言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

東京新聞特報部の稲熊均部長が「なぜ゙東京新聞は『脱原発』を貫くのか」の講演で「権力監視の役目」を力説

2012-09-10 20:01:55 | 言いたいことは何だ

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」















東京新聞特報部の稲熊均部長が「なぜ゙東京新聞は『脱原発』を貫くのか」の講演で「権力監視の役目」を力説



2012年09月10日 03時29分37秒 | 政治

◆東京新聞特報部の稲熊均部長が9月9日午後2時20分から、さいたま市浦和区のさいたま市民会館うらわ101号室で、「なぜ東京新聞は『脱原発』を貫くのか~権力監視のジャーナリズムに学ぶ」をテーマに約70分講演した。主催は埼玉新聞サポーターズクラブで、約80人が聴講した。同クラブは2012年度総会に続いて記念講演会を開催したのである。幸い私の事務所から15分のところの会場なので、出かけてみた。 
 東京新聞特報部は、「こちら特報部」面で行った「3.11」以後の一連の報道が「福島原発事故後に国が設定した許容被曝量を疑問視し、危険を追及した」として、2012年度の日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞を受賞している。
 東京新聞特報部は、1968年3月11日、所属部員8人体制で創設され、今年で44年になる。当時は、週刊誌全盛時代で、さらにタブロイド版の夕刊フジなどが現れて、新聞ジャーナリズムに衝撃を与えた。これに呼応するかのように、東京新聞は、新聞ジャーナリズムのなかに角度を変えて、「読者が喜ぶ紙面づくり」を目指し、「2面見開き」の拡大版により、「記者クラブ」に所属していない記者を縦横無尽に取材させて、政治家や官公庁官僚、財界、業界団体などのいわゆる「権力」に拘束されない情報を満載した面白い紙面構成に努めてきた。これにより、絶大なる権力に対して、「監視機能」を果たしてきた。
 この本領を発揮したのが、「3.11」の東日本大震災、大津波によって発生した「福島第一原発大事故」に関わる東電、経済産業省、保安院、そしてすべての頂点に立つ首相官邸(菅直人首相→野田佳彦首相、枝野幸男官房長官→藤村修官房長官)から延々と垂れ流される「ウソ情報」に、東京新聞特報部は、疑問の目を向けて、検証を積み重ねつつ、真実の解明に全力を上げてきた。この裏には、これまでに営々として蓄積してきた「人脈バンク」があり、威力を発揮した。
◆稲熊均部長は1959年、群馬県生まれ、東京新聞(中日新聞東京本社)でモスクワ支局長、外報部デスク、東京ニュース担当部長などを経て、2012年3月から現職。
 稲熊均部長は、講演のなかで、以下のような示唆に富む発言をして、聴衆に感銘を与えていた。
 「記者クラブの発表には、ウソがある。ときに矛盾がある。何を隠蔽しようとしているのか、何を隠しているのかを明らかにしていく」
「記者は、権力エリートたちのミスや犯罪的行為を発見するのが役目であり、当局と戦う。夜討ち朝駆けをするのはそのためである。何かミスをしていないかと、それが公務員法違反になろうとも、内部告発者を見つけ出そうとする」
 「しかし、実態は、広報になっている。ミスを見つけにくい状況になっている。当局は新聞各社の競争原理を利用して、特ダネを提供、手柄を立てさせて、当局のスキャンダルを報道させなくして、罠に嵌める」
 「読者は、福島第一原発大事故が『レベル7』と発表されたとき、それまでの発表記事がウソだったと知ってしまった。このため報道機関は地に落ちた」
 「なぜ東京新聞は『脱原発』を貫くのか、それは読者の支持があったからだ。少数意見に耳を傾け、疑問に応えていく基本を守る」
 「(福島第一原発大事故を)風化させないために、『こちら特報部福島分室』を部内に設けて、記事を掲載し続けたいと思っている」
 講演の後の質疑応答では、多くの聴講者の方々から感想と質問が途切れることなく続いた。福島県南相馬市から埼玉県に避難してきている方の参加もあった。避難してからは、ずっと東京新聞を読み続けていると言い、涙声をこらえて切々と現在の心境を訴え、「今日は東京新聞にお礼を申し上げたくてやってきました」と語る言葉が印象的だった。また「東京新聞の記事には毎日励まされています」といった声も聞かれた。

