アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

2008年11月30日 | 誕生果
携帯電話の機種変更をしました。

データファイルはコピー可能ですが、
著作権等がからむデータは、コピーできません。

私のお気に入りの着メロが、軒並みコピー不可で、
すご~くガッカリしています。

以前、着メロをダウンロードしたサイトは、
構成がガラリと変わっており、私はウロウロウロ。

後継機種ではなく、違うメーカーの機種にしたので、
使い方も、まだ、よくワカリマセン。

一通り使えるようになるまで、
もうしばらくかかりそうです。。(汗)


■11月30日の誕生果

    (ゆず)
     気分家

 ・英名 : Yuzu
 ・和名 : ユズ、柚子、由子
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 中国(長江上流)


柚。
皮から果汁まで、まんべんなく使える万能果実。

柚が、いつ日本へやってきたのか、
ハッキリしたことはわかりません。

ただ、とても古いということは、確かです。
飛鳥か奈良時代には、すでに渡来していたらしい。

昔は、単に「柚(ゆ)」と呼んでいたとか。

酸味があることから「ユの酢」と呼ばれ、
それが「ユズ」と呼ばれるようになったそうです。

漢字はそのまま残ったため、
表記も、「柚」「柚子」「由子」など、複数あるのでしょう。

ユズは、柑橘系果実の中では、最も耐寒性が強く、
新潟の佐渡や、東北にまで、分布しています。

果実は万能のユズ。
実は、タネをまいてから結実するまで、
何年もかかるのだとか。

果実という形になると、11月下旬から着色し始めます。
そして成熟すると、鮮黄色になります。

果汁には酸が多く、
香りも、お味も、「すっぱい」ですね。
そしてまた、香りがとても良いので、
日本料理には、広く使われています。

また、お料理だけでなく、ユズネリと呼ばれる
ジャムやお菓子にも利用されています。

柚餅子(ゆべし)など、いろいろありますね。

それから、食べるだけではなく、
冬至の日には、ゆず湯です。

1つの果実が、これほどまでに他方面で活躍するのは、
珍しいかもしれません。

ちょっと特別に見えることもあるユズですが、
さまざまな形で、私たちの生活を豊かにしてくれています。

冬場に元気なユズは、
年末年始にピッタリの果実ですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月30日の誕生色 : 枯葉色
■11月30日の誕生花 : ユーチャリス、他

テンプレートの編集 (87)

2008年11月30日 | テンプレート
 
きょうで11月も終わりです。

11月のカレンダーは紅葉。
そして、12月のカレンダーは雪景色。

カレンダーが1枚めくれるだけで、
季節はガラリと変わります。

何かと忙しくなる12月。
実際よりも、気持ちの方がせわしないかも?

さて、私も、出遅れた大掃除計画に、
そろそろ着手せねば!

何事も、体力勝負ですね。

からだに気をつけて、
楽しく頑張りましょう!

そして、こちらのテンプレートは、
クリスマス・バージョンです。

2008年11月の空たち

2008年11月30日 | 季節の風景
11月29日 6:48



11月26日 16:38



11月23日 10:42



11月22日 16:19



11月20日 16:20



11月20日 12:34



11月19日 12:37



11月19日 10:16



11月18日 16:24



11月17日 16:06



11月17日 8:21



11月14日 10:13



11月13日 16:38



11月13日 7:20



11月7日 16:39



11月7日 10:37



11月6日 16:35



11月6日 6:52



11月5日 8:25


カカオ

2008年11月29日 | 誕生果
午前6時48分 撮影 (実際は、もう少し明るい感じでした。)


