アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

セクロピア

2008年04月30日 | 誕生果
きょう4月30日は、図書館記念日 です。

1971(昭和46)年に、全国図書館大会で決定され、
翌1972(昭和47)年、日本図書館協会が実施。
「図書館法」が公布されたのだそうです。

参考サイト: 日本図書館協会

図書館。
自宅の近所にあれば、すごく便利です。

しかし、アクセスがメンドーなだけで、
足が遠のいてしまっている私…。(汗)

「本を返す」ということを、用事のメインには、
できなくなっているのだと感じています。

図書館も、少しずつ変化しているので、
次に足を運んだ時、私は、プチ浦島太郎状態かも!?


■4月30日の誕生果

   セクロピア (Cecropia)
     共生

 ・和名 : セクロピア
 ・分類 : クワ科
 ・原産地 : 中南米


セクロビア。
「アリ植物」とも呼ばれる、パイオニア植物。

パイオニア植物とは・・・

大きな樹が倒れたり、人工的に伐採が行われたりすると、
それまで枝葉等で遮断されていた太陽光が、
地面にまで届くようになります。

環境が、そのような状態になると、
いち早く発芽し、他よりも早く成長して、
その部分を埋めるような植物。

パイオニア植物の特徴のひとつが、葉が大きいということ。
葉が大きければ、自分のテリトリーを確保できますし、
太陽の光も、たくさん取り込むことができます。

アリ植物のセクロピア。

葉の付け根の部分には、茶色の色の中に白い粒々。
この粒々にはグリコーゲンが豊富に含まれているそうです。

そして、この部分は「フード・ボディー」と呼ばれ、
アステカアリの食料になるのだとか。

セクロピアの茎の中は、竹のように空洞なので、
そこにアリが住み込むことができるのですね。

セクロピアから食料をもらい、そこを住処にもしている
アステカアリ。

また、アステカアリも、セクロピアで生活しながら、
他の昆虫などから、セクロピアを守っているのだとか。

野鳥たちも、セクロピアの果実をお目当てに、
やってくるそうです。

また、セクロピアの葉は、ナマケモノの大好物だそうです。

パイオニア植物としての生命力を持ち、落ち着いてからは、
アステカアリや、鳥、ナマケモノなどと
上手に共生しているセクロピア。

人間の食用には?

私の手許にある、果物事典や食材図典では、
わからず終いでした。

そのため、ウェブでいろいろ検索してみたのですが、
見つけることが、できませんでした。m(_ _)m

どなたか、ご存じでしたら、おしえてください。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月30日の誕生色 : アジュールブルー
■4月30日の誕生花 : キングサリ、他

プリンスメロン

2008年04月29日 | 誕生果
きょう4月29日は、昭和の日 です。

激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来を思う国民の祝日
とされています。

昭和の時代には、天皇誕生日でした。
つまり、昭和天皇のお誕生日です。

時代の流れと共に、祝祭日の在り方も、
随分と変化してきているように思います。

祝祭日が、単なる休日と捉えられてしまうことには、
少々寂しさを感じることがあったりします。

ところで、ゴールデンウィークという言葉は、
いつ頃、使われ始めたのでしょうか?


■4月29日の誕生果

   プリンスメロン
     平和、豊

 ・和名 : プリンスメロン(プリンス型メロン)
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属、 つる性一年生草本
 ・原産地 : (日本)


プリンスメロン。
メロンを大衆のものにした革命児。

日本のマクワウリと、南欧のキャンタロープの、
一代雑種として育成され、発表されたのだそうです。

プリンスメロンの登場は、1962(昭和37)年。

初めての大衆的なメロンであり、
それまでのマクワウリにはない高級感もあり、大人気。

そして、プリンスメロンの栽培は、
たちまち全国規模になっていったのだとか。

一時は、メロンのシェアの50%ほどを、
占めていたらしい。

現在では、メロンの世界も、にぎやかになりました。
何種類ものメロンが、店頭に並びます。

そのような中でも、季節の一番最初に登場するのは、
プリンスメロン、というイメージが私にはあります。

スーパーの入り口付近に置かれた、
たくさんのプリンスメロン。

独特の甘い香りが、
メロンの季節の到来を、告げてくれるようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月29日の誕生色 : 薄浅葱
■4月29日の誕生花 : ツバキ、他

水浅葱

2008年04月29日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

水浅葱 (みずあさぎ) です。

浅葱は、藍染の明るい色。
それに「水」がついた、この色は?