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橋下さんが本気で脱原発に取り組まないと委員の辞表を出します

2012-09-10 19:54:34 | 言いたいことは何だ
大阪府市エネルギー戦略会議の顔ぶれは,「脱原発」に取り組む6名だ.
植田和宏氏(戦略会議座長,工学,京大教授),
古賀茂明氏,
佐藤暁氏(元GE技術者,原発コンサルタント)
河合弘之氏(脱原発運動,弁護士),長尾年恭(地震研究センター),

飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)
古賀茂明氏(最高顧問)は,経産省官僚の原発政策に「対案」を示す

 
AERAの2012年9/10号から引用開始
9月4日 古賀茂明氏が
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「大飯原発は,節電要請期間終了後ただちに停止を求める」
と緊急声明を発表した
 
 
橋下市長は,「停電になったら死者が出る恐れがあると
関電や関西経済連に言われ正直ビビりました.
だまされた,反省しています」と語った

 
飯田哲也氏がエネルギー戦略会議委員に復帰した.
(山口県知事選挙のため,委員をいったん辞めた)
飯田氏は,戦略会議に復帰するに当たり

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橋下さんが本気で脱原発に取り組まなかったら
委員を辞任する」と周囲に伝えた.
エネルギー戦略会議で決めた事を,市長が覆すことが起きたら
委員の何人かが辞表を出すという申し合わせがあったようだ

 
 
戦略会議は,9月4日の会議に関経連の代表を呼んだが,関経連は欠席した.
(関西経済連の会長は,関西電力の会長)
戦略会議座長植田和宏氏は,

イメージ 1「私たちは安全性を考えているだけです.
電気の過不足で,原発を動かすのを決めるのはおかしい.
事故が起これば,東電が倒産するほどの事態になる.
頭を冷やして考えるのが福島の教訓ではないでしょうか」と語った

 
 
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佐藤暁(さとし)氏
(元GE技術者,原発コンサルタント)
 
 
 
 
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河合弘之氏
(脱原発運動,弁護士)
 
 
 
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長尾年恭(としやす)氏
(地震研究センター長)

内部被曝から、ガンやその他の病気になるメカニズム

2012-09-10 19:47:39 | 言いたいことは何だ
 
内部被曝から
ガンやその他の病気になるメカニズム

 
 
被曝から老化し免疫力低下して症状が出るまでのメカニズム
http://d.hatena.ne.jp/kuhuusa-raiden/20111006/1317883158
 
超お勧めの記事です 

 

  http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif
管理人
 
被曝というのは、放射線がDNAや細胞膜などの生体分子を直接傷つけ
る直接要因と,放射線が水分子を分解し,その結果生じた活性酸素
生体分子を傷つける間接要因の2通りがあります。通常,後者の方が
影響が大きいと言われています。

 

 ガンやその他の様々な病気になる要因

 活性酸素要因 放射線直接要因

 
上の図式 ↑ が逆転<するのは、かなり高線量の被曝を
した場合になりますが、具体的数値までは明らかになっていません。

 
恐らく、内部被曝を心配しながら普通に生活しておられる
ほとんどの市民の方は、活性酸素要因 > と推測出来ます。

 
福島原発作業員の皆様は、<放射線直接要因となりましょうか。

 

 
━─━─━─━─━─ 以下、引用 ↓

 
 
(1) 放射線の電離作用で、体内の水からヒドロキシラジカルが発生
⇒ http://bit.ly/dQX6fF
 
 
ヒドロキシラジカルは、フリーラジカルの 中でも最も酸化力が高く、
糖質・タンパク質・脂質などあらゆる物質と反応
⇒ http://bit.ly/f5dA87
 
 
 また、
細胞膜表面の脂質も酸化され細胞膜がこわれる(ペトカウ効 果)
⇒ http://amzn.to/oxFkUj
 
 
 
