アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

枯葉色

2007年11月30日 | 誕生色
今日11月30日は、鏡の日 です。
「いい(11)ミラー(30)」の語呂合せからなのですね。

「鏡を大切にすることで、健康で美しい生活を目指す日」
とされています。

自分では見ることのできない自分の姿を、
鏡で見ることができます。

鏡の中の自分を直視できれば、マル。

そして、鏡の中の自分自身に向かって、
にっこり笑うことができれば、ハナマルですね。


■11月30日の誕生色 

   枯葉色 (かれはいろ)
     信念、基礎、信頼、自制

 確固たる信念の持ち主でしょう。
 基礎をしっかりと持ち、判断力もあるので、
 多少のことには惑わされないと思います。
 そのため、人からの信頼も厚いのでしょうね。

 枯葉色。
 多分、朽葉色 (くちばいろ)と、同じ色なのだと思います。
 枯れた葉の色、朽ちた葉の色。

 秋になると、多くの種類の木々から、葉が落ちます。
 特に紅葉の落ち葉は、最後まで楽しみの対象でもありますね。

 紅葉の落ち葉は、その色合いによって、
 赤朽葉、黄朽葉、青朽葉と、細かく表現されることもあります。
 ちなみに青朽葉は、緑の色合いが残っている葉のこと。

 そして、茶色っぽくなった落ち葉の色が朽葉色で、
 枯葉の代表格なのですね。

 実際の朽葉にはさまざまな色があることから、
 朽葉48色 などとも言われるようです。

 枯葉で、すぐ思い浮かぶのは、シャンソンの「枯葉」。
 何人もの歌手が歌っているので、ご存じの方も多いはず。
 (私は、中学の音楽の時間に歌ったのが最初でした。)

 今日の ぴあのピア は、フランシス・プーランク。

 彼の作品「15の即興曲」の最後の曲、第15番は、
 シャンソンの枯葉をモチーフにした
 「エディット・ピアフを讃えて」というもの。

 フランス風無言歌とでも言いたくなるような曲です。

 枯葉というのは、日本だけでなく、西洋においても、
 もののあわれを感じさせるのかもしれません。

■11月30日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ユーチャリス 清らかな心
枯葉 新春を待つ
アシ 音楽
ノボタン 公平
ハナカタバミ 決してあなたを捨てない
ワビスケ 控えめ
パフィオペディルム 気まぐれ

テンプレートの編集 (57)

2007年11月30日 | テンプレート
 
いよいよ明日から、12番目の月になります。

慌ただしいことも多いでしょうけれど、
楽しいことも、たくさんありますね。

今年は秋まで気温が高めだったためか、
東京地方の紅葉は、約1週間遅れなのだそうです。

例年ならば、勤労感謝の日あたりが最高になるところも、
今年は、この週末もまだ見頃のようです。

有名なスポットへお出かけしなくても、
素晴らしい景色は、結構身近にあったりもします。

あなただけの絶景を、見つけるのもステキですね。

ブリックレッド

2007年11月29日 | 誕生色
まるでキャンパス地に覆われたような空に、
赤や橙、黄色、茶色などの絵の具で色をつけたような、
そんな、一面色とりどりの風景。

あまりの綺麗さに言葉も出ず、
ただただ、ため息ばかり……。

晴れ渡った青空を背景にした紅葉は、大変素晴らしい!
そしてまた、曇り空のそれも、いとをかし。


■11月29日の誕生色 

   ブリックレッド (brick red)
     自信、集中力、自力、慎重

 何事も自力で成し遂げようとしそうです。
 そのための集中力は、他の人が真似できないくらい。
 しかし、冒険はしないのでしょう。
 また、そのようにした頑張りの蓄積が、
 自信へと繋がっていくのでしょうね。

 ブリックレッド。
 赤煉瓦の色。

 10月8日の誕生色に、煉瓦色 があります。
 日本語では、ブリックレッドとほぼ同じ色です。

 この季節に、赤煉瓦という言葉を目にすると、
 サンタクロースをイメージしたくなります。

 西洋風の建物には、煉瓦造りの暖炉と煙突。
 屋根の上には、トナカイのソリで乗り付けたサンタクロース。

 サンタクロースが、煤で汚れてしまわないように、
 クリスマスの前には煙突掃除をするのだとか?