久しぶりに、サトイモと入れた豚汁を作りました。

ゴボウは欠かせませんし、
ダイコンとニンジンは常にレギュラー。

ちょっとキノコが入っていると、嬉しいし、
仕上げの長ネギが、グッと風味をアップ。

ふぅ~。
あったかくて、しあわせ~。


■11月29日の誕生果

   カカオ (cacao)
     神聖、親切、片思い

 ・和名 : カカオ
 ・分類 : アオギリ科、 カカオ属
 ・原産地 : 中央アメリカ~南アメリカ

カカオノキや実の画像に興味のある方は、
コチラへどうぞ ↓
 


カカオ。
お馴染みチョコレートやココアの原料になる植物。

熱帯アメリカ原産。
有史以前から栽培され、人々に愛されてきました。

中南米で好まれている飲み物は・・・

 1.種子の中のカカオ豆をトウモロコシと混ぜ、
    砕いて粉にする。
 2.1の粉を、水と一緒に煮る。
 3.2にトウガラシと、香料としてのバニラを加える。

ハイ、できあがり~。

この飲み物。
  マヤ語では、「カカウアトル」
  アステカ語では、「チョコラトル」
と呼ばれていたそうです。

これらの呼び名が、
カカオやチョコレートの語源になっているのですね。

16世紀。
コロンブスがカカオ豆をスペインに持ち帰ったことにより、
ヨーロッパにも伝えられました。

それから200年ほどの時を経た、18世紀頃。
脂肪を少なめにして飲みやすくした
ココア が考え出されました。

カカオそのものに、甘みはありません。

19世紀後半。
スイスで作られた板チョコが基本形となり、
世界中に広がりました。

カカオそのものは、気温が高くても溶けません。

気温に左右されるデリケートなチョコレートには、
生クリームなど温度変化に弱い材料が入っています。

もうすぐ本格的な冬がやってきます。
冬。。。あったかいココアが特に美味しい季節。

カカオ。
その豆の存在が発見されて以来、
多くの人を魅了してきました。

きっと、これからも、ずっと・・・。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月29日の誕生色 : ブリックレッド
■11月29日の誕生花 : ベゴニア (白)、他

心を射抜くピッツィカート

2008年11月29日 | 『風のガーデン』
フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『 風のガーデン 』 第8話~フロックス。

まず最初に第7話のあらすじが、
ピックアップされた映像とともにサーッと流れます。

そろそろ、毎回ハンカチが必要みたい。。

BGMには、ピアノの音色。
音楽が進むにつれて、今度はヴァイオリンが。
そして、まるで語り合うかのようなアンサンブルに。

「乙女の祈り」のピアノ&ヴァイオリン(?)ヴァージョン
のBGMが流れるのは・・・
森でエゾエンゴサクの球根を掘り起こしていた岳(神木隆之介)に、
やり方を教わりながら、貞美(中井貴一)も掘るシーンだったような。

第8話終盤。
夜中に貞美(中井貴一)のキャンピングカーの中で、
散らばった麻薬パッチやエコー写真に
次々と懐中電灯を当てて見る貞三(緒形拳)。

確か、そのときのBGMは、単音のピッツィカート (pizzicato)

    ※ピッツィカート
      ヴァイオリンなど弦楽器の弦を、
      弓で弾かずに、指ではじいて音を出す演奏技法。

見ている側の心の奥がピンとはじかれるような、
そんな感触を覚えました。

心を射抜く、とても効果的な音でした。


実は、私、このドラマは録画していないんです。
見るのは、リアルタイムで1回だけ。

録画してしまうと、繰り返し見たくなるのと、
録画に頼って、ぼ~っと見てしまうから。

なので、ドラマの細かいシーンや、場面と音楽の関係などは、
記憶が曖昧(あいまい)だと思います。





『 風のガーデン 』 関連記事
  2008 年 11 月 24 日  風のノクターン
  2008 年 11 月 22 日  彩りのノクターン
  2008 年 11 月 14 日  ピアノとチェロによる「乙女の祈り」
  2008 年 10 月 24 日  正 直
  2008 年 10 月 10 日  『 風のガーデン 』 を見て


ショパンのノクターンについて
  2008 年 11 月 23 日  ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」

