アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ゼネラル・レクラーク

2008年10月31日 | 誕生果
きょう10月31日は ハロウィン ですね。

もとおとはキリスト教の行事ですが、
日本では、かぼちゃグッズや仮装などで
楽しむケースが多いように思います。

お店では、黒とオレンジを基調とした
楽しい雰囲気のデコレーション。

お店のデコレーションといえば・・・。

私の居住エリアからほど近いところに、
とても美味しいケーキ屋さんがあります。

店内は、いつも、季節の装飾で彩られています。
現在のテーマは、もちろんハロウィン。

大きなジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)が、
いくつもつり下げられています。

店内装飾としてのジャック・オー・ランタンは、
工作品で、とてもキレイな球形をしています。

よーく見ると、内側は新聞紙!?
それも英字新聞なので、とってもオシャレに見えます。

お店のスタッフに尋ねてみると、
風船を利用して作ったのだとか。
グッドアイデアですね!

「お店を訪れてくれるすべての人を楽しませたい」

そんな気持ちが、焼き菓子のいいにおいと共に、
お店を訪れるすべての人を、包み込んでくれます。


■10月31日の誕生果

   ゼネラル・レクラーク (General Leclerc)
     夢

 ・和名 : ゼネラル・レクラーク
 ・分類 : バラ科、 ナシ属
 ・原産地 : フランス


ゼネラル・レクラーク。
両手で持つくらい大きくて美味しい洋梨。

1850年に、フランスの近郊で発見された偶然実生。
ドワイエンヌ・ドゥ・コミス
自然交雑実生(種から)ではないかと言われています。

日本に導入されたのは、1977(昭和52)年。

果形は、短めの洋梨型。
果皮は、黄色く、錆がついており、ザラザラしています。
果肉は、なめらかで多汁。

そして、何といっても香りが良い。
洋梨としては大きめなのも、嬉しいですね。

生食のほか、アイスクリームやワインなどにも
利用されているようです。

ところで。
「ゼネラル」はよいとして、「レクラーク」とは?
(フランス語読みで「レクレール}?)

ウェブ検索すると、
人名や、フランス陸軍主力戦車・・・・・
などが出てきます。

もしかしたら、発見者もしくは育成者の名前なのでしょうか?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月31日の誕生色 : ライラック
■10月31日の誕生花 : マユミ、他

2008年10月の空たち

2008年10月31日 | 季節の風景
10月29日 16:42



10月29日 8:21



10月28日 17:19



10月28日 16:03



10月28日 11:02



10月16日 16:40



10月16日 9:12



10月13日 16:45



10月12日 6:10



10月11日 17:23



10月11日 13:58



10月10日 8:05



10月6日 17:11



10月3日 17:23



10月2日 7:17



10月1日 17:44


銀 杏

2008年10月30日 | 誕生果
とても久しぶりに、コナン・ドイルの本を買いました。

名探偵ホームズではなく、
『ドイル傑作集1』という文庫本。

なぜ急に、そのような本を買う気持ちになったのか?