毛細血管の外壁は、単層の内皮なので、外壁の細胞膜が破れれば、
毛細血管が切断される。そして、毛細血管から破綻出血。
これが、鼻血血豆青あざ とかの原因のようです。

 
低線量被曝の症状が、糖尿病ふくめ
毛細血管の発達しているところに多いも当然かなと思います。
 
 血管内の脂質が酸化されれば、動脈硬化がおきやすくなります。
ですから、心筋梗塞や脳梗塞が増えるというのも納得できました。
・・・

 
olivenews 脂質は、活性酸素(特に、ヒドロキシルラジカル)により
酸化変性され、過酸化脂質が生じる。ヒドロキシルラジカルにより、
酵素蛋白が酸化変性される。酸化された不飽和脂肪酸を含む
酸化LDLは血管内皮細胞を障害し、動脈硬化を来たしたり、
血栓を作りやすい体質にする。心筋梗塞や脳梗塞が発症する。

 


 

http://stat.ameba.jp/user_images/20120910/11/64152966/9d/cb/j/t02200129_0800047012180917962.jpg
 
 
http://stat.ameba.jp/user_images/20120910/11/64152966/46/f5/j/o0220015312180925571.jpg


 
http://www.1kampo.com/freeradical.html ~より

 
ある原子や分子から電子が一個なくなると、その物質は「酸化」された
といいます。逆に電子を一個もらうとその物質は「還元」されたといいます。

 
フリーラジカルは他の原子や分子と反応して、
相手から電子を奪い取ります。
つまり、相手の物質を酸化する力が強い分子なのです。

 
フリーラジカルの代表は活性酸素です。私たちが呼吸によって
取り込んだ酸素がエネルギーを産生する過程で
スーパーオキシド・ラジカルという活性酸素が発生します。

 
ふつうの酸素分子は16個の電子の持っていますが、
スーパーオキシド・ラジカルは17個の電子をもっており、
そのうち1個が不対電子になりフリーラジカルとなるのです。

 
スーパーオキシド・ラジカルは体内の消去酵素(スーパーオキシド・
ジスムターゼ、略してSOD)によって過酸化水素(H2O2)に変わり、
過酸化水素はカタラーゼという消去酵素によって除去されます。

 
しかし、活性酸素の一部は微量元素(鉄イオンや銅イオン)や
スーパーオキシドと反応して、ヒドロキシルラジカル(・OH)が発生します。
ヒドロキシルラジカルも一つの不対電子をもっており、
その酸化力は活性酸素のなかで最も強力で、細胞を構成する
全ての物質を手当たりしだいに酸化して障害をおこします。

 
呼吸により取り入れられた酸素の2%ほどが活性酸素になると
いわれています。白血球が有害な細菌を殺す過程でも活性酸素が
発生します。活性酸素以外に一酸化窒素も細菌を殺すために白血球や
マクロファージという貪食細胞から産生され、一酸化窒素と活性酸素が
反応して極めて強力なフリーラジカルが発生することも知られています。

 
炎症におけるフリーラジカルの生成の増加は、がん細胞の発生や老化
を促進する要因となっています。

 
さらに紫外線、排気ガス、たばこ、肉体的・精神的ストレス
化学合成医薬品、食品添加物など、私たちの身の回りの生活環境や
食事、生活習慣なども活性酸素やフリーラジカルの発生と関連しています。

 
このような体の内外から発生するフリーラジカルの害を防ぐ防御機能が
体には備わっています。活性酸素を消し去る酵素(SODやカタラーゼなど)、
尿酸やグルタチオンなどの抗酸化物質DNA修復酵素などが、
絶えずフリーラジカルや活性酸素を掃除してくれています。

━─━─━─━─━─ 以上、引用終わり
 
 
 
 http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif
管理人

 
よく、身体が酸性化したらアルカリ食品をといった間違った話が
流布されていますが、この世にアルカリ食品などというものは、
存在しませんから知っておいて下さい。
そのほとんどが、弱酸性~中性の食べ物です。

