震災復興事業 ずさん設計横行
2016年1月2日(土) 10時56分掲載
http://lpt.c.yimg.jp/im_siggFL.fP3PdxVsoU5lBuxl5Ow---x124-y200-q90/amd/20160101-00000017-khks-000-view.jpg(写真:河北新報)(河北新報)
震災復興事業でずさん設計横行
東日本大震災の復興事業で、異なる工事への同じ図面の流用や安全面での欠陥など、不適切な設計が横行していることが31日、分かった。設計会社などがずさんな設計をしても、発注主体の被災自治体が人手不足でチェックをできず、県、国も見抜けなかった。ことしは震災から5年となるが、巨額の国家予算を投じた復興事業で、作業員の安全が脅かされた上、追加工事で無駄な費用もかかる実態が浮かび上がった。(河北新報)
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入札するのはわかるが、現場の状況を見てせ啓したのか、あるいは全国どこでも同じ問うことで設計したのかわからないが、行政側が人手不足で見抜けなかったというのはいいわけでしかない。また、設計会社に対しても瑕疵があったといえないのかな。
公共施設でも、設計重視で機能性ゼロというのが多いからな。残された者たちは、使いやすく変えようにも金がかかりすぎて変えられない状況にある。
時の権力者もまったくわからずに、ものを立てることしか頭にないから、利用者側へは「作ってやった」ということでしかないからな、過去は。