夜の7時半頃だったでしょうか。
我が家の電話が鳴りました。
「この時間に誰だろう? 何かの勧誘かな?」
などと思いながら、受話器を取ります。
「○○さんのお宅でしょうか?」 (○○は私の苗字)
と、丁寧な口調の中年男性の声が響いてきました。
ちょっといぶかしげに「はい、そうですが」と私が答えると、
「あのう、私は……」と、その男性は話し始めます。
電話の主は、近所のスーパーの副店長。
今日、私が買った品物の代金の計算が間違っていて、
多く払っていたとのこと。
2つ買えば割引きになるところ、
割引きされていなかったのでした。
電話で話ながらレシートを見てみると、確かにです。
私も、レジでは気づかなかった……。
3つで500円は、しっかりチェックしていたのにぃ。
副店長は、多くもらってしまったお金を返すため、
お詫びもかねて、わざわざ我が家へ来ると言います。
いえいえ、そんなぁ。
副店長みずから電話してくれて、
謝罪の言葉を伝えてくれただけで充分です。
明日、私が、買い物ついでに
サービスカウンターで、そのお金を受け取ることにしました。
ものすごい人気商品ではないにしろ、
あの商品を買ったお客は、私だけではないハズ。
私が通ったレジだけが不具合だったのかしら?
それとも、対象商品を買ったお客は全員、余分に支払った?
それにしても、おそるべし、ポイントカード!
■8月28日の誕生石
桃色珊瑚 (ももいろさんご)
いつくしむ愛
・英 名 | : | pink coral |
・和 名 | : | 桃色珊瑚(ももいろさんご) |
・モース硬度 | : | 3 - 4 |
・産 地 | : | 日本、台湾、フィリピン、オーストラリアなど |
桃色珊瑚。
まるで果実の桃のようなピンク色をしているサンゴ。
サンゴの歴史は、ヨーロッパ地中海から始まりました。
それがシルクロードを通って日本にも入ってきました。
8世紀には、日本にもサンゴが入っていたそうです。
19世紀後半になってから、日本のサンゴ漁が始まったとか。
ただ当時は、地中海のサンゴが真っ赤で、
日本のサンゴはピンク色だったため、
色が抜けた価値の低いサンゴだと思っていたそうです。
そのため、求められるままに、日本はサンゴを
たくさんたくさん放出してしまったのだとか。
地中海では、薄い色のサンゴにも人気が集まっていたため、
地中海の商人は、大喜びだったことでしょう。
赤でもなく白でもない、桃色のサンゴは、
広い心で周囲を包み込むような、やさしい色をしています。
★パワーストーン効果★
古来より、悪や災害から身を守ってくれるとされています。
なので、お守りにされることも多いようですね。
桃色珊瑚の良い影響は、持ち主と周囲の人々にも及びます。
主な参考文献
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・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』 |
| (中央アート出版社・2007年) |
|
・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』 |
| (築地書館・2008年) |
|
・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』 |
| (日本ヴォーグ社・2007年) |
■8月28日の誕生花 :
エリンギウム、他
■8月28日の誕生色 :
アクアグレイ
■8月28日の誕生果 :
プルーン