 
もし個人の身体のペ-ハ-が、少しでも酸性やアルカリに進むと
大変な事になります。 恐らく⇒重篤

本当にあるのは、酸化還元だけです。
内部被曝すると、身体の中が、いつも太陽に曝されていると
想像すれば分り易いと思います。

 
内部被曝をしないように注意する事もさることながら、
自分の身体をなるべく還元していく努力も極めて重要になります。

 

 
酸化 = プラスイオン


 
還元 = マイナスイオン

 

 
水素水や水素サプリメントが身体に良いのは、
このマイナスイオンに大きな秘密があると思います。
米国のナサも放射能対策として、この水素を高く評価しています。


 
NASAが宇宙の放射線障害予防に水素が有効とする可能性を発表
http://ameblo.jp/64152966/entry-10918455584.html
詳細については上の記事 ↑ を御覧下さい。
 
 
 
 
この水素水に関しては、私の信頼するブログ友達の方から、
驚くべき報告が入っています。
 
第四話・とても貴重なメッセージをいただきました
/チェルノブイリ奇跡の泉~より
http://ameblo.jp/64152966/entry-10913634570.html
 
 

 
点灯者 様よりのメッセージ


いつも お世話になっております
実は 三年前の初夢(毎年、初夢で重要なメッセ

ージをうけとっています)で

未来の生活を 見せていただいたのですが

そこでは ある奇跡の水が沸く場所から
街に水路が引かれており
各家庭に直接流れていくようになっていました。

その水は マイナスイオンを発生しており、
なおかつ まるで 電話や郵便のように
メッセージ伝達ができるという…

その夢をきっかけに、
これからの人類にとって
水と水素が キーワードになるのでは?
と感じて
いろいろ勉強してみたところ、
wantonさんが書いてくださっていることと
同じ結論に達しました。

しかし 現代の食品から
よい水素を取ることは非常に難しく
自然に湧き出る水素水は
まだ そう多く知られておらず
人工的に創り出した水素水は
安定性がなく

調べているうちに
サプリメントのかたちで(不本意ではありますが)
水素を採ることができるのを知りました

日本でも何社か取り扱っているようで、
そのなかで
もっとも信頼できそうな会社のものを
とりあえず実験的に
身内のものやペットに
服用させてきました

その結果、余命数ヶ月といわれた
末期がんの叔母と
白血病の叔母が
ほぼ完治してしまったのです

そしていま、
放射能汚染という
生命の危機に際し

水の力
水素の力は 無視することは
できないと 感じます



そして水に波動転写という技術も
もうかなり昔から開発されているようですし、

私自身 エネルギーヒーラーとして
16年ほど経ちますが
皆さんに ずっと無償で(本人には告げず)
自らつくった波動水を
飲んでいただいております

一瞬で 甘く柔らかく
体に浸透する水になるようで、
何でこんなに美味しいのー?
と 皆さんに言われますが

それは 本当はどなたにでもできることだと
思っていますので
愛がこもってるからよ~とだけ(笑)

ただ
水素にしても
よい波動の水にしても

その効果は
おひとりおひとりの
感受性に 左右される
ことも否めませんので

科学的根拠も提示することは
必要なのだと 思います


 

 
━─━─━─━─━─ 引用、終わり

 

 
冒頭の引用記事の中で、肉体的・精神的ストレス
活性酸素の発生に大きな関係があるとなっていますが、
事実、似たような話も他にもあります。
 
DNA研究で世界的に有名な筑波大学の村上教授の著書の中に、
過度のストレスを長期に渡って動物や人間に与え続けると
ガンと戦う免疫機能のスイッチが Off になるとあります。
そういえば、以前、ガンになりやすい職業ベスト10なんて
記事も週刊誌で見た記憶があります。
 
人間の免疫機能の最高の司令塔は、人体の胸腺から出ていると
いう事が分っていますが、年齢が高くなって来ると、その胸腺に
脂肪がたくさん詰まって、免疫機能が著しく低下してガンに
なり易いのだという報告もありました。
上の引用記事の中にある、酸化された不飽和脂肪酸 
恐らく、これで胸腺が覆い尽くされるものと考えられます。
 
 
段々と、ガンの正体が見えて来ました。
さて、次の記事では、如何にして身体と心を還元するかという
ものすごく重要なテ-マで記事にする予定です。
 
 
身体と心の還元・・・
これを実行に移して、これからの放射能の時代を
みんなと共に生き抜いていきたいね!
 
