アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

1月の誕生石 索引

2010年01月31日 | 誕生石
石の名前をクリックすると、
    その石のブログ記事が表示されます。

 1月
1日 ダンブライト
2日 ランスケープ・アゲート
3日 トパゾライト・ガーネット
4日 クリソコーラ原石
5日 ジルコン
6日 スター・ガーネット
7日 アンモライト
8日 グリーン・トルマリン
9日 グロッシュラーライト・ガーネット
10日 ゴールド
11日 ヘマタイト原石
12日 ゴールド・ストーン
13日 ロードナイト原石
14日 ライスパール
15日 インド・スター・ルビー
16日 ブルー・ムーンストーン
17日 アンバー(不透明)
18日 ロゼライト・ガーネット
19日 ビクスバイト
20日 スノーフレーク・オブシディアン
21日 ピーコックカラー・オパール
22日 スター・ベリル
23日 アレキタイプ・ガーネット
24日 ミルキー・クォーツ
25日 サードオニキス(サードニクス)
26日 パイロープ・ガーネット
27日 アルマンディン・ガーネット
28日 ピンク・トパーズ
29日 クリア・クォーツ
30日 ミーアシャム
31日 アレキサンドライト


アレキサンドライト

2010年01月31日 | 誕生石
きょう1月31日は 晦日正月 (みそかしょうがつ)ですね。
「晦日節(みそかぜち)」ともいいます。

1月が、過ぎていく……。

終わってみると、早かったように感じるけれど、
思い返してみると、結構、いろいろ、ありました。

目前のことだけでなく、
未来に向けて、思いをはせることも、ありました。

まだ本格的に動き出していないことは、
正月が終わった明日から、スタートしましょう。

暖冬かもしれませんが、
まだまだ寒い日が続きます。

寒い冬の間、木や土の表面は、殺風景。

でも、実際は、土の中や木の中で、
春を迎える準備が、着々と進められています。

準備しているからこそ、
春に、芽を出すことができるんですね。

冬があるから春があるのだと、
あらためて思ったりもしています。


この石が、再び地中から顔を出すことは、
あるのでしょうか?


■1月31日の誕生石

   アレキサンドライト (alexandrite)
     満ち足りた愛情

 ・英 名alexandrite
 ・和 名アレキサンドル石、金緑石(きんりょくせき)
 ・モース硬度8.5
 ・産 地ロシア、ブラジル、スリランカなど

アレキサンドライト。
最も人気がある宝石鉱物のひとつ。

クリソベリル(金緑石)の変種で、
さらに酸化クロムを含有しています。

アレキサンドライトは、太陽光の下では緑色に、
白熱灯の下では赤紫色になります。

色が変化する様子を、見るだけでも楽しそうですが、
アレキサンドライト本来の美しさは、昼間の緑色かも。


1830年にロシアのウラル地方で発見された日が、
後にアレキサンドル2世となる皇子の誕生日だったことから、
アレキサンドライトと名付けられました。

産出量が少ないため、希少価値があります。


最高品質のアレキサンドライトを産出していた
ロシア・ウラル山脈。

ここの宝石級の資源は、
20世紀初めには枯渇してしまったのだとか。

ほかの産地でも、産出は激減しているみたいですね。

何種類もの多様な宝石に混じって、
アレクサンドライトが、ごくまれに見つかるのだそうです。


次の準備ができる前に、
ほぼ採り尽くされてしまったアレキサンドライト。

そのことが、アレキサンドライトの価値を、
さらに高めているのですね。


★パワーストーン効果★
2つ以上のことを並行して行う才能を引き出します。
また、自分自身を含め、どんな人に対しても、
愛情を持って接することができる、精神的なゆとりも生まれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月31日の誕生花 : ハナサフラン (黄)、他
■1月31日の誕生色 : 若芽色
■1月31日の誕生果 : 

ブルームーン

2010年01月31日 | 季節の風景
2010年1月30日 午後11時44分 撮影


昨夜、ここから見えたブルームーン。

1カ月のカレンダー1枚の内に、満月が2回あり、
その2回目の満月が「ブルームーン」と呼ばれているんですね。

ブルームーンについては、
昨日の誕生石「ミーアシャム」の前半にも少し書いたので、
興味のあるかたは、ご覧くださいませ。


月の左側に火星が見えるハズだったのですが、
雲が多かったためか、月の左側に、星は見えませんでした。

そのかわり、
大きな大きな「月の暈(かさ)」を見ることができました!