この水浅葱という色。
浅葱水色 とか 水色浅葱 とも呼ばれています。

つまり、この色は、水色のような、浅葱色のような、
その中間に位置する色なのですね。

また、浅葱色は、青と緑のほぼ中間の色。

水色は、透明な澄んだ水に、光が反射して見える
美しい色。

その2つの色の、さらに中間のような色が、
この水浅葱。

まるで、人の手による技術と、自然の水とを
織り成して出来た色のようです。

エッグフルーツ

2008年04月28日 | 誕生果
ガソリンスタンドが、
どこも、車のなが~~~~~い行列!

3月下旬は、皆で4月になるのを待っていた。
今は、4月中に可能な限り、と。


■4月28日の誕生果

   エッグフルーツ
      戸惑い、困惑

 ・和名 : カニステル、 クダモノタマゴ
 ・分類 : アカテツ科、 常緑小低木
 ・原産地 : 熱帯アメリカ


エッグフルーツ。
果肉が、ゆでたまごの黄身にそっくりな果実。
サポジラの近縁種。

見た目だけでなく、食感も、ゆでたまごの黄身?
お味は、カボチャやお芋のホクホクした感じとか。

果実全体の外見は、果物の柿に似ているかも?
柿の甲州百目や愛宕のように、
果実の中央がやや尖った形で、厚みがあります。

熱帯アメリカの他、アジアでは、
フィリピン、インドネシア、スリランカ
あたりで、栽培されているのですね。

日本では、沖縄で栽培されており、
早いものは、3月下旬頃から出回っているようです。

生食の他、アイスクリームのトッピングにしても、
美味しそう♪

外見が柿で、中身がゆでたまごの黄身。
食べた直後は、何か飲みたくなるのだそうです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月28日の誕生色 : ターコイズグリーン
■4月28日の誕生花 : ムスカリ、他

テンプレートの編集 (70)

2008年04月28日 | テンプレート
 
ゴールデンウィークです。

期間中は・・・
  ずっとお仕事?
  カレンダー通り?
  準カレンダー通り?
  11連休?
  それとも?

連休終盤には、端午の節句もありますね。

こちらも、端午の節句にちなんで、
菖蒲がメインのテンプレートにしてみました。

昨日、柏餅を食べました。
私は、みそあんが一番好きなんです♪
ところで、みそあんは、関東だけ?

今年は、あと何回、あといくつ、
食べられるでしょうか。

マレーフトモモ

2008年04月27日 | 誕生果
猫に関する本を読んでいたら・・・

清少納言は『枕草子』のなかで、
「猫は、背中だけ黒くて、
 腹の部分がたいそう白いのがよい」
と記しています。


という一文がありました。

えぇ~!?
枕草子の中に、そんな記述があったのね~。

白地に黒いブチの猫。

世界の中でも、日本は、
ブチ猫がダントツに多い国らしい。


■4月27日の誕生果

   マレーフトモモ
     純粋、潔白、無難



 ・和名 : マレーフトモモ
 ・分類 : フトモモ科、 フトモモ属、 常緑の小~中高木
 ・原産地 : マレーシア


マレーフトモモ。
美しい深紅色の花を咲かせ、香気の高い果実。

果実は、甘味や酸味が少なく、香りが良い。
そのため、生食よりも、ジャムやゼリーにされたり、
香りつけに使われたりしているようです。

観賞用としての人気も高い、マレーフトモモ。
華のある果実なのかもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月27日の誕生色 : エネラルドグリーン
■4月27日の誕生花 : スイレン、他