 
 
http://stat.ameba.jp/user_images/20120910/11/64152966/dc/10/j/o0450030012180930699.jpg
 
 
 
 
 元記事⇒http://ameblo.jp/64152966/entry-11350936235.html
 
 
 
 
 





<洗脳支配―日本人>丸の内をつくったのはポンド

2012-09-10 04:17:16 | 言いたいことは何だ
 
イメージ 1
 
 
 

 
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/761.html
 
苫米地英人氏の著作
『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』
より、一部抜粋Roentgenium
 
 
 
 

 
 
丸の内をつくったのはポンドである
 
 
三菱財閥の成り立ちを例にとって、話を進めてみましょう。
 
創業者の岩崎弥太郎(1835-1885)は、土佐藩の出身で、幕末の風雲児、坂本龍馬(1836-1867)と繋がりがありました。
岩崎自身は、地下(じげ)浪人の出身で、
龍馬の出身である郷士よりも更に低い身分だったとされています。
 
海援隊の経理を担当していた岩崎は、
龍馬が起こした海難事故の賠償で
7万両という賠償金を目の当りにします。
 
その価値は正確には分かりませんが、
現代の貨幣価値に換算して、およそ36億円とも言われています。
 
 
岩崎は龍馬の死後、この賠償金を元手に、
三菱財閥の前身である三菱商会を設立したと言われています。
 
 
 
岩崎弥太郎は、
政府高官の後藤象二郎(1838-1897)と盟友となり、
政商としての頭角をどんどん現していくことになるのですが、
だからと言って
1代で簡単に三菱財閥が築けるものでしょうか。
 
 
36億円という元手が事業資金として十分か否か、
ここではそれを問題にしません。
私は、もっと遥かに巨額の金が動いていたと見るからです。
 
 
東京・丸の内は、よく三菱村と称されます。
三菱地所(じしょ)が土地を所有し、
三菱グループ企業のそれぞれの本社が、
テナントとして瀟洒(しょうしゃ)なビルを構えています。
 
 
丸の内は、
東京駅と皇居のお堀端に挟まれた正真正銘の一等地です。
 
 
江戸時代には、大名の江戸藩邸が立ち並び、
南北の町奉行所や勘定奉行所などがあった場所です。
 
 
維新後、陸軍の練兵場として整地され、
それが明治23年に岩崎家に払い下げられました。
 
そこに東京駅が誘致され、
ロンドンを模して、岩崎家はここに赤レンガのビル群を建て、
それが「一丁ロンドン」と言われる街並みとなったわけです。
 
 
もちろん丸の内の買収資金は岩崎家のものだったことでしょう。
 
 
ところが、この一丁ロンドンの建設資金は、
政府調達のもので、
実はその殆んどが一丁ロンドンの名に相応しく
ポンドだったと言われています。
 
これは、どういうことでしょうか
 
 
 
 

真の「勝ち組」企業の成り立ち
 
明治政府は二度、財政破綻しています。
一度目は1881年(明治14年)、大隈重信(1838-1922)の大蔵卿の時代、二度目は1904年(明治37年)からの時期で、
 
第1次桂内閣が御前会議で
日露戦争開戦の決定を下した時代です。
 
 
 