 実は、ブリックレッドの色の特定は、少々難しいのです。
 幅を持った色なのでしょうね。

 煉瓦は、粘土に砂を混ぜて、ねり固めたものですから、
 その土や砂の色に左右されて、多少の違いが出てくるのは
 至極当然のことですね。

 ビシッとほぼ同じ色目の煉瓦だけを積み上げた建造物もあれば、
 若干の色の濃淡などがあるのを承知の上で、
 それを楽しむかのようにしている建造物もあります。

 ブリックレッド。
 イメージとしては、このような色。

 イメージから外れさえしなければ、それらは皆、
 ブリックレッドという色として認められるのです。

■11月29日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ベゴニア (白) 親切
ベゴニア 片思い
ガマズミ 愛は死よりも強し
チャ 追憶
ノボロギク 一致
バッカリス 開拓
フユサンゴ 神秘的
マジョラム 恥じらい
イチョウ 長寿
ノバラ 素朴なかわいらしさ
ホトトギス 永遠にあなたのもの

里の秋

2007年11月29日 | 雑記
昨日はお華でした。

しばらく、先生のご都合でお稽古がお休みでしたが、
今回と12月は、普通にお稽古できそうです。

花材は・・
  ツルウメモドキ (とても個性的な枝っぷり)
  キク (スタンダードな白)
  フェニックス (花束にもよく使われます)
でした。

今回使用したフェニックスは、ビルマ原産とのことなので、
シンノウ椰子 だと思います。
もうひとつ、カナリア諸島原産の カナリー椰子 もあるのですね。

久しぶりのお稽古。
今回は珍しく、テーマが設定されました。
(いつもは、個人的に考えます。)

テーマは、里の秋。

11月下旬。
ここ数日の気候は、すっかり冬ですが、景色はまだ秋。

里の秋。
何にポイントを置くか?
花材を、どう生かすか?

ツルウメモドキは、本当に個性的。
それぞれの枝を生かして、構図を考えるのに苦労しました。
ツルウメモドキの配置が決まれば、八割方はOKだと思います。

葉がしっかりついているキク。
キクの背後にあるツルウメモドキの実を見せたいと思い、
一部分、キクの葉を落としました。

フェニックスをどう使おうかと考えて・・・
・・・1枚の葉を「床屋さん」して、小さめの葉にリフォーム。
キクの葉がなくなることを想定して、1枚だけ入れました。

もともと、私の作品はシンプルな線になることが多いのですが、
今回は、いつもに輪をかけてシンプルだったかも。。
もうこれ以上、何も落としたり抜いたりできません状態。

花材にも大きく左右されますが、
皆にびっくりされちゃうくらい、シンプルに仕上がりました。

冬が、もう目の前まで来ている、里の秋。

サンタン

2007年11月28日 | 誕生色
曇り空。

あの雲は、どのくらいの高さなのだろう?

空を飛んでいる、たくさんの鳥たち。

鳥は、雲間をも通り抜け、飛んでいる。

雲は、バリアではないからね。


■11月28日の誕生色 

   サンタン (suntan)
     現実主義、実践、懐疑、慎重

 現実主義で実践的なのでしょうね。
 聞いたことは、そのまま鵜呑みにせず、
 自分で確認して、はじめて合点がいくようです。
 あるところ、石橋を叩いて渡るタイプかも?

 サンタン。
 充分に日焼けした肌のような色。

 サンタンとは、ほどよい日焼けのこと。

 夏場の海やプールなどで、サンタンオイルを全身にぬり、
 きれいに日焼けしている人、おりますね。

 小麦色の肌。。。褐色の肌。。。等々、
 表現はいろいろありますが、
 サンタンというと、そのものズバリの印象です。

 サンタンという言葉には、感情や感想は含まれておらず、
 その状況をシンプルに表現しているように思われます。

 サンタンは、夏のイメージですね。
 きらめく太陽の光の存在を、感じることができます。

 これから冬の季節。
 スキー等のウインタースポーツで、今度は雪焼け?