数日前。

書店で雑誌をパラパラとめくっていたところ、
ある記事が目につきました。

それは、「秋の夜」にオススメということで、
某作家が短編小説をいくつか紹介しているというもの。

自分では選ばないような作品が、
多く取り上げられていました。

その中に、コナン・ドイル作品があったのです。

小学生の頃、ホームズの大ファンだった私は、
「コナン・ドイル」という名前を見た途端、
無性に読みたくなりました。

作品名も魅力的だったからかもしれません。

文庫本で46ページの作品です。

ドイルは、自称、歴史小説家であり、
周囲が認める科学小説家でもあり、
何と言っても推理小説家です。

    『五十年後』

は、どのようなストーリーなのでしょう。
一気に読むのが楽しみです♪


■10月30日の誕生果

   銀杏 (ぎんなん)
     高貴、貞節

 ・英名 : ginkgo nut
 ・和名 : ギンナン
 ・分類 : イチョウ科、 イチョウ属、 落葉高木
 ・原産地 : 中国


銀杏。
ダーウィンが生きた化石と表現した植物。

公孫樹(いちょう)の木は、
古生代末期から存在しているといわれています。

仏教と共に朝鮮半島経由で日本に渡来。
神社・仏閣などに、たくさん植えられました。

ご存じの方も多いと思いますが、
イチョウの木は雌雄異株。

実がなるのは雌株だけ。
そして、熟すと自然落下します。

シーズンにイチョウ並木を歩くと、
空気も足下も、思いっきり「ギンナ~ン」状態ですネ。

(ただ、かぶれやすい方は、
 皮膚に触れないよう注意が必要かも。)

独特なニオイを放つギンナンですが、
食べるのは好きという方も多いのでは?

ギンナンには、デンプン、カロテン、ビタミンCなどが
ギュギュッとたくさん含まれています。

かすかな苦味と特有の風味が美味しいですね。

恵みと和みをたくさんもたらしてくれるギンナンは、
イチョウの木の子どもたちです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月30日の誕生色 : ビンヤード
■10月30日の誕生花 : ロベリア、他

"きらびやか" ではないけれど

2008年10月30日 | ピアノ全般
最近のピアノについて。

レッスンは?
。。。というと、先生がお風邪を召してしまったりで、
予定がキャンセルになり、次回まで間があります。

そうなると、しゅるしゅる~~と気が抜けてしまう私。

これではイケナイと、気持ちだけでも盛り上げるべく、
遊び半分で新しい曲に手を付けてみたりもしています。

これは仕上がらないかもしれないので、まだナイショ。

  ・楽譜2ページ
  ・ロ短調

という曲です。
進展がありましたら、また報告させていただきますね。

シューマンは、そこそこ順調でしょうか。
チマローザは、もっと歯切れ良く弾きたい♪
メンデルスゾーンは、「がんばりましょう」状態です。

昨年はスムーズに弾けなかった「ホワイトクリスマス」も、
もう一度弾こうかな。。♪

ラ・フランス

2008年10月29日 | 誕生果
午前8時21分 撮影


スプラウト。
植物(野菜)の新芽。

ここ何年かで、すっかりお馴染みになり、
野菜売場の常連さんです。

ブロッコリーやマスタードなどがポピュラーかな。

きょうは、青じそのスプラウトを発見しました!
ラベルには「青じその新芽」と書いてあります。

ほんのり青じその香りのする
すがすがしい野菜。

今日はサラダにしました。

麺類の薬味にしても、美味しそうです。


■10月29日の誕生果

   ラ・フランス (La France)
     不滅の愛、信頼

 ・和名 : ラ・フランス、ミダクナシ(不器量な梨)
 ・分類 : バラ科、 ナシ属
 ・原産地 : フランス


ラ・フランス。
日本の山形で開花した果物。

名前のとおり、フランス原産の洋梨。
発見されたのは、1864年頃。
日本へは、1903(明治36)年に導入されました。

収穫期は、場所によって若干差がありそうですが、
10月から12月なので、もうしばらく楽しめますね。

ご存じのように不整円形をしています。
果皮は黄緑色。
果肉は緻密で多汁。

多くの種類の洋梨が出回るようになった今日でも、
知名度は一番高いと思われます。

日本では、多くの人に愛され人気のある洋梨ですが、
本国フランスなどヨーロッパ各国では、
ほとんど生産されていないのだとか。

気候が合わない、という説もありますが。
ちょっと不思議な気もします。
 
生食のほか、コンポートやシャーベット、
ババロアやケーキなど、加工にもよく使われます。
缶詰もあります。

ラ・フランス。
堂々とした名前に、その優雅な香りと味わい。

すべてがパーフェクトのように思えるのですが、
愛敬ある姿には、親しみを感じたりもしています。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月29日の誕生色 : 栗 色
■10月29日の誕生花 : グロリオサ、他

木天蓼

2008年10月28日 | 誕生果
午後4時3分 撮影


アクセスありがとうございます。

このところ、
ご無沙汰気味 & 記事アップが遅れ気味で、
ごめんなさい! m(_ _)m

ほんの少しだけなのですが、
私のキャパを越えた日々が続いています。

徐々に整えていきますので、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


■10月28日の誕生果

   木天蓼 (またたび)
     献身



 ・英名 : silver vine
 ・和名 : マタタビ、ナツウメ
 ・分類 : マタタビ科、 マタタビ属、 落葉性つる植物
 ・主産地 : ?


