極めて興味深い実際に東京都の選挙で立会人を務めた方のコメント(
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=271610)が紹介されている。その中からポイントを剥き出してみた。
1.不可解な手作業による比例区開票
前回引用した内容と異なり、立会人には選挙前日に読み取り分類機のデモンストレーションが行われていたようだ。しかし、本来正確に仕訳されたはずの比例票が、仕訳後に秘密裏に最仕分けされていたというのだから、不正行為の疑いが高い。
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・3系統の2つがもう終わり掛けた頃である。もう誰もいなくなった開票台の近くに6~7人が集まってきた。
・私はトイレに行く時に、その区画を選んで作業を見ながら通過。
『比例区票』を人手で仕分けしている。『何だ!・・・今頃?』その票は、私の目にも見えたし、党名が判読出来た。
・『あれは、機械ではじかれた比例票を人手で読み仕分けをしているそうです。』
・私は『えっ?あの票は機械ではじかれる字体ではありませんよ。私にしっかり読めるものばかりでした。それにあの仕分け作業員の手の動きを見てください。一枚一枚スイスイ分けているではありませんか?』審査委員『でも機械は万能ではありませんから、読めない字がたくさんあるんでしょう?』
・前日に我ら立会人が打ち合わせに15:00に中央区役所に集まった。
一通りの説明を受けた後、票の読み取り仕分けをする機械のデモがあった。
そのスピードたるや見事であった。候補者名の漢字・平かな・カタカナの混じるものを瞬時に判読仕分けをし、100枚になると、その候補者は読み取りを中止するのである。
・このハップニング的な作業が11:30~11:50まで掛かり、我らの審査立ち会い作業は12:00から作業開始。ここから6万7千票の点検が始まり、『立会人の押印』をする仕事の開始だ。他は終わっているのにだ!?
終了は13:30頃だ。こんな我らの仕事は何の意味合いもない。何故か?
2.
この方が垣間見た投票用紙の自体が同じだと肉眼で読み取れたというのだから、同一人若しくは機械印字の可能性を疑わせるものである。ましてや消しゴムが部分的・全体に使用された形跡のある投票用紙があったとういのが事実であれば、これは開票場若しくは投票場での票の改竄あったものと考えざるを得ない。
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・それから、不可思議なことがまだあった???
100枚ずつの束が5セットずつ、つまり500枚の綴り毎に我らが見ていくのだが、『自民党』『自由民主党』の字体がものすごく似た筆跡の票が大量に重なっていたのだ。
・見た瞬間に衝撃が走った。私は目を疑った。枠の収まり具合も、自民の『自』の鉛筆の走り部分から末尾までがとても似通った字体が連綿と続くではないか!?
他党も似通った字体が多かった。が字体の乱れ具合や筆跡は微妙に違った。中には一部の時が消しゴムで消えたものや、ケシゴムで消えて空欄のものもあったが、投票所でケシゴムを使うことなどあるのだろうか?
3.監視なしの投票箱
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・空になった投票箱は蓋を開けて次々と我ら審査委員・立会人をめがけて走って通過する。次々とだ。大量にある投票箱を重たそうに持って、『見てください、空ですよ~』と踊りながらきては走り去るのだ。投票台から我々の前を過ぎて行くまで、凡そ7~80メートル位を一人一人が走るのだ。
・この投票箱は選挙当日の投票開始前に、投票所の立会人が中の『空』を確認することになっている。
・しかし後は投票が済み、投票所を出たら、この投票箱が開票所までどんな動きがあるかを監視する者は居ない。
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東京都の選管職員が「不正などできるはずがない」と言明したことを紹介したが、それは明らかな誤りである。
なぜなら開票中にポケットに票を捩じ込むシーンが鮮明に隠し撮りされた習志野市での不正選挙が存在するからである。
http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/10379758.html
この方が疑惑を持った投票用紙の改竄、摩り替えられた用紙、投票箱管理のいかがわしさ、そして比例区に代表される集計上の操作など様々な問題が選挙に現存することは間違いなさそうだ。