■11月28日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
サンダーソニア 共感
エゾギク / アスター 信じる心
オンシジウム 可憐
ツルバギア 残り香
ヘリコニア 風変わりな人
キチジョウソウ 吉事
キルタンサス 恥ずかしがりや
アザレア 愛の楽しみ

発表会こぼれ話

2007年11月28日 | ピアノ全般
先日のピアノの発表会。
今振り返ってみても、とても楽しかったです♪

思いがけず、個人的に、嬉しいお話を伺うこともできました。

私が弾いた曲のひとつ、ブラームスのワルツ4番。
その曲を、特別な気持ちで聴いてくださった方がおられたのです。

その方が学生だった頃。
レンタルCDで聴いたブラームスのワルツ16曲。
その中に、とても気に入った短調の曲があったのだとか。

プログラムを見て、そのことを思い出したのだとか。
そして、その曲は、ワルツ4番のようなのです。

そんな風に、私の演奏を楽しみに待ち、
聴いてくださったのかと思うと、
何とも言えない気持ちになりました。

音楽って、とっても素敵。

膚 色

2007年11月27日 | 誕生色
一面シルバーグレイの雲に覆われた空。
冬の色。

時折、雲のフィルターを通って、
薄い光が静かに降りてくる。

ほのかな輝きは、
熱い太陽光に勝るとも劣らない……。


■11月27日の誕生色 

   膚色 (はだいろ)
     自活力、現実主義、正直、理論的

 地に足がしっかりとついており、堅実な印象を受けます。
 現実主義で自活力があるのは、頼もしいですね。
 そして、とても理論的な上に、とても正直な人。

 膚色。
 文字通り、皮膚の色。
 でも、実際の皮膚の色は、とても一色では表しきれませんね。
 この膚色は、「理想のはだいろ」とでも言うべき色なのでしょう。

 近年、人種差別を考慮して、「はだいろ」という言葉を使用せず、
 他の言葉に置き換えているケースも少なくありません。

 身近なものでは、クレヨンや色えんぴつの類。
 「ペールオレンジ」や「うすだいだい」と書かれているものは、
 以前「はだいろ」と呼ばれていた色のはず。

 ずっと「はだいろ」で育ってきた世代にとっては、
 ちょっぴり、いえ、かなりの違和感を覚えそうです。

 「はだいろ」は、その昔 宍色 (ししいろ)と呼ばれており、
 肉の色を指す色名だったようです。

 それが「はだいろ」と呼ばれるようになったのは、
 明治時代という説が有力ですが、断言はできないようです。

 それぞれの肌の色は違っていても、
 皆が思い描く理想のイメージは、ほぼ同じなのですね。

■11月27日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ヌルデ 信仰
キク (赤) 愛しています
スキヌス 神がかり
ハボタン 祝福
リュウノヒゲ 不変の心
ツワブキ 愛よよみがえれ
デンファレ 二人はお似合い
ノゲイトウ 気取り
アゼトウナ 変わらぬ愛
サザンカ 理想の恋
ルピナス あなたは私の安らぎ

ペールアプリコット

2007年11月26日 | 誕生色
(午後4時半頃の空)


日没間近。

空には、雲がたくさんで、でも暗くはなくて、
ちょっと面白かったので、写真に撮ってみました。

実際に見た空と、写真の空とでは、
やや(かなり?)ギャップがあるのですが…。(汗)

何羽かの鳥が、美しい流線型を描きながら、
ものすごい速さで飛んでいました。

写真の中にも、鳥が数羽写っているのですが、
この大きさでは、小さな黒い点以下ですネ。。(苦笑)

うろこ雲と呼ぶには、やや形がぼやけた雲。

うろこ雲は、秋の空を代表する雲ですが、
冬の空でも見られるそうです。
むしろ、冬の空の方がキレイに見えるのだとか。

うろこ雲は、地上10kmくらいのところの雲なのですね。
似たような形でも、地上5kmくらいのところの雲は、
高積雲、通称ひつじ雲で、うろこ雲よりも大きめです。

うろこ雲は、いわし雲やさば雲とも呼ばれ、
正式には、巻積雲(けんせきうん)ですね。
低気圧が近づく前に見られるようです。

東京地方のお天気は、何とな~く下り坂かも?