ちなみに、
「工場払い下げ概則」が制定され、
官営工場の民間払い下げによって
財閥がはっきり形成され始めたのは、
この前年の1880年(明治13年)です。
 
 
政府が最初に財政破綻をきたした時、
三菱や三井、住友といった財閥が政府に対して
莫大な資金援助を行っています。
 
岩崎弥太郎の弟で
三菱財閥第2代総帥の岩崎弥之助(1851-1908)が
丸の内の土地を陸軍から買い取ったのも
この時期の1890年(明治23年)です。
 
 
もちろん、援助を行うに当っては、
様々な見返りの要求があって当然です。
 
丸の内に東京駅が出来たのもその為です。
 
 
政商の下には
国内に限らず、海外の資金ルートも当然あり、
そうした海外の資金提供者に対する
収益の配分も行わなければなりません。
 
 
ちなみに、丸の内の土地を購入した岩崎弥之助は、
総裁の座を弥太郎の長男・久弥(1865-1955)に譲り、
44歳の若さで第4代日銀総裁の座に就いています。
 
 
この後、三菱は財閥として急成長を続けました。
 
 
 
先に述べたように、明治維新そのものが
海外の資金によって成し遂げられたようなものですから、
そうした資金ルートが
政商達の企業活動によってむしろ整備されていた
と言っても過言ではないと思います。
 
 
政商とはそういうものですし、そうでなければ
1代で巨万の富を築くことなど出来ない相談です。
 
 
 
重工業が発展する為には、巨額の初期投資が必要ですし、
鉄鉱石といった1次産品の採掘、輸送網などを
整備する必要にも迫られます。
これが国内の資金だけで賄(まかな)えるはずはありません。
 
 
当然のことながら、海外からのファイナンスが必要になります。
 
 
これは三菱をはじめとする財閥に限ったことではありません。
明治期に創業した日本の基幹産業の大半は、
何らかの形で外国資本を利用して事業を発展させました。
 
 
そうした主要企業は、
ヨーロッパ名家の後ろ楯で
政権を握った薩長勢力の意を受け、
殆んど国策として薩長閥かそれに連なる人物が
興しているわけですから、
 
彼らにとって
 
外資の利用が極当然の成り行きだったことは
想像に難くありません。
 
 
 
 
GHQによる財閥解体を受けて、
日本経団連の前身である経営者団体連合会が発足したのは
敗戦の翌年、1946年(昭和21年)のことです。
 
 
その会員は、右記の様な明治期資本主義の流れを汲む
日本の基幹産業であり、
 
明治維新以来、薩長の「勝ち組」の下で
ビジネスを勝ち抜いてきた企業群です。
 
 
その日本経団連が
丸紅や三井物産に厚く、
ライブドアやグッドウィル・グループに冷たいとしても、
彼らにとっては極自然な振る舞いだと言えるわけです
 
 

 
 
 
 
金を合法的に持ち去られた日本
 
ところで、現代の日本で新興企業が目覚しい成長を遂げる背景には、外国資本によるファイナンスが絡んでいることがよくあります。
 
マネー経済に国境線は無くなりましたし、
株式や債券、通貨などありとあらゆる国際市場がありますから、
今では起業家にとって外国資本と手を組むことも当り前になっています。
 
 
 
ところが、一昔前、
外為法(外国為替及び外国貿易法)での円の流出、
ドルの流入を規制されていた時は、そうはいきませんでした。
 
1980年代後半のバブル経済も、そうした環境の中で生れました。
日本が円を刷りまくり、その円を当局が
市中から回収しなかった為に生じた「経済事故」
という見方も出来ます。
 
1985年(昭和10年)のプラザ合意 Plaza Accord で
G5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)が
「ドル安」に向けた協調介入を決めた為、
輸出企業を中心にした景気の悪化を心配した日本政府が、
湯水のように円を市中に供給したからです。
 