最勝柿

2008年11月28日 | 誕生果
喫茶店にて。

ケーキとコーヒーを前にして、
ゆったりと会話が進んでいく。

ふと横を見ると、
ガラスの存在が感じられないくらい
きれいに磨き上げられたガラス窓。

ガラス窓の横を通り過ぎる人々が、
あたかも同じ空間にいるかのような。

そんな錯覚にも陥りそうになるけれど、
ガラス1枚で、しっかり別世界。

私の耳に流れ込むのは、友人の話し声。

そして、少しだけ遠くには、
お店のスタッフとお客さんが交わす言葉だけ。


■11月28日の誕生果

   最勝柿 (さいしょうがき)
     不言実行、忍耐

 ・和名 : サイショウガキ
 ・分類 : (カキノキ科、 カキノキ属)
 ・原産地 : 日本


最勝柿。
柿の中で一番渋いといわれる品種。

石川県羽咋郡志賀町特有の柿。
特産品の「志賀の枯露(ころ)柿」にもなる柿。

能登半島の中央部に位置する志賀町は
「ころ柿の里」と呼ばれています。

志賀町の道の駅も「ころ柿の里」です。

11月初旬頃に最勝柿を収穫し、
手間暇掛けて、ころ柿作りをします。
それも、すべてが手作業で。

芯が小さく、果実は大きく、肉質が柔らかいので、
最勝柿は美味しい干し柿になります。

「ころ柿」という呼び名の由来としては、
まんべんなく柿に日に当たるように、
ころころと転がしながら作ったことから、
ともいわれています。

渋~い柿をもぎ、皮をむいて、糸をつけて干し、
燻蒸(くんじょう)して、丹精込めて手もみして・・・。

どんなに渋い柿であっても、
手をかけて「育てる」と、
とっても甘い柿になるのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月28日の誕生色 : サンタン
■11月28日の誕生花 : サンダーソニア、他

ピアノのレッスン (2008年11月)

2008年11月28日 | ピアノ・レッスン
きょうはピアノのレッスンでした。

このところ練習不足だったので、どうしようかと、
ビクビクしてレッスンへ行きました。

そうしたら、私の弾くピアノまで、
ビクビクした音になってしまいました。。(汗)


♪ 曲

  シューマン「こどもの情景」13番
   ・和音を揃える。
   ・左右ともに、メロディーラインをつなげる。
   ・休符をキチンと入れる。


  メンデルスゾーン「無言歌集」より「慰め」op.30-3
   ・右手が2声になる部分が難しい。(バッハみたい?)
   ・無言歌集の中の1強ということもあり、
    思わず口ずさみたくなるような主旋律です。

市田柿

2008年11月27日 | 誕生果
百貨店の食器売場へ行くと、素敵な食器がたくさんで、
あれも、これも、欲しくなります。

同じ料理でも、こんな器に盛りつけたら・・・。
そんな想像をすると、ワクワクしちゃいます。

でも、わが家の食器戸棚を考えると、
収納場所がキツイ。

なので、美しい食器類は、いつも見るだけ…。

でもでも、箸置きだけは別です。

気に入ったものは全部・・・・・は、買いませんが、
明らかに目新しくて、リーズナブルであれば、検討します。

「どの箸置きにしようかな?」

食卓のセッティングする際、
チラッと考える時間が楽しくて。


■11月27日の誕生果

   市田柿 (いちだがき)
     有能、信頼

 ・和名 : イチダガキ
 ・分類 : (カキノキ科、 カキノキ属)
 ・原産地 : 日本


市田柿。
焼き柿が、並んで干され、市田柿。

市田柿には、とても古い歴史があり、
来歴についても、いくつかの説があります。

主産地は伊那谷(いなだに)。
つまり、長野県下伊那郡高森町市田です。

ここには、古くから「焼き柿」があります。
柿を囲炉裏で焼いて食べていたそうです。

それが、伊那谷の天竜川沿岸を中心に広まったとか。

焼いて食べていた柿が、次第に干し柿となり、
市場にも出回るようになりました。

原産地が市田という地名であることから、
「市田柿」と呼ばれるようになったのですね。

秋が深まる10月下旬頃、柿の収穫が始まります。
柿の皮をむき、ハウスや軒先につるして乾燥します。

ある程度水分が抜けた柿を、
室内のムシロに並べて乾燥させます。
その後さらに、天日に当てて乾燥させます。

水分が抜けた柿を落ち着かせて、できあがり。

干し柿の表面には白い粉がついています。
この白い粉はカビなどではなく、
干し柿の表面からにじみ出た糖分なのです。

白い粉がキレイについた干し柿ほど、
甘みもたっぷり。

軒先につるされた乾燥風景は「柿すだれ」と呼ばれ、
伊那谷の秋の風物詩のひとつです

そして、飴色に仕上がった市田柿は、お茶の間の
暮れからお正月にかけての風物詩になるのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月27日の誕生色 : 膚 色
■11月27日の誕生花 : ヌルデ、他

