アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

マンゴー(ヘイデン種)

2009年03月23日 | 誕生果
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝。
日本対アメリカ。

侍ジャパンのメンバーは、皆プロ野球選手ですが、
甲子園の高校球児の心構えで戦ったというお話も
流れてきていますね。

そのココロは・・・

「もう後がない!」
「これを落としたら、終わりだ!」
「負けられない!」

普段のペナントレースでは、
勝つ日もあれば、負ける日もあるわけで。

でも、短期決戦のWBCで、現時点では、
負けたら終わり。

選手のみなさん、すごい気力で臨んだのでしょう。

アメリカだって本気で向かってくるのだから、
簡単に勝てる相手ではないと覚悟していました。

日本の気迫が勝ったのか、
思いのほか、サラリと勝てたような印象でした。

明日は、5たび、韓国と!


■3月23日の誕生果

   マンゴー(ヘイデン種) (mango)
     甘いささやき

 ・英名 : mango
 ・和名 : マンゴー
 ・分類 : ウルシ科、 マンゴー属、 常緑高木
 ・主産地 : 熱帯アメリカ(メキシコ、ブラジルなど)


マンゴー(ヘイデン種)。
アップルマンゴー の愛称で呼ばれているマンゴー。

果皮は、まるでリンゴのような赤と緑に彩られ、
果肉は、とろ~りとした黄金色。

ご存じマンゴーは、
濃厚で芳醇な甘みがあり、とってもジューシー。

このヘイデン種は、春から初夏にかけてが旬。
日本へやってくるヘイデン種は、ほとんどがメキシコ産。

ちなみに。
ヘイデン種の後、初夏から夏にかけては、ケント種、
晩夏から冬にかけては、トミーアトキンス種(ブラジル産)
などが出回るようです。

生食のほか、ジュースに、アイスに、プリンに・・・と、
いろいろ利用されているマンゴー。

和風にアレンジするならば、
白玉との相性が、かなりイイみたいです。

裏技としては、
砂糖を加えたココナッツミルクを白玉に練り込むと、
それだけで白玉までがトロピカルに変身!

ココナッツミルクやタピオカを合わせると、
かなり立派なスイーツやデザートになりますね♪

今では、かなり身近になったマンゴー。
個性が強いようでいて、
とても協調性のあるフルーツかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月23日の誕生色 : マロウ
■3月23日の誕生花 : グラジオラス、他

カクタスペア

2009年03月22日 | 誕生果
きょうは東京マラソンがありましたね。

強風が吹いたり、雨が降ったりと、
ちょっぴりキビシイ天候ではありましたが。

このレースで、弘山晴美選手が引退することになりました。
彼女は私が好きな選手で、密かに応援していましたが、
とうとう引退してしまいます。

競技生活28年。
おつかれさまでした!

そして、これからもまた、
違った形でのご活躍を期待しています。


■3月22日の誕生果

   カクタスペア (cactus pear)
     控えめ、おだやかな愛情

 ・英名 : cactus pear, Indian fig
 ・和名 : カクタスペア、ツーナ
 ・分類 : サボテン科、 ウチワサボテン属
 ・原産地 : 熱帯アメリカ


カクタスペア。
「カクタス(サボテン)」+「ペア(梨、果実)」で、
「サボテンの実」という意味の果実。

果物として利用するウチワサボテン属の果実を、
総称してツーナまたはカクタスペアと呼びます。

ウチワサボテンは 250 余もの種類があります。

果実は、長さ5~8センチで、果頂部が平たくなっています。
果皮には、束状のトゲが点在しています。
(いかにもサボテン!)
流通に乗せる際は、トゲをそぎ落とすように除くらしい。

熟果は、淡緑色、黄色、紫がかった赤色をしています。
果肉は、淡緑色、黄色、赤色など。
「黄肉種」や「赤肉種」などと呼んでいるみたいですね。
また果肉には、小さくて固い種子がたくさんあるみたいです。

サボテンだけあって、果肉のほぼ半分は水分です。

果実のお味は・・・というと、
盛夏の頃にスイカを食べるような感覚らしい。

生食のほか、サボテン蜜、糖果、ジュース、ゼリー
などにも利用されています。

日本へは、アメリカやメキシコから、
少しだけ輸入されている程度とか。

まれに、トゲの処理が不十分なものもあるようなので、
取り扱う際は、注意した方が無難かもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月22日の誕生色 : ディープモーヴェット
■3月22日の誕生花 : ゼニアオイ、他