木天蓼。
昔から疲労回復に効果があることで知られている薬草。

6~7月に花が咲きます。
白い梅の花に似ていて、とても綺麗。
"夏梅(なつうめ)" と呼ばれるのも納得です。

不完全な雌雄異花で、雌花は下向きで良い香りとか。

マタタビの花が気になる方は、
上の "Botanical Garden" のバナーをクリックしてくださいね。
花の写真を見ることができます。

マタタビの実がなるのは、8~10月頃。

生食のほか、実を塩漬けにしたり、
薬としての利用も多いようですね。

漢方では、実を粉にするなどして服用します。

マタタビの実の味は、「辛み、渋み、苦み」です。
「良薬口に苦し」を、
そのままカタチにしたような実だと思います。

マタタビという名前は、
「また旅ができるほど元気になる」
ことから付けられたといわれています。

猫の大好物であることも、よく知られていますね。
実だけでなく、葉やツルなどを猫が食べる(なめる?)と、
スリスリと猫自身の頭を地面等にすりつけて、ほろ酔い状態。

見ている方までゴロニャンと、ほど良い状態になりそうです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月28日の誕生色 : 鳩羽紫
■10月28日の誕生花 : ムクゲ、他

テンプレートの編集 (84)

2008年10月28日 | テンプレート
 
10月最終週。
そして、10月31日は、ハロウィン。

私がよく行くお店では、
9月頃からハロウィンの装飾が施されています。

近年、日本でもお馴染みになりつつあるハロウィンと
ハロウィンの伝統色、黒とオレンジ。

そして、カボチャ。

ギリギリになってしまいましたが、
ここも、ハロウィンの雰囲気にしてみました。

「ハロウィンとは何ぞや?」と思われる方は、
こちらをご覧くださいね。
   ↓
「大きなカボチャ」

紅 玉

2008年10月27日 | 誕生果
午前7時5分 撮影


きょうの東京地方は、何日かぶりに、
朝から良いお天気になりました。


さて、10月27日は 文字・活字文化の日 です。

2005(平成17)年制定の
「文字・活字文化振興法」により制定されました。

また、読書週間 の初日でもあります。

私が1ヶ月に読む本は、わずか数冊。

そういえば、いわゆる文学書のたぐいは、
ここ数年ほとんど読んでいないことに気付きました。

避けているわけでも何でもなく、読むジャンルが
実用書などに偏っているだけなのですが。

読書の秋であり、読書週間でもある今。
普段とは違う書物を手に取ってみましょうか。

いつもと違うことをすると、
新しい発見がありそうです。


■10月27日の誕生果

   紅玉 (こうぎょく)
     誠実、友情

 ・英名 : Jonathan
 ・和名 : コウギョク
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


紅玉。
甘酸の調和が最高のリンゴ。

アメリカのニューヨークにあるリンゴ園で発見された、
自然交配実生で、1826年に発表されました。

アメリカ名を ジョナサン といいます。

そして日本へは、1871(明治4)年に導入されました。

導入された明治時代から、昭和の後半までずっと、
紅玉は日本のリンゴ産業の中核を担ってきました。

色、つや、形、肉質、甘酸バランス、
それぞれが非常に良いリンゴらしいリンゴ。
やや小ぶりで、紅玉独特の食感と食味があります。

その上、皮をむいても変色しにくく、
調理・加工にも最高に適しています。

店頭に並ぶのは、10~11月頃。

たくさんの種類のリンゴが並ぶ中に紅玉を見つけると、
とても嬉しくなります。

また紅玉の季節が来たのだと。

個人的には、丸かじりが一番似合うリンゴだと思います。

紅玉を一口かじると・・・
さわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がって、
埋もれていた甘酸っぱい記憶にまで、たどり着けそうです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月27日の誕生色 : 錆納戸
■10月27日の誕生花 : ノバラ、他

