アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

3月の誕生果 索引

2009年03月31日 | 誕生果
果実の名前をクリックすると、その果実のブログ記事が表示されます。

3月の誕生果 索引
1日 三宝柑
2日 スイートオレンジ
3日 イエローマンゴー
4日 グレープフルーツ
5日 レノンメロン
6日 パイナップルオレンジ
7日 水晶文旦
8日 甘 夏
9日 セミノール
10日 ブラッドオレンジ
11日 砂糖椰子
12日 檳椰子
13日 ピタンガ
14日 ククイナット
15日 マラッカノキ
16日 福原オレンジ
17日 ヤングココナッツ
18日 清見オレンジ
19日 ベルガモット
20日 ナムナム
21日 バオバブ
22日 カクタスペア
23日 マンゴー(ヘイデン種)
24日 キワノ
25日 ランブータン
26日 グラナディーヤ
27日 弁慶柱
28日 マメイアップル
29日 ミネオラタンジェロ
30日 アボカド
31日 アテモヤ

アテモヤ

2009年03月31日 | 誕生果
きょう3月31日は、オーケストラの日 です。

2007年(平成18年)1月に、日本オーケストラ連盟 が制定。
その年の3月から実施されています。
今年で3年目ですね。

  耳に一番 = 「み(3)」「み(3)」に「一番(1)」

の語呂合わせから。

また、春休み期間中なので、
親子そろってイベントに参加しやすいことから。

ここ数年、クラシック音楽という看板に対して、
興味を持って歩み寄る人が多くなったように感じます。

子どもの頃からクラシック音楽に親しんでもらおうという、
積極的なイベント企画も増えました。

公共の(交響の)音楽というのは、
素晴らしい演奏者だけではなく、
楽しんで聴いてくれる人も必要なんです。

聴くだけならば、すぐに参加できますね。
また、聴くことが、音楽への第一歩だとも思います。

オーケストラの日にちなんで、
まずは、素敵な音楽を、聴いてみませんか?



さて、昨年4月から書いてきました「誕生果」シリーズも、
本日3月31日が最後の果実となりました。

私自身が初めて出会う果実も多く、
「へ~!」「ほーっ」「そうなんだ!」の連続でした。

基本的に、私が「知らないこと」を書いているので、
不十分な記事も多かったと思います。

それにもかかわらず、お付き合いくださり、
どうもありがとうございました。

おかげさまで、
365種類の果実をアップすることができました。

きょうは366番目の果実、アテモヤ。
では、最後の誕生果、スタートです。


■3月31日の誕生果

   アテモヤ (Atemoya)
     契り

 ・英名 : Atemoya
 ・和名 : アテモヤ
 ・分類 : バンレイシ科、 バンレイシ属
 ・原産地 : アメリカ合衆国


アテモヤ。
「森のアイスクリーム」と呼ばれる極上の南国フルーツ。

釈迦頭チェリモヤ を掛け合わせて、
フロリダで品種改良された果実。

アテモヤという名前は、
釈迦頭のブラジルでの呼び名「アテ (Ate)」と、
チェリモヤ (Cherimoya) の「モヤ (moya)」から付けられました。

甘みと程よい酸味とが調和して、芳香もあり、
食感や風味がパイナップルみたい。
台湾では「鳳梨釋迦(パイナップル釈迦頭)」と呼ばれています。

果実は、緑色で、釈迦頭に似ており、
凹凸がうろこ状になっています。

果皮は、表面全体がつながっているような感触。
(釈迦頭は剥がれやすい。)

果肉は、白くてとろ~り。
ほんとうにアイスクリームみたい♪

栽培事態がやや難しく、収穫時期が短いため、
希少価値のある高級果実。

日本では、鹿児島県のさらに南南西に位置する
徳之島で栽培されています。

食べ頃のアテモヤは、
そのままでアイスクリーム、冷凍するとシャーベットに。

タテ半分または4つに切って、そのままスプーンでどうぞ。

このアテモヤ。
実は、大きなハート型。

私からは、大きな感謝の気持ちだけ、お届けします。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月31日の誕生色 : ストロー
■3月31日の誕生花 : イチゴ、他

アボカド

2009年03月30日 | 誕生果
きょう3月30日は、
テレビアニメ 「巨人の星」 の放送が開始された日です。
1968年のことでした。

興味のある方は、ウィキペディアの
「巨人の星(アニメ)」 をご覧くださいね。

当時のご時世が、
「根性」に一目置かれていたようなところもあったのでしょう。
ハングリー精神も、かな?