 
国境に守られ、国内に溢れた円が、
不動産や株式市場などに流れ込み、
バブルを生み出しました。
 
 
第2次世界大戦後のIMF(国際通貨基金)による国際通貨管理体制の下で育った私達には、マネーが自由に世界を駆け巡る今の時代がとても新鮮に感じられるはずです。
 
しかし、日本が
通貨の国外流出を法律で規制し始めたのは、
実はそんなに遠いことではありません。
 
 
日本では1932年(昭和7年)に、
外為法の前身となる「資本逃避防止法」が作られています。
 
その翌年には、外国為替銀行制度の導入により
「外国為替管理法」が制定されています。
 
 
その後、1936年(昭和11年)に、
大蔵省令によって貿易為替管理が始められました。
戦時体制への移行に伴い、「外国為替管理法」が改正され、規制が強められたのは1941年(昭和16年)のことです。
 
 
 
明治の頃に必要とされた貿易に使うお金の決済は、
かなり原始的だったと言えるのではないでしょうか。
 
 
1871年(明治4年)に「新貨条例」で金貨を日本の通貨としました。
それまで流通していた銀貨と金貨のどちらを統一的な通貨とするかを決めたのですが、横浜や神戸の港では海外銀貨で決済されることが多かったと記録に残っています。
 
 
諸外国の狙いの1つは、
日本の「金(純金)」を合法的に持ち去ることでもあったことでしょう。
 
1881年(明治14年)の財政破綻を機に、政府は金本位制を取り下げましたが、明治政府は金の国外流出に随分頭を悩ませたようです。
 
当時、諸外国にとって、日本は魅力ある産金国でした。
誰でも名前を知っているような欧米の名門財閥をはじめとする外国資本がその魅力に吸い寄せられ、食指を伸ばしてくるのは当然です。
 
 
時代が時代ですから、管理された為替市場などなく、国民の監視が届くような国際金融システムも存在しません。北朝鮮への送金ルートを引き合いに出すまでもなく、現代においても、ファイナンスの抜け道は幾らでもある状況です。投資収益の見返りさえ約束すれば、外資は自由に流れ込んで来たことでしょう。
 
 
明治政府は、
軍備の殆んど全てを外資から提供して貰った
と言っても過言ではありません。
 
 
もちろん、例えば外国の名門一族の誰かが訪ねて来て、直接、資金を提供したわけではなく、色々なルートで
その資金がファイナンスされたということです。
 
 
こうした資金を元に、
日本は資本主義を発達させ、近代化を成し遂げました。
 
 
先にも述べましたが、仮に薩長が天下を取っていなかったとしても、
徳川氏を中心にして同じような社会発展を辿ったことは間違いありません。もちろん、その時の資金の大半はイギリスではなく、フランスのロスチャイルド家がファイナンスすることになったことでしょうが

心も奪われるのか?洗脳支配▼日本人に富を貢がせるマインドコントロール

2012-09-10 04:08:00 | 言いたいことは何だ
 
イメージ 1
 
 
 
 
 

 
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/761.html
 
苫米地英人氏の著作
『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』
より、一部抜粋Roentgenium
 
 
 
 

 
催眠学者の知られざる戦後日本での功績
 
 
アメリカを代表する洗脳の専門家に、
アーネスト・ヒルガード Ernest Ropiequet Hilgard(1904-2001)
という人物がいます。
 
催眠学者で、スタンフォード大学教授、旧米軍と関係があったことは余り公にされていませんが、大変著名な人物です。(中略)
 
 
ヒルガード教授が没した2001年に、
スタンフォード大学 Stanford University が
彼の追悼文を発表しました。
それをたまたま読んだ私は、驚いてしまいました。
 
 
そこには、ヒルガード教授の功績の1つとして、
「戦後日本の教育の非軍事化の為」に
GHQ(連合国最高司令官総司令部)に呼ばれて
来日したと書いてあったからです。
 
催眠学者が、何故
日本の非軍事化の為に教育に
一役買わなければならなかったのでしょうか
 
私は、即座に理解しました。

 

 
 
日本人に掛けられたWGIPという洗脳
 
 
戦後占領下の日本で、GHQが「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム War Guilt Information Program(WGIP)」を徹底的に推し進め、
 