バオバブ

2009年03月21日 | 誕生果
きょう、東京の桜が開花したと、
気象庁から発表されましたね。

平年より1週間早いとか。

この冬は、やや暖かかったかなぁ。
東京は、雪のほとんどない冬でした。

それでも冬は冬。
そして、お彼岸を過ぎると春ですね~。

もうすぐ年度も切り替わります。

本格的な春まで、あと少し。


■3月21日の誕生果

   バオバブ (Baobab)
     夢、探検、優しい心

 ・英名 : Baobab
 ・和名 : バオバブ
 ・分類 : パンヤ科、 バオバブ属、 落葉高木
 ・原産地 : アフリカ大陸


バオバブ。
世界で最も幹が太くなる植物。

アフリカやマダガスカル、インド、オーストラリアの
サバンナ地帯に多く分布しています。

高さは20メートルにもなり、
幹は、径が10メートルほどと、
とても太くどっしりとした木です。

硬そうに見える太い木の幹。
実際はスポンジ状でやわらかく、水分を蓄えているのです。

そのため、バオバブには年輪がありません。

乾季になると、葉を落とし休眠してしまうバオバブ。
休眠中は、自分の水分で生きのびるのだそうです。

地面から半分以上は、まっすぐな幹だけの木で、
枝や葉は、幹の上の方だけにつきます。

枝は、あまり広がらず、木の上の方に密集しています。
そのため、葉の数も少なめです。

花は白色。
果実は堅く、ヘチマのように垂れ下がります。

果実の果肉は、生食やジュースにされたり、
調味料として利用されます。

タンパク質を多く含む葉(特に若葉)は、
野菜として利用されます。

また樹皮は、家の壁などに利用されるのだとか。

観葉植物としての需要もあります。
ナント、盆栽仕立てにもできるのですね。

太くて背の高い木を、小さな盆栽にしてしまうのでしょうか?

このバオバブ。
サン・テクジュベリの「星の王子さま」にも出てくる木。

「マメに芽を抜かないと、バオバブが巨大化して
 王子さまの星を壊してしまうのではないか・・・」

そこに描かれているバオバブの木は、想像上ではなく、
実在する木だったのですね!


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月21日の誕生色 : ペールオーキッド
■3月21日の誕生花 : サクララン、他

ナムナム

2009年03月20日 | 誕生果
きょう3月20日は 春分 です。

二十四節気のひとつで、
太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになる日

とされています。

同時に、春分の日 でもあります。

こちらは、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」国民の祝日
とされています。

春分は、いわゆる春分点(太陽が黄経0度の点)を
太陽が通過する時なので、
春分になる日が、春分の日なのですね。

って、ややこしいですが。。(^^;

春分点は、天球上の黄道と赤道との2つの交点のうち
太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことで、
赤経・黄経の基準となる。
毎年僅かずつ西に移動しており、現在は魚座にある。


文字で読むと難しい。

春分は、たいてい3月20日か3月21日ですよね。
カレンダーも、春分の日は、しっかり赤い文字になっています。

春分の日付は、いつ、わかるのでしょうか?

国立天文台が発表する『暦象年表』という小冊子に基づいて、
閣議で決定され、前年2月1日の官報で発表されるのだそうです。

ということは、今年の春分の日は、
閣議で決定された春分の日付が、
昨年2月1日の官報で発表されているワケですね。

ここ数日、こちらは気温も上がり、
一気に春らしくなっています。

台所仕事で、お湯を使う頻度も減ってきました。
水ぬるむ頃。


■3月20日の誕生果

   ナムナム (Nam Nam)
     空想、白日夢

 ・英名 : Nam Nam
 ・和名 : ナムナム
 ・分類 : マメ科、 キノメトラ属
 ・原産地 : マレー半島


ナムナム。
見た目と中身は、違います!