直径が月の何倍もある、大きな光の輪。
お見せすることができなくて、残念です。

こういう大気光学現象(気象光学現象)に遭遇すると、
もう単純に感動しちゃいます。

いくつかの条件が揃って、初めて見ることのできる光景。

「何時に、どこそこへ行けば、見られる」
というものではないだけに、心が大きく震えます。


英語の、「once in a blue moon」という表現。

私が学生時代から使っている英和辞典には・・・
ごくまれに、めったに…ない・・・と書かれています。

The moon I saw last night was really once in a blue moon!

ミーアシャム

2010年01月30日 | 誕生石
今年の元旦は、満月でした。
そして、きょうもまた、満月なんです。

月の周期から見ても、
1カ月に2回、満月が現れることは、珍しい。

それが今年は1月と3月、
カレンダーが同じ1カ月の内に、
満月を2回見ることができるんです。


2番目の満月は、
ブルームーン と呼ばれます。


ブルームーンという言葉が使われ始めたキッカケとしては、
いくつかの説があります。

その一つとして、フランス語を英語に訳したとき、
変化してしまったらしい、ということ。

 仏語: la Double lune (2つの月)
      ↓
      la dou ble lune
      ↓
 英語: the blue moon (青い月)

英語の「white shirt」が、日本語で「ワイシャツ」になったのと、
ちょっぴり似ているかもしれませんネ。


「幸運の兆し」ともされているブルームーン。
明るい世の中になりますように。


16世紀頃は、「月はグリーン・チーズでできている」
という言い回しがあったそうです。

「グリーン・チーズ」とは、熟成前のチーズのこと。

この言い回しの意味は、「非常に馬鹿げたこと」で、
never (決して、ない)」の意味でも、使われていたそうです。

「月がチーズでできている」って、
ちょっとわかる気がします。(^^)

月のクレーターと、チーズの気泡の穴の感じが、
よく似ていると思いませんか?


海の泡は、石になれるかな・・・


■1月30日の誕生石

   ミーアシャム (meerschaum)
     調和のとれた心

 ・英 名meerschaum
 ・和 名海泡石(かいほうせき)
 ・モース硬度2.5
 ・産 地トルコ、スペイン、アメリカ合衆国など

ミーアシャム。
やわらかくて、軽い、岩石。

きわめて細かい粒が、ギッシリとくっついていて、
土のかたまりや、チョークのように見えることも。

白から灰色で、黄みや赤みを帯びた石もあります。
不透明。

すき間がたくさんあり、石そのものも軽いので、
水に浮きます。

そのことから、ドイツ語で「海の泡」という意味の
ミーアシャムと名付けられました。

セピオライト とも呼ばれています。

細かい彫刻をきれいに施すことができるため、
ビーズの1玉ずつに細工して、ネックレスにもします。

また、トルコ製の喫煙用パイプ「メシャムパイプ」は、
今でも根強い人気があるのですね。

喫煙用パイプは、18世紀頃から作られているのだとか。
木の根で作られたパイプ「ブライヤー」よりも古いんですね。


使い込むほどに、味わいが増すミーアシャム。

細工を施す人の手によって、息を吹き込まれた後は、
少しずつ少しずつ、持ち主に馴染んでいくのですね。


★パワーストーン効果★
トラウマや邪気、苦しみなどから、持ち主を
解き放ち、癒す力があります。
また、持ち主のやさしい魅力も引き出してくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月30日の誕生花 : リュウキンカ、他
■1月30日の誕生色 : メドウグリーン
■1月30日の誕生果 : 凸 柑

テンプレートの編集 (110)

2010年01月30日 | テンプレート
 
2010年1月も、あしたまで。

今の時期・・・

受験本番目前だったり、
バレンタインデーの準備に忙しかったりと、
ドキドキの緊張感が最高潮かも。

それぞれの“想い”を叶えるため、
一生懸命に準備しているんですよね。

ひとつでも多くの想いが、
きれいな花となり、実を結びますように。

そんな願いを込めて、
こんなテンプレートにしてみました。

クリア・クォーツ

2010年01月29日 | 誕生石
冬、まっただ中ですね~。

ただ、東京地方は暖冬傾向なんです。
きょうも陽射しは暖かく、空気はカラカラ。

日本最北の海、オホーツクには、
今年も1月17日に、流氷がやって来ました!