■11月26日の誕生色 

   ペールアプリコット (pale apricot)
     温かさ、中立、芸術、順応

 芸術的センスの持ち主で、温厚なお人柄なのでしょう。
 できるだけ中立の立場を取るのかもしれません。
 対立を好まないのでしょうね。
 どのような場面にも順応できそうです。

 ペールアプリコット。
 淡いアプリコット(杏)の色。

 杏は、中国原産の植物で、
 別名をカラモモ(唐桃)と言います。

 満開の杏の花は、それはもう見事です。

 花はピンク色ですが、実はオレンジ系の杏色。
 初夏の頃に、杏の実がなります。

 冬からの太陽光を少しずつ温めてきた、やわらかな色。
 これから訪れる強い夏の日差しにもとけ込めるような・・
 ペールアプリコットは、そんな色なのかもしれません。

 なお、6月15日の誕生色に、ライトアプリコット があります。

■11月26日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ノコギリソウ 戦い
シャコバサボテン 冒険心
シルフィウム 手引き
ホタルブクロ 正義
ラケナリア 持続する愛
アイビーゼラニウム 真実の愛情
グラジオラス 用意周到
ペチュニア 心が和らぐ
サフラン 喜びあふれる笑顔
マネッティア たくさん話しましょう
カラー 乙女の清らかさ

ピアノコンサート

2007年11月26日 | ピアノ全般
昨日は、ピアノの発表会でした。

服装は、迷った末、上下黒で、スカートはロング。
髪の毛は、横で1本の三つ編みにして、髪飾りをつけました。

5歳から小学5年生までの子どもたちの、
とっても素敵な演奏の数々の後、
大人のトップバッターが私でした。

まず、メンデルスゾーン『無言歌集』より「ヴェニスの舟歌 Op.30-6」

当日リハーサルで、心配な部分があり、
直前まで何回か、楽譜をチラチラ見ていました。

頭の中で、自分でテンポを決めて、数えてから、
鍵盤に手を近づけて・・・

出だしの左手、最初の右手の2音は、
ほぼ思った通りに弾けました。

ソフトペダルの踏み込みが甘かったためか、
最初に踏んだとき、上手くシフトしなかったので、
その時点で、使うのをやめることにしました。

レガートになるようにと、心の中で歌っていたことは
記憶しています。

弱く弾こうとして出なかった音はあるものの、支障はなく、
トリルも含め、一通りきちんと弾くことができました。
(と、思います。)

ここで、ちょっとホッとしてしまいました。
(反省!)

そして次は、ブラームスのワルツ4曲。
『16のワルツ 』(Op.39)より1,3,4,15番。

まず、1番から。
私の手には馴染んでくれないのではないかと、
ずっと思えていた、この曲。

少し前から、自分でも大丈夫だと思えるくらい、
しっくりと手に馴染んでくれていて、迷いもなく、
リズミカルに弾くことができました。

ミスタッチがなかったわけではありませんが、
自分でも気にならない程度でした。

少し間をおいて、静かに3番を弾き始め……。

勢いのある曲の次に、静かな曲を弾く場合、
私にとっては、切り替えが、かなり大変です。

気持ち的には、1番の勢いがやや残った感じで
3番を弾いていたような気がします。
(よく覚えていない。。汗)

3番と4番の間は空けずに、1-2-3のリズムで
静かに3番を終わらせて、4番の最初の音をしっかり出して…。

4番を弾いていて、途中、いつもよりもかなり速いことに気づき、
どうしようかと思ってしまいました。

自転車で坂道を下っていて、自分が思っていたよりも
スピードが出過ぎて、一瞬ヒヤリとするような感じに似ている?

自転車ならば、ブレーキでどうにか加減しますが、
音楽は、そうはいきません。

とにかく同じテンポで走り切らなくてはならないと思い、
必死で弾いていたと思います。

そこで、気持ちの余裕が、全くなくなってしまいました。

そして、4番→15番は、激→穏なので、
気持ちの切り替えが大切なのですが、またまた不十分。

最後は、気持ちと手が、ちぐはぐだったと思います。

メンデルスゾーンは、自分的にはマルでした。
ブラームスには、悔いが残ります。

この5曲は、これからも、ずっと弾いていきます。
特に、ブラームスのワルツ4番は、これからも頑張って、
余裕を持って弾けるようにしたいと思っています。



今回、このような機会を与えてくださり、
ご指導くださった先生には、心から感謝しています。
本当に、どうもありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。