;ω;`)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f6/629e2d7715699710cc92e75ea419f438.jpg)
点灯はOKです。
ボディを再組立てします。余剰部品からホロを取り付けます。 ずれていますがサイズの違いからこれがベストです。(奥が現行製品)
後に、サイズの合うものと交換しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0f/1cb22f234915baba95ba7ed8b60c7627.jpg)
床板を入れますが、長手方向が少し長いので切り詰めます。
床板の固定には両面テープを使用します。
加工が雑で手荒ですので、出来具合はそれなりですが、現行仕様の20系と遜色なく使えそうです。
次はナハネ20です。
手法は同様ですので、途中は割愛で・・・。
こうなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d8/87f08e101b2d4b3f2266b98ac63bdc12.jpg)
斜め前から 幌も付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/00/dcdd6e664e2301d0eb63d080ea4d2d00.jpg)
号車番号などに色差しをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3f/5d31dd138b5a410a228ac7d21d053b97.jpg)
室内灯も付きました。 あっ、室内は塗って有りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/25/72026494242d9ab17b2ebd3e9555f636.jpg)
最後は、ナロネ21ですが、慣れてきたので、床板の切り抜きを徐々に変えて、最初のナハネ20は1mmリーマで穴あけ~カッターナイフで繋いで外す手法でしたが、次のカニ21はピラニアンで切り取り最後のナロネ21は、デザインナイフを使い筋彫で切り抜きました。
結果、この方法が労力も少なく、ボディに傷を付けるリスクも少なく済みました。
他の工程は前述の通りですので省略して、出来上がったのがこちらです。
横から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/60/d81acf016b224c5ea4cb3732e13ade50.jpg)
斜め前から 幌も付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/bf/0fa69bed9dcd9efa63a07870c12c6932.jpg)
室内も色を付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/4a/612734833aaf4ad5704384d0c79c4145.jpg)
同様に外側の色差しをして・・・。
最終的には屋根の色をGMの35番でも塗れば完成です。
KATOの古い20系客車を弄る2へ続く→
今日はここ迄
写真のサイズ以外は初回発行当時のままです。
初回に発売されたKATOの初期20系寝台車。 定価: ¥800円
当時はこれでも貴重品でした。
近年、金型も新しく生産され、挙句、見向きもされなくなり棚の片隅へ追いやられ忘れ去られていたが、
この度、殿様「あさかぜ」なる製品が発売されたのを機に、以前購入のあさかぜをリニューアルしました。
その余剰部品で旧金型の初期20系寝台車を今の水準に近づけると言うお話です。
前置きが長くなりましたが、カニ21とナハネ20及び、ナロネ21をほぼ同時進行で加工しましたのでご覧ください。
カニ21
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/40/4af30d311e7ff654352a761e9ac62f36.jpg)
最初に分解します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/db/b3c29651d1b3077d46b9ac53e22be647.jpg)
ガラスパーツと屋根は再利用しますので一旦保管します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b2/e82218d620f04602fe3114b81fd33150.jpg)
床板を切り取り成形します。表面の再塗装は避けたいところです。傷を付けないようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/31/18007e5709f9a66fb67bc01b6aeeba6b.jpg)
同様にテールサインとテールランプの穴をくり抜き成形します。 かなり雑でした・・・。
車掌室側のガラスパーツはテール部の干渉するところを切り取ります。
アクリルは割れやすいので注意が肝要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/35/2ca954d32301d3a7831b392ef5813024.jpg)
新たな(あさかぜ改修で余剰になった)床板を用意し、テール用のランプを電球からLEDに交換します。
使用するパーツはこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/02/50465a2dde3737a7104ece7eb0c33476.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f0/c399947a31e03b959e80f5e4f3ea0db0.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f3/f866165b523936c3c229138167ece1e9.jpg)
Assyパーツで台車を用意し取り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/11/f68f04b1c4f3f5175e9bd3e2b0e4cc67.jpg)
ついでに、室内灯を組み込みます。
あまり明るくなくても良いので旧製品のLEDです。 写真奥が現行製品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4f/053f26ce2465c465156f11d5f91f8f49.jpg)
点灯テストです。 モールドの違いも有り、加工が雑なのでテールサインは隙間だらけです。
テールランプは雑さがありありと・・・・。 人間が雑ですから~・・。 丁寧にやれば観られるものになるでしょう・・・。
ナハネフの時は絶対に丁寧に・~・やるぞ!←本当かなあ~(´;ω;`)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f6/629e2d7715699710cc92e75ea419f438.jpg)
点灯はOKです。
ボディを再組立てします。余剰部品からホロを取り付けます。 ずれていますがサイズの違いからこれがベストです。(奥が現行製品)
後に、サイズの合うものと交換しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0f/1cb22f234915baba95ba7ed8b60c7627.jpg)
床板を入れますが、長手方向が少し長いので切り詰めます。
床板の固定には両面テープを使用します。
加工が雑で手荒ですので、出来具合はそれなりですが、現行仕様の20系と遜色なく使えそうです。
次はナハネ20です。
手法は同様ですので、途中は割愛で・・・。
こうなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d8/87f08e101b2d4b3f2266b98ac63bdc12.jpg)
斜め前から 幌も付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/00/dcdd6e664e2301d0eb63d080ea4d2d00.jpg)
号車番号などに色差しをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3f/5d31dd138b5a410a228ac7d21d053b97.jpg)
室内灯も付きました。 あっ、室内は塗って有りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/25/72026494242d9ab17b2ebd3e9555f636.jpg)
最後は、ナロネ21ですが、慣れてきたので、床板の切り抜きを徐々に変えて、最初のナハネ20は1mmリーマで穴あけ~カッターナイフで繋いで外す手法でしたが、次のカニ21はピラニアンで切り取り最後のナロネ21は、デザインナイフを使い筋彫で切り抜きました。
結果、この方法が労力も少なく、ボディに傷を付けるリスクも少なく済みました。
他の工程は前述の通りですので省略して、出来上がったのがこちらです。
横から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/60/d81acf016b224c5ea4cb3732e13ade50.jpg)
斜め前から 幌も付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/bf/0fa69bed9dcd9efa63a07870c12c6932.jpg)
室内も色を付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/4a/612734833aaf4ad5704384d0c79c4145.jpg)
同様に外側の色差しをして・・・。
最終的には屋根の色をGMの35番でも塗れば完成です。
KATOの古い20系客車を弄る2へ続く→
今日はここ迄