流氷といえば、壮大な景色と、
氷どうしがこすれ合う独特な音。

流氷が浮かんでいる海の中には、
「流氷の天使」と呼ばれるクリオネが泳いでいる?


そして、土の中には、「神が創造した氷」が・・・


■1月29日の誕生石

   クリア・クォーツ (clear quartz)
     氷の化石

 ・英 名clear quartz
 ・和 名水晶、クリスタル原石
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、スイス、南アフリカなど

クリア・クォーツ。
「氷の化石」と思われていた石。

クリア・クォーツは、
スイス・アルプスの氷河で発見されました。

氷河で発見されたことも、
「氷」と思われた一因だったのでしょうか?

水晶を意味する「クォーツ (quartz)」は、
氷を意味するギリシャ語 krustallos に由来します。

氷と見まごうばかりの、無色透明でガラス光沢の石英は、
水晶と呼ばれます。

石英も水晶も、二酸化珪素(にさんかけいそ)という
鉱物からできています。

違いといえば、その固まり方。

石英は、キチンとした規則性がなく固まったものですが、
水晶は、きれいに整って結晶しています。

水晶の原石は、
おなじみ、六角柱のとがった形。


古くから世界各地のさまざまな民族の間で、
儀式の道具やお守りとしても使われてきました。

現代でも、その名残として、
占いに使われる、透き通った水晶玉がありますね。

でも、本物の水晶玉は、かなり稀デス。
あんなにデカイ水晶の結晶など、なかなかありませんから。
(あったとしても、非常に高額でしょう。)


クリア・クォーツの徹底した透明度には、
誰もが、思わず一目置きたくなるのかもしれませんね。


★パワーストーン効果★
潜在能力を引き出してくれる力があります。
やる気や決断力を高め、創造力や洞察力も強くなるでしょう。
目標を、より具体化して、実現に近づけそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月29日の誕生花 : コブシ、他
■1月29日の誕生色 : 若草色
■1月29日の誕生果 : レモン

ピンク・トパーズ

2010年01月28日 | 誕生石
新しい年が始まると同時くらいに、
近所のスーパーにズラリと並んだのは・・・

いちごのお菓子。

アイスも、ピノは、「いちごミルク」が、
雪見だいふくは、「「果実いちご」が出ていますね。

いちごのお菓子が、たくさん並んでいるだけで、
ほんわか、うきうきしてくるから、不思議です。

ところで、
いちごのお菓子は、どうして、みんなピンク色?

ピンク色のお菓子を目にすると、
当然のごとく「いちご味」を思い浮かべてしまいます。


では、ピンク色のお酒は、いかがでしょう?
梅酒でしょ、ピンクレディーでしょ・・・

こんな「ピンク色のお酒」も、あるんですね!


そして、トパーズにも、ピンク色があるんです。


■1月28日の誕生石

   ピンク・トパーズ (pink topaz)
     知力と体力の回復

 ・英 名pink topaz
 ・和 名黄玉(おうぎょく)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、パキスタンなど