その木の高さは、3メートル以上。
高いものは、15メートルにもなるそうです。

幹には節がたくさんあり、
花序は、幹から直接咲いており、
直径12ミリほどで、淡いピンク色をしています。

果実は、マメ科独特のサヤ果。
5センチほどで、厚さが3センチくらいあります。
黄緑色で、熟すと黄色から淡褐色になります。

果肉は、酸味が多く、渋みがあり、果汁は少なめ。
タマリンド の近縁種にあたります。

生食には不向きなため、
砂糖漬けやピクルス、ゼリーにされたり、
ソースや炒め物などの料理にも利用されます。

いかにもエスニックというお味が、
口の中いっぱいに広がります。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月20日の誕生色 : 古代紫
■3月20日の誕生花 : チューリップ (紫)、他

ベルガモット

2009年03月19日 | 誕生果
きょう3月19日は フランスの作曲家
シャルル=ルイ・ハノン が亡くなった日です。

109年前のことでした。

ピアノを練習する場合は、
必ずといっていいほど、お世話になるハノン。

「ハノン、ハノン」と呼んでいる
このハノンは、作曲者の苗字なのですが。

「指の練習」といえばハノン、
ハノンといえば「指の練習」、
というのが、すっかり定着していますよね。

私が持っているハノンは、全音版。
表紙を見ると・・・

  ───────────────
   HANON
   THE VIRTUOSO PIANIST
   全訳ハノンピアノ教本
  ───────────────

と書いてあります。

この教則本の原題は
ピアノの名手になる60練習曲 」といいます。

以下は、ハノンの「はじめに」からの抜粋です。

この全巻は1時間でひけます。
完全にそれが身につけば、毎日わずかな時間くりかえすだけで
"むずかしさ" は魔法にかかったように消え去り、
すぐれた芸術家の秘密である真珠の玉のような、
音色のすんだはっきりとしたみがかれた美しい演奏にまで
いきつくことができるでしょう。


私は、ハノンが大好きです。
曲が弾けなくて、行き詰まっているようなときでも、
ハノンならば大丈夫!

だからといって、他の曲が弾けるわけではありません。
どの曲も、地道な努力が必要だと思います。

ハノンもね。


■3月19日の誕生果

   ベルガモット (Bergamot)
     平和、私は幸せもの

 ・英名 : Bergamot
 ・和名 : ベルガモット
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑低木樹
 ・原産地 : イタリア


ベルガモット。
香りでお馴染みの柑橘。

ベルガモットを見たことがなくても、
「あの香り」はご存じのはず。

そう。アールグレイ紅茶の香りは、
ベルガモットの香りなんですね。

ですから、アールグレイが苦手という方は、
ベルガモットが苦手なのかもしれません。

ベルガモットの姿は、
レモンやライムに、よく似ています。

正式な素性は不明で、
ダイダイとマンダリンオレンジとの交雑種とも、
サワーオレンジとレモンかライムとの交雑種とも、
いわれています。

日本の気候風土でも栽培可能で、
瀬戸内海あたりで栽培されているそうです。

ただし、果肉はとても苦いため、
生食用の果物としてではなく、香料が目的です。

世界でも、ベルガモットの果実は生食用ではなく、
果皮から採取された精油が、香料として利用されています。

よく知られているのは、紅茶のアールグレイ。
独特な良い香りがする紅茶。

オーデコロンなどの香水にも利用されているようですね。

さわやかでフレッシュなベルガモットの香り。
あなたは、お好きですか?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月19日の誕生色 : ヴァイオレット
■3月19日の誕生花 : クチナシ、他

清見オレンジ

2009年03月18日 | 誕生果
きょうの東京は、ポカポカ陽気です。

ぽつんと1つだけ咲いていたコブシの花にも、
一気に仲間が増えました。

空気は澄んでいないのが、ちょっと残念。
春霞とは、ちょっと違う・・・かな。

花粉、黄砂、などなど、
いろいろなモノが飛んでいる時期ですものね。

キャンディーズが歌う「春一番」の歌詞にある
「重いコート脱いで 出かけませんか」
というフレーズが、ふっと浮かんできました。

キャンディーズの「春一番」てナニ?
という方は、コチラ をどうぞ♪


■3月18日の誕生果

   清見オレンジ (きよみおれんじ)
     温和、おだやか

 ・和名 : キヨミオレンジ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 日本


清見オレンジ。
ミカンの母とオレンジの父という組み合わせから、
初めて生まれてきた柑橘。

宮川早生温州とトロビタオレンジとの交雑種で、、
静岡県の興津(おきつ)農業試験場で育てられました。

1979年(昭和54年)に、タンゴール農林1号として登録され、
さらに清見と命名されました。

興津は、駿河湾田子ノ浦に面しており、
近くには、逆さ富士を映す清見潟があることから、
清見オレンジと名付けられたのだそうです。

果実は、変球形で、200~250グラム。
タネはありません。

成熟した果皮は、黄橙色。
剥皮は、やや困難。
じょうのう(中の薄い皮)は薄く、そのまま食べられます。
果肉は、柔軟多汁で芳香があります。

樹上で果実をつけたまま越冬するため、
おいしく育つには、冬も温暖な気候風土が必要です。

また、温暖な土地であっても、冬の寒さに負けないように、
12月頃、果実ひとつひとつに袋をかけてもらったりします。

守られて、大きく育った清見オレンジは、
2月から3月にかけて収穫される晩柑橘で、
3月中旬頃から出荷されます。

ミカンの甘みとオレンジの香りが楽しめる清見は、
まさに、今が旬。

清見の香りが、春を運んでくるかのようです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月18日の誕生色 : カンパニュラパープル
■3月18日の誕生花 : アスパラガス、他