譜面の上を歩く

2008年04月27日 | ピアノ全般
ブラームス作曲。
「6つの小品」より、間奏曲、イ長調。
作品118-2。

今現在、私が練習している曲です。

私にとっては・・・
技術的に難しく、内容も複雑です。

トリオ(反復記号がついている中間)部分以降には、
私自身の内部まで届くような、えぐられるような、
そんな感触を覚えています。

ドキュメンタリーを見て、感動したときのような、
そんな感覚に、似ているかもしれません。

五線にちりばめられた音符も、複雑になるので、
私にとっては、かなりの難関かもしれません。

全体的には、時空の壮大さも感じられるような…。

この曲を練習していると、
1~2時間が、アッという間です。

譜面の上を歩き、鍵盤の上をウロウロする旅は、
まだまだ続きます。

ゾウノリンゴ

2008年04月26日 | 誕生果
久しぶりに、ビールを飲みました♪

それも、さらに久しぶりのドライ系を。

思っていたより、ずっと、
スッキリ飲めちゃいました~~☆


■4月26日の誕生果

   ゾウノリンゴ
     陽気、根性、純潔

 ・英名 : elephant apple
 ・和名 : ゾウノリンゴ
 ・分類 : ミカン科、 高木
 ・原産地 : スリランカ、インドネシア


ゾウノリンゴ。
リンゴという名前ですが、ミカンの仲間。

野生の象が、この果実を好んで食べるところから、
この名前が付けられたのだそうです。

果皮は、とても堅いらしい。
果実の径は10センチくらいで、重さは4キロくらい。
色は灰色?

柑橘系ですが、外見も中身も、
ミカンの仲間とは思えないような果実なのですね。

その上、独特の臭気を放つとか。

果皮が堅いため、砥石代わりに使われたりもするそうです。

また、果実の殻や木は、各種細工物に加工され、
土産物としても出回っているみたいですね。

ゾウノリンゴは、ゾウのタマゴならぬ、
恐鳥(モア)のタマゴの化石に、似ているらしい。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月26日の誕生色 : ディープピーグリーン
■4月26日の誕生花 : ミズタガラシ、他

バナナ (カーベンディッシュ)

2008年04月25日 | 誕生果
朝採れたばかりの、みずみずしいカブ。
さて、どうしましょうか?

浅漬け。。。お味噌汁。。。クリーム煮。。。?

今回、カブは、ポトフになりました。
スープをたっぷり含んで、今にもとろけそう~。


■4月25日の誕生果

   バナナ (カーベンディッシュ) (cavendish)
     魅惑的、人を喜ばせる

 ・和名 : バナナ
 ・分類 : バショウ科、 バショウ属
 ・原産地 : 東南アジア


カーベンディッシュ。
バナナの一種。

カーベンディッシュ種は、
生産性もあり、品質も良いので、
広く栽培されているのだそうです。

フィリピンで多く栽培されている
ジャイアント・カーベンディッシュは、
輸出用で、そのほとんどが日本向けだとか。

スーパーなどに並べられているバナナの多くは、
カーベンディッシュ種のような気もします。

その中でも、やや大きめのバナナが、
ジャイアント・カーベンディッシュ
という種類かもしれません。

バナナは、植物防疫法により、
輸入できるのは、未熟果のみ。

日本に到着したバナナは、室(むろ)に入れられて、
追熟され、ある程度黄色くなったところで、
ようやく市場に出回るのですね。

やや古いのですが、2003年3月現在。
日本でのバナナの利用は、年間100万トン近く!

そのまま食べるだけでなく、ソテーやフリッターにしたり、
ケーキやアイスクリームに混ぜ込んだり・・・。

手軽さと、便利さ、そして栄養価の高さ。
バナナは、かなりの優等生。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■4月25日の誕生色 : エルブ
■4月25日の誕生花 : バイモ、他

2008年04月25日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

(みどり) です。

緑という色名。
もともとは、「みづ」+「(ど)り」、なのだとか。
(語根が「みど」)

「みづ」は、「瑞々しい」の「みづ」らしい。

瑞々しい・・・
光沢があって若々しい。新鮮で美しい。

瑞々しさを意味する緑が使われている語としては、
「緑児(嬰児)」や「緑の黒髪」などがあります。

また、古くから、グリーン系の緑色であっても、
その呼び名には、「青」も多く使われていました。

たとえば、「青葉」。
青葉と聞いて、ブルーの葉を思い浮かべる日本人は、
ほとんどいないでしょう。

緑色であるものが、緑と呼ばれなくても、
そのものが緑色であることを、知っているんですね。

虹の、ちょうど真ん中に位置する、緑。
バランスや調和、自然の象徴でもある、緑。

安心感の中に、未来を感じさせてくれるような。

緑は、生命にとって、
とても基本的な色なのかもしれません。