現代は、スマートなスポーツ選手が増えたように思います。
恵まれた環境の下で力をつけて活躍している選手が多いかも?
そして、キーワードは、精神力の強さ。

根性も、ハングリー精神も、精神力も、
みんなメンタル面のこと。

「気合いだぁ!」もね。(^^)

実質は、気合いを入れて、根性で頑張るのかもしれません。

それでも、もっとサラッとスマートに、
鼻歌でも歌いながらこなすのも、いいよね~♪

根性も、サラッも、私からは遠いかも!?

ととと、なんのこっちゃな流れになってしまいました。
お許しを!m(_ _)m


■3月30日の誕生果

   アボカド (avocado)
     豊かな心

 ・英名 : avocado, alligator pear
 ・和名 : アボカド、ワニナシ、アバカテ
 ・分類 : クスノキ科、 ワニナシ属
 ・原産地 : 熱帯アメリカ


アボカド。
「森のバター」と呼ばれる、くだもの。

日本では、野菜として扱われていることが多いでしょうか。
でも、くだもの、なのですね。

私の手許にある図典では、
レンブやフェイジョアと同じページに掲載されています。

主観的にですが。
日本で「くだもの」と呼んでいるものには、甘みがあります。
甘みに加えて、酸味のあるものも多いです。

アボカドは、トロピカルフルーツの仲間。
でも、甘くはない。
アボカドの肉質は、確かにトロピカルっぽいのですが。

栽培化されたのは、なんと、5千年以上も前らしい。

アボカドに含まれる脂肪分は、18パーセント。
そのうち8割は、ノンコレステロールの不飽和脂肪酸なので、
高カロリーなのに健康的。

果実の形は主に、球形、卵形、洋梨形です。

大きく分けて3系統あり、
果皮の厚さや、表面のなめらかさ、など、
一口にアボカドと言っても、かなりの違いがあります。

生食やサラダのほか、和風もグッド。
お寿司のカリフォルニア・ロールや、アボカド丼など。

上手に取り入れると、ダイエット効果もありそうです。

真ん中の、あの大きなタネ。
育ててみると、観葉植物として楽しめちゃいます♪

栄養価の高い果実になるタネですもの。
水だけでも、かなり大きくなれるんです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月30日の誕生色 : パステルブルー
■3月30日の誕生花 : サクランボ、他

ミネオラタンジェロ

2009年03月29日 | 誕生果
私、ようやくデビューします。

何に・・・って?

はい、実は・・・・・・・インターネットバンキングに。

そ~なんです。
まだ、使ったことがなかったんです。(^^;

これだけ(って、どんだけ~?)パソコン使っているのに、
銀行だけは、今でもATMまで走っています。

街のATMだけでも、
不便に感じることがありませんでしたから。

ところが。

「あー、こういう場合、ネットバンキングがあればっ!」
と思う小さな出来事がありまして。

やっぱり使えるようにしておいた方がいいよね~、と思い、
書類を取り寄せて、ようやくです。

どのような使い方で、デビューしようかな?

な~んて、ちょっぴりワクワク考えていたりです。


■3月29日の誕生果

   ミネオラタンジェロ (Mineola Tangero)
     不屈の精神

 ・英名 : Mineola Tangelo
 ・和名 : ミネオラタンジェロ、ミネオラオレンジ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑低木樹
 ・原産地 : アメリカ合衆国(カリフォルニア)


ミネオラタンジェロ。
タンジェロ系ミカンの中では一番の美形。

「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシータンジェリン」
から生まれた品種です。

外観は、デコポンのように頭の部分がポコンと出ていますが、
デコポンとは異なる種類。

果実は、100~150グラムくらい。
果皮は、濃いオレンジ色。
ジューシーで、芳香があり、タネは少なめ。
豊かな甘みの中に、ほのかな酸味があります。

じょうのう(中の薄皮)は薄いので、
そのまま食べても、口の中には、ほとんど残らないので、
パクパク食べられちゃいますね。

20年ほど前、日本へやってきました。
日本では、姉妹格の セミノール の人気が高いのですが、
アメリカでは、ミネオラタンジェロが春先の一番人気です。

今の季節。
店頭で、ミネオラタンジェロを目にする機会も多くなりそう。

濃いオレンジ色というのは、なぜか、
とても美味しそうに見えますね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月29日の誕生色 : スプレーグリーン
■3月29日の誕生花 : グラジオラス (ピンク)、他