ヤングココナッツ

2009年03月17日 | 誕生果
きょう3月17日は 彼岸の入り です。

いよいよ春のお彼岸になりましたね。
春はボタンの花が咲くので ぼたもち です。
(ちなみに、秋は萩の季節なので「おはぎ」なんですね。)

お彼岸になると、そろそろ冬物の衣服はおしまいで、
これからは春の装いになりますね。

お店も、すっかり春の色。

私は、洋服のお店よりも、
靴屋さんに、季節の走りを感じることが多いです。


■3月17日の誕生果

   ヤングココナッツ (young coconut)
     慈善

 ・英名 : coconut palm
 ・和名 : ヤングココナッツ
 ・分類 : ヤシ類、 ココヤシ族、 ココヤシ属
 ・原産地 : マレーからポリネシア


ヤングココナッツ。
中に水が入った未熟なヤシの実。

世界の熱帯に広く分布しているココヤシの木。
高いものは、30メートル以上にもなるのですね。

樹上には、
ラグビーボール大の果実がぶら下がっています。

青くて若いヤシの実の中には、水が入っています。
これが、ココナッツウォーター。
スポーツドリンクに似たお味?

熱帯地方では、のどを潤すのにうれしい実ですね。

果皮の内部は、シュロ状の繊維がギッシリ詰まっています。
果実の中央部分には、
シェルと呼ばれる白い野球ボール大のものがあります。

このシェルを、ハウス型やボール型に切り落としたものが、
多く流通しているかもしれません。

このシェルには、
粘土の表面を指で押したように凹んだ部分が3つあります。

その3つの穴が、まるでサルの目鼻のように見えたことから、
ポルトガル語でサルを意味する「ココ」の実ということで、
ココナッツと呼ばれるようになったのだそうです。

また、ココナッツウォーターに、ナタ菌を混ぜたものが、
ナタ・デ・ココになります。

ナタでココナッツを割ったら、ナタ・デ・ココ、
というわけではないのですネ。(^^;


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月17日の誕生色 : モーヴ
■3月17日の誕生花 : エンドウ、他

福原オレンジ

2009年03月16日 | 誕生果
外を歩いていると、
あちらこちらから、良い香り~~♪

なんだろう~?

沈丁花です。
こちらでは、すでに満開状態ですね。

沈丁花が香り始めると、
いよいよ春がやってきた、と実感します。


■3月16日の誕生果

   福原オレンジ (ふくはらおれんじ)
     美徳、貞淑

 ・和名 : フクハラオレンジ
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 日本


福原オレンジ。
卓球の愛ちゃんのオレンジ・・・ではありません。

日本のオレンジとしては、古株です。

ご推察どおり、このオレンジは、
福原氏が発見したもの。

明治35年頃。
ところは、千葉県安房郡富山町の福原周平氏の園。

ユズに6種類の柑橘・・・
・・・ネーブルオレンジ、夏ミカン、温州ミカン、
   鳴門ミカン、穴戸ミカン、ブンタン
を接ぎ木したところ、異なる変異枝が出てきたそうです。

昭和のはじめには、
静岡県から和歌山県などにも、伝わっていったそうです。

戦後は、長崎県の島原半島にも導入され、
気候ともマッチして、たくさん生産されるようになりました。

果実の重さは、150~200グラムくらい。
果面はやや粗く、果皮はやや厚め。
果肉は柔軟多汁で甘く、オレンジ特有の香気あり。

そのまま食べるのはもちろんのこと。
ジュースやお菓子作りに、皮をマーマレードにしたりと、
丸ごと楽しめるオレンジです。

残念ながら、オレンジの輸入自由化後は、
生産量も減り、店頭からは姿を消しつつあるようです。

しかし、ここまでジューシーで糖度の高いオレンジは、
なかなかありません。

晩生種なので、出回るのはこれから。

いろいろなことに挑戦してみると、1つくらいは芽が出てきて、
素晴らしい実がなるかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月16日の誕生色 : 薄紅藤
■3月16日の誕生花 : ハッカ、他