禅寺丸柿

2008年11月26日 | 誕生果
午後4時38分 撮影


お騒がせしておりました、わが家のインターネット。

おかげさまで、
快適に使えるようになりました。

このところ、わが家のインターネット回線があまり芳しくなく、
時折、突如としてオフライン状態になっていました。
室内は有線です。

きょう、電話会社の担当者さんがいらして、
わが家のインターネットの状態を確認してくださいました。

傍らで作業を見ていると・・・
信号を確認したり、パソコンへの接続具合を確認したり。

まるで、インターネットのお医者さまみたい♪

結局、モデムを交換していただきました。

モデムのライトの点滅状態で、
回線の不具合の箇所もわかるのだそうです。
その大まかな目安も、教えていただきました。

まずは一段落です。
よかった~♪

作業が終わる頃、コーヒーを入れました。
おいしくできて、ほっ♪

途中、担当者さんの携帯が鳴りました。
着メロは、綺麗なジムノペディでした。


■11月26日の誕生果

   禅寺丸柿 (ぜんじまるがき)
     たゆまぬ努力

 ・和名 : ゼンジマルガキ
 ・分類 : カキノキ科、 カキノキ属
 ・原産地 : 日本


禅寺丸柿。
江戸の時代から人々に愛されてきた「歴史ある」柿。

神奈川県川崎市麻生区(あさおく)に、
かつて「関東の高野山」と呼ばれていた
王禅寺(おうぜんじ)というお寺があります。

1214(建保2)年、王禅寺中興の際。
寺再建のための用材を探しに山へ入ったとき、、
赤い実をつけた甘柿をみつけて、持ち帰りました。
そして、その柿の木を境内に植えたのだそうです。

同時に、村人たちにも柿の栽培を奨励したのだそうです。
そのため、この地では柿の栽培が盛んになりました。

当初は、自分たちの間食用だった柿。
それが江戸時代には、江戸の市場へ出荷するまでに。

江戸市場における禅寺丸柿の人気は高く、
かなりの収入になったようです。

正岡子規の句を真似して

  柿食えば 鐘が鳴るなり 王禅寺

と詠んだというエピソードもあるくらい。
人気のほどが、うかがえます。

それから、この禅寺丸柿は、「柿生(かきお)」
という地名のおこりになったとも言われています。

現在も王禅寺の本堂前の庭に、禅寺丸柿の原木があります。
この木の樹齢は400年以上。
今でも実をつけているのだそうです。

王禅寺の自然を愛し、時々訪れていた北原白秋は、
1935(昭和10)年に『王禅寺に想う』を執筆しています。

  柿生ふる柿生の里 名のみかは禅寺丸柿
  山柿の赤きを見れば まつぶさに秋は闌(た)けたり


現在では、禅寺丸柿を使ったワインも造られているとか。
あっさりとして飲みやすいらしい。

また、1995(平成7)年からは、
「禅寺丸柿まつり」が行われています。

おまつりでは、
  ・柿の皮むき競争 (むいた皮の長さを競う)
  ・柿の種飛ばし競争
などの楽しい催しもあります。

さらに、この禅寺丸柿は、2007年に、
国登録記念物として登録されました。

小ぶりで、まあるくて、甘~い禅寺丸柿。
永遠のアイドルのようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月26日の誕生色 : ペールアプリコット
■11月26日の誕生花 : ノコギリソウ、他

異空間旅行

2008年11月26日 | ピアノ全般
先日、小さなホールで催された
ピアノ・コンサートへ行ってきました。

座席は、ピアニストの手がバッチリ見える
ベストポジション。

演奏されたのは・・・
バッハ、モーツァルト、ショパン、ドビュッシー、ガーシュウィン。

どれも馴染みのある曲だったので、
私自身も一緒に共鳴しているかのような錯覚に陥りました。

作曲家それぞれの色の音に包まれていると、
ちょっとした小旅行気分にもなったりして。

音楽が主役の空間は、特別な世界になりますね。

コンサート後。

まるで私自身がすっかり浄化されたかのように、
ものすご~く気持ちよかった~。

生の音楽は格別です。