マメイアップル

2009年03月28日 | 誕生果
ここエリアでは。

小学生の男の子がキャッチボールをしたり、
野球もどきで遊んでいる姿を見ることができます。

以前から、野球で遊んでいる子はいたのですが、
最近、人数が増えました。

WBCの影響なのでしょうか?

先日の夕方。

男の子がひとりで、まるで俳優のごとく、
野球をしている姿に出会いました。

エアボールで、打球をキャッチして、どこかへ投げる
というアクションを繰り返しているのです。

それも、かなりカッコよく!

守備でも、思わず拍手したくなるようなファインプレーが、
たくさんありますものね。

その少年には、
バッターよりも印象深く焼き付いているのかもしれません。

私の視線に気付いた彼は、一瞬動きを止めましたが、
そのまま「守備」の続きをしています。

私は立ち止まることなく、少しだけエア拍手を送りました。


■3月28日の誕生果

   マメイアップル (Mammey Apple)
     遊び心、好奇心

 ・英名 : Mammey, Mammey Apple
 ・和名 : マメイリンゴ、マメイアップル
 ・分類 : オトギリソウ科、 マンメア属、 常緑高木
 ・原産地 : 西インド諸島


マメイアップル。
「カリブの女王」と呼ばれる果実。

熱帯アメリカと西インド諸島、熱帯アフリカ、マダガスカル、
それにインドからマレーシア地域にかけて、
約40種が分布しています。

木は、高さ20メートルにもなります。
樹皮からは、樹脂が採取されます。
花は、香水の原料になります。(良い香り~♪)

果肉は、茶色から黄色で多汁。
肉質は、バター状で甘みがあり、芳香もあります。

生食のほか、ジャムやゼリー、シャーベットに加工されたり、
シチューなどの料理にも利用されます。

また、蒸留された精油は、
リキュールなどお酒の香り付けにも使われるのだとか。

マメイアップルは、
「果物の女王」と呼ばれる マンゴスチン の近縁種。

オトギリソウ科には、
女王さまの風格のある果実が多いのかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月28日の誕生色 : ペールアクア
■3月28日の誕生花 : ハナエンジュ、他

弁慶柱

2009年03月27日 | 誕生果
 
ここ数日の東京地方は、
冬物の洋服がよく似合う気候です。

それにもかかわらず、
桜は少しずつ咲き始め、日ごとに景色は春色に。

春には、見事な花を咲かせてくれる桜。
秋には、豊かな紅葉を演出してくれる桜。

どのようなタイミングであろうとも、人々は、
花が咲くのを喜び、葉が色づくのを喜びます。

改めて、桜ってスゴイ存在だなぁ~って思います。


■3月27日の誕生果

   弁慶柱 (べんけいちゅう)
     陽気、忍耐

 ・英名 : Saguaro
 ・和名 : ベンケイチュウ
 ・分類 : サボテン科、 カルネギエア属
 ・原産地 : アメリカ、メキシコ


弁慶柱。
アメリカ映画の西部劇によく出てくる、世界最大のサボテン。

西部劇によく出てくる、あのカタチを想像してください。

  山
  |

こんなカタチをしていますよね。(ちょっと苦しい?)
それが、ベンケイチュウ・サボテンです。

大きいものは、高さ10メートル以上になります。
花は、黄白色で、5月~6月頃、涼しい夜に咲きます。

果実は、内部が鮮やかな赤い色で、
生食のほか、乾果に加工されたり、料理に利用されたりします。

さらに、茎の心材は、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の
テントの用材にも利用されていたそうです。