マラッカノキ

2009年03月15日 | 誕生果
昨日までの雲の多いお天気から一転。
朝から、とっても良いお天気~♪

街へ出てみると、
多くの人は、すでに春の装い。

私は、ちょっぴり冬だったわぁ。。(^^;

3月のド真ん中。
春のお彼岸も、もう間近ですものね。

春物を身につけるようになると、
春だなぁ~って実感します。


■3月15日の誕生果

   マラッカノキ 
     神聖、情け深い

 ・英名 : Indian gooseberry
 ・和名 : マラッカノキ、庵摩勒(あんまろく)、油柑(ゆかん)
 ・分類 : ?科
 ・原産地 : インド、中東地域


マラッカノキ。
インドの薬用果実。

インド名を「アムラ(アーマラキー)」、
サンスクリット名を「アーマラカ」、
漢名を「余甘子」や「油柑」といいます。

インドのアーユルヴェーダの聖典にも記されていたり、
唐の玄奘(げんじょう)(三蔵法師)の
中国・西域・インドにわたる旅行記『大唐西域記』の、
アショーカ王のエピソードにも登場する果実です。

インドでは、千年以上も前から、
人々の様々な病気の治療に使われてきたといわれる植物。

果実は丸くて、薄緑色から黄色。

果実から得られるエキスの主成分は2種類の低級タンニン類で、
主性能は「抗酸化」と「キレート」です。

優れた抗酸化作用があるため、
現代ではアンチエイジングの効果も期待されているのですね。

昔も今も「聖なる果実」とでも言いたくなるような、
そんな雰囲気がひしひしと感じられます。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月15日の誕生色 : ルージュ
■3月15日の誕生花 : アセビ、他

ククイナット

2009年03月14日 | 誕生果
きょう3月14日は ホワイトデー です。

1980年(昭和55年)。
全国飴菓子工業協同組合の発案によりスタートしました。

ホワイトデー公式サイト もあるんですね。

最初の頃。
ホワイトデーのギフトとしては、
キャンディーとかクッキーが並んでいたような記憶があります。
マシュマロもあったような?

それが今では、クッキーやブラウニー等のケーキに加え、
チョコレートも数多く並ぶようになりました。
むしろ、チョコレートの方が多いくらいかも。

ホワイトデー限定のお菓子や品物もあり、
「ホワイトデーの今だけ!」と言われちゃうと・・・ね。

ホワイトデーも、
今や、すっかり日本の国民的行事の1つですね。

今年、私は、夫からチョコレートを、
息子からチョコレートとクッキーを、もらいました。

息子からのチョコレートとクッキーは、1つの箱ではなく、
それぞれ1つずつでした。

つまり、2つ、なんです。
大きな(?)箱が1つではなくて、小さな箱が2つ。

こういうの、すっごく嬉しい~♪

お花は、1輪でも花束でも、同じくらい嬉しいのに、
お菓子は数が多い方が嬉しいかも!?

って、単に、ウチの息子が、
母の扱い方を心得ているだけかもしれませんネ。(^^;


■3月14日の誕生果

   ククイナット 
     光、明朗

 ・英名 : Candle nut, Indian walnut
 ・和名 : ククイナット、ハワイ油桐(はわいあぶらぎり)
 ・分類 : トウダイグサ科
 ・原産地 : マレーシア


ククイナット。
ハワイ語で「明かり」を意味するククイ、その実。

果実は、直径5センチほどの球形をしており、
その中に白っぽい核があります。

まるでマカダミアナッツのような形の核は、
クルミに似た味わいで、結構イケるみたいです。

しかし、油が強すぎるのと、
空気に触れると酸化して乾いて固まってしまう「乾性油」であるため、
食べると、お腹の調子が悪くなることが、ほぼ確実みたいです。

東南アジアでは、この核をつぶして調味料にしたり、
料理のソースにとろみをつけたりして利用しています。

かつては、ココナツの葉の芯に、ククイの実を串刺しにして、
ロウソクのように火をつけて使われていたのだそうです。

火は、人類にとって、
ものすごく重要な役割を果たしてきています。

その火を利用するための一端を担っているククイナット。

ククイナットは、
人類の文明に貢献している、すごい果実だったのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■3月14日の誕生色 : スカーレット
■3月14日の誕生花 : アーモンド、他