“初仕事は報道規制”
おかしいぞ!! 原子力規制委
「赤旗」排除に批判広がる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092801_02_1.html2012年9月28日(金)しんぶん赤旗電子版
「信頼回復」「透明性」を掲げながら「特定の主義主張」を理由に「しんぶん赤旗」を排除する―。
原子力規制委員会の不当な取材規制に怒りの声が広がっています。本紙26日付の第一報「原子力規制委員会が取材規制」には、
インターネットアクセスが2万1000件、
「原子力規制委員会の最初の仕事は報道“規制”だった」などといったツイッターのリツイートは2200件(27日午前)に達しました。
怒りの矛先は「規制の相手が違うだろう」などと、規制委員会の姿勢そのものに向けられています。
平川秀幸大阪大学准教授
同委員会の田中俊一委員長が「政治からの独立性」を理由に排除を正当化しようとしたことに、大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの平川秀幸准教授はツイッターで反論。
「政治的独立性というのは、何よりも、その審議過程に政治が不当に介入し、審議内容が歪曲(わいきょく)される可能性を排することを意味するはず。
記者会見での質疑が審議過程に介入し影響力を行使する行為に当たるとは考えられない」と指摘しています。
「しんぶん赤旗」は「機関紙ではあろうが、新聞の機能も果たしていて、共産党員や支持者じゃなくても有益な情報を報道しているではないか。それを『政党機関紙』と矮小化するのは、まず排除ありきで、取ってつけた屁理屈ではないか」といいます。
大島堅一立命館大学教授
「驚きをもって受けとめています」とするのは、立命館大学国際関係学部の大島堅一教授。
「都合の悪いことは隠ぺいしてきた(経済産業省原子力安全)保安院の体質をまた継承するようだ」「国民の不信もまた引き継がれてしまうだろう」
湯川れい子さん(音楽評論家)
音楽評論家の湯川れい子さんは「原子力規制委員会が、赤旗…をしめ出したって…。
自ら公平公正な判断は出来ません、致しませんとアナウンスしているようなもの」。
渡部真さん(フリーランス編集者)
フリーランス編集者の渡部真さんは本紙に「政党の機関紙だからと排除されるのはおかしい。
合理性がない。
ヨーロッパの多くの国では、政党機関紙が排除されることはない。
民主主義国家なら当然だ。
原子力規制委員会の対応は、情報公開に逆行しトンチンカンだ」とコメントしました。
《すでに、原発再稼働反対は、国民世論になっています。
それを報道する“しんぶん赤旗”を特定の立場とする、原子力規制委員会の姿勢は、自らこそ、偏った“特定の立場”に固執していることを露呈しました。
日本の資本主義が、他の資本主義国では見られない、遅れたフアシズム体制に支えられていることを如実に示しています。》
【関連記事】
●本紙(しんぶん赤旗)排除 仰天言い訳―規制委 「会見室広さに限り」―あくまで固執の姿勢
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092814_02_1.html2012年9月28日(金)
●原発 「米国の意見聞くべきだ」―原子力業界の理事長発言http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092815_02_1.html
原子力産業の業界団体、日本原子力産業協会(原産協)の服部拓也理事長は27日の報道記者との懇談で、(クリントン米国務長官ら要人)4人が、日本が原子力をやめようとしていることに懸念を示していることで、(閣議の)19日までに(方針変更が)あったのだろう」との見方を示しました。
服部氏は、東京電力の元副社長。
おかしいぞ!! 原子力規制委
「赤旗」排除に批判広がる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092801_02_1.html2012年9月28日(金)しんぶん赤旗電子版
「信頼回復」「透明性」を掲げながら「特定の主義主張」を理由に「しんぶん赤旗」を排除する―。
原子力規制委員会の不当な取材規制に怒りの声が広がっています。本紙26日付の第一報「原子力規制委員会が取材規制」には、
インターネットアクセスが2万1000件、
「原子力規制委員会の最初の仕事は報道“規制”だった」などといったツイッターのリツイートは2200件(27日午前)に達しました。
怒りの矛先は「規制の相手が違うだろう」などと、規制委員会の姿勢そのものに向けられています。
平川秀幸大阪大学准教授
同委員会の田中俊一委員長が「政治からの独立性」を理由に排除を正当化しようとしたことに、大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの平川秀幸准教授はツイッターで反論。
「政治的独立性というのは、何よりも、その審議過程に政治が不当に介入し、審議内容が歪曲(わいきょく)される可能性を排することを意味するはず。
記者会見での質疑が審議過程に介入し影響力を行使する行為に当たるとは考えられない」と指摘しています。
「しんぶん赤旗」は「機関紙ではあろうが、新聞の機能も果たしていて、共産党員や支持者じゃなくても有益な情報を報道しているではないか。それを『政党機関紙』と矮小化するのは、まず排除ありきで、取ってつけた屁理屈ではないか」といいます。
大島堅一立命館大学教授
「驚きをもって受けとめています」とするのは、立命館大学国際関係学部の大島堅一教授。
「都合の悪いことは隠ぺいしてきた(経済産業省原子力安全)保安院の体質をまた継承するようだ」「国民の不信もまた引き継がれてしまうだろう」
湯川れい子さん(音楽評論家)
音楽評論家の湯川れい子さんは「原子力規制委員会が、赤旗…をしめ出したって…。
自ら公平公正な判断は出来ません、致しませんとアナウンスしているようなもの」。
渡部真さん(フリーランス編集者)
フリーランス編集者の渡部真さんは本紙に「政党の機関紙だからと排除されるのはおかしい。
合理性がない。
ヨーロッパの多くの国では、政党機関紙が排除されることはない。
民主主義国家なら当然だ。
原子力規制委員会の対応は、情報公開に逆行しトンチンカンだ」とコメントしました。
《すでに、原発再稼働反対は、国民世論になっています。
それを報道する“しんぶん赤旗”を特定の立場とする、原子力規制委員会の姿勢は、自らこそ、偏った“特定の立場”に固執していることを露呈しました。
日本の資本主義が、他の資本主義国では見られない、遅れたフアシズム体制に支えられていることを如実に示しています。》
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●本紙(しんぶん赤旗)排除 仰天言い訳―規制委 「会見室広さに限り」―あくまで固執の姿勢
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092814_02_1.html2012年9月28日(金)
●原発 「米国の意見聞くべきだ」―原子力業界の理事長発言http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092815_02_1.html
原子力産業の業界団体、日本原子力産業協会(原産協)の服部拓也理事長は27日の報道記者との懇談で、(クリントン米国務長官ら要人)4人が、日本が原子力をやめようとしていることに懸念を示していることで、(閣議の)19日までに(方針変更が)あったのだろう」との見方を示しました。
服部氏は、東京電力の元副社長。