 
日本人に
戦争犯罪人として罪の心を
これでもかと刻み込んだことは、
公文書として残っている事実です。
 
『漱石とその時代 第1部~第5部』(新潮社 1970~1999年刊行)などの文芸評論で知られる慶応大学の故・江藤 淳(江頭淳夫 1932-1999)教授は、晩年、このWGIPの実態を掘り起こし、
 
占領下で行われたアメリカによる新聞検閲と、
専横としか言い様のないGHQの力による
徹底的な思想統制について、
糾弾する著作を次々に著しています
〔※『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』
(文藝春秋 1989年刊行 ※文庫版は1994年刊行)〕。
 
 
もちろん、当時の戦勝国アメリカとしてみれば、
神風特攻隊や玉砕などを見て、
日本人を徹底的に再洗脳すべきと判断したことは
理解出来ることでもあります。
 
 
とは言うものの、
WGIPのことを私が洗脳と言うのは、
例えばこういうことです。
 
 
原爆投下の理由について、新型爆弾である原爆を当初、
米国の原爆を開発した科学者達は、呉などの軍港の、
それも沖合いに投下するという説明を受けていました。
 
 
それを、当時の米国軍部は
原爆の威力を測定する意味合いで、
都市部に落とすことに変えました。
 
人体実験を目的として日本に落としたと言えます。
 
 
このことは、残された米軍の資料など、
様々な証拠から明らかになっています。
 
 
ところが日本人の多くは、
「第2次世界大戦を早く終らせる為に、
アメリカは日本に原爆を投下せざるを得なかった」
と教育され、
いまだにそう思い込んでいます。
 
実際、1945年(昭和20年)の東京大空襲など、
一連の空爆による日本全土焼き払い作戦の時から、
米軍部は日本に戦争遂行能力がないことをはっきり知っていました。
 
 
日本全土を焼き払うこと自体、既に人体実験です。
 
 
 
一般国民が無差別に死んでいく中で、
戦争の恐怖がどの様に
天皇を頂点にした国家を変えていくのか、
研究していたのだと私は見ています
 
 
そして、その次に原爆投下です。
 
 
敗戦前の少なくとも半年の間、
日本人は国ごと
一部の米国人の実験用モルモットとして、
やりたい放題に殺されたというのが
歴史の事実です。(中略)
 
 
 
しかしながら、おかしなことに、
私達には被害者としての実感が余り湧いてきません。
 
 
 
とんでもない大量殺人を実験として行われ、
同胞が見るも無残な殺され方をしたのですから、
本来ならば、筆舌に尽くしがたい悲しみと恨みを
占領軍に抱いて当然のはずです。
 
 
 
にも関わらず、
「ギブ・ミー・チョコレート」
「進駐軍、いい人」
みたいな根拠のない好感を伴いながら、
 
戦後一貫して
GHQによる日本の支配というものを
受け止めているではありませんか。
 
 
これは極めておかしな心情と言わなくてはなりません。
 
 
日本人の心に、
「戦争を起こした私達は愚かな罪人だ」
という情報の書き込みが行われたことは確かなことです
 
 
だからこそ、
GHQは新聞の徹底的な検閲を行い、
都合の悪い記事は削除して、
日本人を先ず、
洗脳に必要な「情報遮断」の状態に置いたのです
 
 
 
〔※現在の日本に置き換えれば、
例えば、「輸出戻し税」(や経団連の献金)のことなどを知らないまま
消費税増税を受け入れている人達にも共通して言えること〕。
(中略)
GHQが占領下の日本にWGIPを遂行する背後には、
もちろん本国アメリカ政府のコントロールがあったでしょう。
(中略)
もしもヒルガード教授の指導でGHQが洗脳教育を行ったとすれば、
それが新聞検閲や情報操作、
要人の洗脳程度の生易しいもので済むわけなどないのです。
 
 
 
ところで、このような視点に立つと、
いま日本で起こっている経済の問題も、
相当に根が深いことが分かります。
 
 
アメリカという世界最大の赤字国をあらん限りの力で支え、
これでもかと資金を貢ぎ続けている日本は、
今でもヒルガード教授の洗脳に
がんじがらめにされているということが出来ます