西条柿

2008年10月26日 | 誕生果
きょう10月26日は 柿の日 です。

2005年に、全国果樹研究連合会カキ部会が制定しました。
1895年のこの日。

正岡子規が  柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
の句を詠んだことにちなみます。

本日の誕生果が 西条柿 なので、
嬉しい偶然です。


■10月26日の誕生果

   西条柿 (さいじょうがき)
     猛進、行動

 ・和名 : サイジョウガキ
 ・分類 : カキノキ科、 カキノキ属
 ・原産地 : 日本


西条柿。
広島県原産の渋柿。

13世紀頃には、すでに栽培されていたらしい。

渋抜きしたものは上品な甘みがあります。
日持ちはあまりよくないようです。

やや縦長な形。
干し柿としての品質は優秀。

収穫期は、10月上旬頃から。

柿の学名は、Diospyros kaki といいます。

Diospyros (ディオスピロス)は、
ギリシャ語の「Dios(神、ジュピター)+ pyros (穀物)」が語源。
意味は、「神の食べ物」とか。

全部合わせると、「神の食べ物、柿」ということになりますね。
それにしても、なぜ、「神の食べ物」なのでしょう?

アメリカ合衆国の先住民が、
植物の実を干して保存食にしており、
その実がディオスピロスと呼ばれていたことからとか。

きっと、貴重な保存食だったのでしょうね。
そしてまた、乾果の多くは甘みが凝縮されるので、
かなりの旨味にもなっていたと想像できます。

そして、柿の原産は、日本や中国というのが定説。

交易や布教活動により、日本からヨーロッパへ、
柿が持ち込まれたと考えられています。
欧米における柿は、日本のイメージが強いようです。

欧米諸国やロシアでも、「カキ」という言葉で通じます。
「カキ」は世界共通語だったのですね。

柿の実同様、「カキ」というコトバも、
欧米の人々には馴染みやすいもののようですね。

食卓にも、風景にも、国際交流にも
彩りを添えてくれる柿は、今が旬。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月26日の誕生色 : ライトターコイズ
■10月26日の誕生花 : クサギ、他

錆浅葱

2008年10月26日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

錆浅葱 (さびあさぎ) です。

浅葱色が錆びたような色?
・・・ではありません。

錆というのは、金属の錆ではなく、
「寂び」に通じる、くすんだ色の形容。

江戸中期頃、青系の、くすんだ色を形容するには、
「錆」という修飾語をつけて
色の違いを表現するようになったとか。

近代に入ってからは、
「錆」という表現を使うことはなくなったようです。

ということは、この「錆」がつく色名は、
江戸時代中期限定なのですね。

「錆」がつく色名としては、錆浅葱のほか・・・
錆鼠(さびねず)、錆鉄御納戸(さびてつおなんど)、
錆御納戸(さびおなんど)、錆青磁(さびせいじ)、など。

また、赤錆色(あかさびいろ)、錆朱(さびしゅ)、
錆色(さびいろ)、などは、
鉄が酸化して錆の出た色そのものを、表しています。

青系の色につけられた「錆」は、くすみの形容で、
赤系の色につけられた「錆」は、鉄錆そのものの色。

浅葱色や錆御納戸などは、青系の色カテゴリーに属しますが、
この錆浅葱は、緑系の色カテゴリーに属します。

浅葱は藍染で、木綿などを染めていたようです。
着物や羽織の裏に使われた浅葱木綿は、
浅葱裏と呼ばれていたのですね。

ところが、錆浅葱がどのように染められたのかは、
記録に残っていないのだとか。

ふと「寂浅葱」という文字が
脳裏に浮かび上がってきました。