この巨大なサボテンの属名は、カルネギエア。
これは、米国の大富豪であるカーネギー (A. Carnegie) 氏の
名前を記念してつけられたのだそうです。

アメリカの砂漠地帯に生息しているベンケイチュウ。
属名には「カーネギー」で、和名には「弁慶」。
どちらも偉大な人物の名前がつけられています。

その存在感と、砂漠における役割には、
誰もが思わず一目置きたくなるのかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月27日の誕生色 : オパールグリーン
■3月27日の誕生花 : キンチャクソウ、他

グラナディーヤ

2009年03月26日 | 誕生果
わが家の場合。

花粉症のレギュラーは夫、2軍選手が息子、
そしてボール拾いが私、です。

花粉の飛散量は、そろそろ収束してきているとも思うのですが、
イキナリくしゃみ連発、ティッシュが離せない、
という状況は、突然にやってきます。

息子は、時折、無性に目がかゆくなるようなので、
帰宅時は、手洗いうがいにプラスすること、洗眼まで。

先日、私が洗眼薬を買いに行ったところ。
種類がたくさんあって迷いました。

箱を手に取り、
それぞれの商品の「違い」をさがしていたのですが…。

どの商品にも書いてあるのが、
「コンタクトレンズを はずした後に」
という一文。

以前は(って何年前?)書いてある方が少なかったのですが、
今は、軒並み書いてあるんですね。

わが家にコンタクト使用者はいません。
なので、コンタクト未使用の場合に最適なものを、
と思ったのです。

これは、私が考えてわかることではないので、
お店の人に訊いてみることにしました。

そして、お店の人の一言で、すべてが解決!

私のスゴイ勘違い~~。(*^_^*)

「コンタクトレンズを はずした後に」
そのココロは・・・

  コンタクトをつけたままでは、使わないでください
  (コンタクトをはずしてから、使ってください)

・・・だったのですね!

コンタクト使用後専用の洗眼薬だと、
思い込んでいた私デシタ。(^^;


■3月26日の誕生果

   グラナディーヤ (Granadilla)
     愛に忠実



 ・英名 : Giant Granadilla, Granadilla
 ・和名 : グラナディーヤ、大実時計草(おおみのとけいそう)、
        大長実果物時計草(おおながみくだものとけいそう)、
        ジャイアントパッション
 ・分類 : トケイソウ科、 トケイソウ属、 つる性多年草
 ・原産地 : 中央アメリカ~南アメリカ


グラナディーヤ。
おおきな、おおきな、パッションフルーツ!

トケイソウ属独特の花を咲かせる植物。
花は、1つの葉に対して1つ発生します。
下向きに開花し、直径15センチ前後で、
やや強い芳香があります。

果実は、長だ円形から卵形で、トケイソウ属中で最大の
長さ20~30センチ、重さ2キロほどになります。

果皮は、熟すと薄黄色から黄緑色になります。

食用にするのは、種子を包む半透明の仮種皮。
お味は、かなり淡白。
生食よりも、ジュースなどの加工品の方が楽しめるようです。

インドネシアやシンガポールで飲まれている
マーケサと呼ばれる清涼飲料は、
このグラナディーヤから作られています。

グラナディーヤの原産地では、
果物よりも野菜として扱われることの方が多いとか。

ただし、葉は、有毒な青酸を含んでいるため、
絶対に食べることはありません。

グラナディーヤの果実は大きくて、インパクトがありますが、
それ以上にインパクトが強いのは、花でしょう。

日本では時計に見立てている、この花ですが、
欧米では、「キリスト受難」の図に見えるのだそうです。

これについては、誕生花トケイソウ にチラッと書いてあります。

花にしても、果実にしても、名前にしても、
存在感たっぷりですね~。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月26日の誕生色 : シルバーグリーン
■3月26日の誕生花 : シュンラン、他

ランブータン

2009年03月25日 | 誕生果
きょう3月25日は、
ハンガリーの作曲家 ベラ・バルトーク のお誕生日です。

ファーストネームのベラは Bela と綴ります。
ご存じのとおり、男性ですヨ。

もう少し違った時代に生きていたならば、
もう少し違った活躍をしたかもしれない作曲家のように思います。

第二次世界大戦の最中。ナチスの影響で政情不安定になり、
母親を亡くしたバルトークはアメリカに亡命。

アメリカで、バルトークの音楽はなかなか理解されず、
辛い日々を送ることに。
また、白血病のため、体重は40キロを割るまでにも。

そんなバルトークに、作曲を依頼したのが、
ボストン交響楽団の常任指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー。