ピンク・トパーズ。
ピンク色したトパーズ。

トパーズといえば、
シャンパンのような、ウイスキーの水割りのような、
そんな色を思い浮かべるでしょう。

ところが、トパーズは黄色系だけではなく、
青、ピンク、オレンジなど、実は多彩なのです。

酸化クロムによる発色により、ピンク色になりました。
ピンク・トパーズは、宝石としても高い価値があります。


オーストリアのスワロフスキー社の
ヴィヴィッド・カラーのピンク・トパーズは、
コーティング処理によるもの。

ここ数年、コーティング技術がかなり進化したのため、
日常使用の衝撃程度では、ほとんどキズつきません。


トパーズという名前は、
ギリシャ語で「探し求める」という意味の topazos に由来します。

船乗りが、トパーズがたくさん採れる島へ向かう際、
海上が霧に包まれていて、
目的の島を「探し求める」のが困難」だったことから、とか。

また、紅海にあるトパゾン島で発見されたことから、
という説もあります。
トパゾン島は、現在のセント・ジョーンズ島です。


透き通ったピンク色のトパーズ。

向こう側に見える、やさしさは、
あなたの心かもしれません。


★パワーストーン効果★
ポジティブに未来を見つめ、希望を持って前進できそうです。
他人に依存せず、自分で決断し行動する勇気を持てます。
真実を見極めて、良い人間関係を築けるでしょう。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月28日の誕生花 : ポプラ、他
■1月28日の誕生色 : 蒲公英色
■1月28日の誕生果 : カシューナッツ

空は、いくつある?

2010年01月28日 | 季節の風景
2010年1月27日 午後4時56分 撮影


少しずつ、少しずつ、
昼間の時間が長くなっていることを、実感。

お日さまが見えなくなった後も、
少しの間、明るさが残っている。

1月27日で、
東京の日没は、午後5時3分。

やや西寄りの南方向に見える山の写真を撮った直後、
東の空を見上げてみると・・・

そこには、まだ、青さがたっぷり残っている。



とても同じ時刻とは思えないような、空。

そして、カメラをしまおうとした、次の瞬間。

鳥?

いえいえ、飛行機です。

思わずカメラの電源をオンにして、ズームにして、
東から西へ進んでいく飛行機をとらえる。



特別珍しいものでもないし、良い写真でもないけれど、
タイミングだけが、私的にはちょっぴり特別だった。

一目で見渡すことのできる一つの大きな空なのに、
小さく切り取ると、それぞれ全く別の空みたい。

アルマンディン・ガーネット

2010年01月27日 | 誕生石
赤い色。

日本語では、
「明し」に由来するという説があります。

「黒」や「闇」の反対語という位置でもあるため、
「日」や「火」を意味する言葉も多いですね。

ほかの多くの言語では、
何らかの「血液」を意味しているようです。

家畜を飼い、その肉を食べるという食文化も、
大きく影響していると思われます。


日本で、赤い色の衣(緋の衣)といえば、本来、
天皇の許しを得た位の高い僧だけが着ていたのです。

カトリック教会で、
ザルツブルク大司教も、赤い色を身にまとっています。

ザルツブルクといえば、モーツァルト。
有名なバーバラ・クラフトによる肖像画のモーツァルトも、
赤い衣装ですね。

古今東西、さまざまな場面で、
赤い色は、権威や高貴の象徴とされてきました。


そして、濃厚な赤い色の石は・・・


■1月27日の誕生石

   アルマンディン・ガーネット (almandine garnet)
     すぐれた実行力

 ・英 名almandine garnet
 ・和 名鉄ばん柘榴石(てつばんざくろいし)
 ・モース硬度7 - 7.5
 ・産 地ブラジル、インド、スリランカ、
マダガスカル、アフガニスタンなど

アルマンディン・ガーネット。
赤から黒褐色をしたガーネット。

主成分は、鉄とアルミニウムで、
多くは不透明から半透明です。

日本を含む世界各地で産出されます。

中でもヨーロッパ・アルプスの、特にオーストリアから、
12面体の美しいアルマンディンが産出されるとか。


アルマンディンという名前は、
かつて小アジア(現在のトルコのアナトリア地方)にあった
「アラバンダ (Alabanda)」に由来するとされています。

このアラバンダは、鉱物の産地とも、
宝飾品の加工が行われた土地であるとも、いわれています。


現在のアルマンディンは、高価な宝石というよりも、
身近なアクセサリーとして出合うことが多いでしょう。


濃厚な赤い色したアルマンディン・ガーネットは、
あなたの手にも届きやすい宝石です。


★パワーストーン効果★
古来より、多くの民族の間で「神聖な石」として、
また、権力の象徴として、崇められてきました。
免疫力を高まり、全身にエネルギーが充満するでしょう。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■1月27日の誕生花 : ナナカマド、他
■1月27日の誕生色 : ペールレモン
■1月27日の誕生果 : 干し葡萄