そのおかげで生まれてきたのが
「管弦楽のための協奏曲」なのだとか。

終戦の年、未完成の作品をいくつか残して、
バルトーク永眠。

死後、バルトーク作品に対する評価が高まり、
現在に至っているのですね。

また、3月25日は、
フランスの作曲家ドビュッシーの命日でもあります。
ドビュッシーが他界したのは、1918年のことでした。


■3月25日の誕生果

   ランブータン (Rambutan)
     天真爛漫

 ・英名 : Rambutan
 ・和名 : ランブータン
 ・分類 : ムクロジ科、 ランブータン属、 常緑高木
 ・原産地 : マレー西部


ランプータン。
ウニのような独特の果皮を持つトロピカルフルーツ。

ランブータンとは、マレー語で「髪の毛」という意味だそうな。
それもそのはず。
果皮の表面は、長さ3~4センチほどの肉刺で覆われており、
黄桃、淡赤、赤など、赤っぽい色をしています。

さくらんぼのように、
いくつもの果実がまとまって、枝からぶら下がっています。

花は、黄緑色。
果実は、球形や卵形などで、直径4~5センチくらいの大きさ。
果肉は、乳白色で、その中に種子が1個入っています。

ランブータンのタネには脂肪がたっぷり含まれており、
炒って食べるのだそうです。

お味は、というと。
さわやかな甘さと、ほどよい酸味。

レイシ(ライチ)やマンゴスチンとは親戚関係。
そのためか、見かけはちょっと、お味はよく似ています。

生食のほか、シロップ漬けや、ジャム、ワインなどに加工されます。

日本へは、植物防疫法の関係で冷凍果のみ。
タイから輸入がメイン?

ランブータンの見かけでビックリしないでください。
中味は、それほどクセもなく、イイやつなのですから。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月25日の誕生色 : ワインレッド
■3月25日の誕生花 : アルストロメリア、他

キワノ

2009年03月24日 | 誕生果
春先は風が強い、と思います。

風がないような日であっても、
川の近くなど、風が通り過ぎる場所というのがあります。

不思議なことに、あるところを過ぎると、
パッタリと風がなくなるのです。

周囲には、建物などは何もなくて。
ビル風とはゼンゼン違う風。

冬と春とがバトンタッチする頃に、
風が走り抜けていくかのようです。


■3月24日の誕生果

   キワノ (Kiwano)
     私を拒絶しないで

 ・英名 : horned melon
 ・和名 : キワノ、ツノニガウリ、ツノメロン
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属
 ・原産地 : アフリカ熱帯地方


キワノ。
アニメに出てくる手榴弾のような外観をしたフルーツ。
大きさも、大人の握り拳くらいです。

果実は、だ円形。
果皮は、橙黄色で、鋭いトゲ状の突起があります。
(イタイので、取り扱い注意デス。)

果肉は、鮮やかな緑色で、ぷつぷつとしたゼリー状。
生食の場合は、スプーンでタネごとすくって食べます。
(タネは、あまり気にならず、食べても大丈夫。)

少ない甘みと、かすかな酸味という、サッパリ味。
プルンとしたブドウのような食感。

サラダなどにも用いられるようですね。

キュウリと同じウリ科の植物であり、
メロンやスイカとも同じウリ科の植物。

野菜か果物か、というキワのところですが、
果物に分類されていることが多いように見受けられます。

このキワノという名前。
実は、ニュージーランドの会社の登録商標なんです。
今では、キワノで流通することの方が多いとか。

日本語の正式名称はツノニガウリですが、
キワノの方が素敵なネーミングですものね。

ニュージーランドつながりかと思いたくなるのですが、
キワノはキウイフルーツとの相性がバッチリ!

ミックスジュースにすると、
美しいヒスイ色の飲み物が出来上がり~♪

外観はゴツイのに、中味はサッパリ。
外と中の色の違いにもビックリ!?

キワノは、そんなギャップも楽しい果実だと思いませんか?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月24日の誕生色 : 江戸紫
■3月24日の誕生花 : ハナビシソウ、他