NHK総合で、ずっと放送されている
「世界遺産への招待状」。
あまり見たことがなかった私ですが、
1月11日(月)の夜、たまたま目にした瞬間から、
番組の最後まで、テレビに釘付けになってしまいました!
私が見たのは、「ベネチアとその潟2」なのでしょう。
ヴェネツィアは、東方貿易により栄えた港市で、
13~15世紀には「アドリア海の女王」と、称えられていました。
16世紀初頭までは、ヴェネツィア共和国として、
東地中海各地に植民地を持つ都市領でした。
一つの島のように見えるヴェネツィアですが、
実は、120もの小さな浮島の集合体。
水路は、もともとあったものを利用しただけなのですね。
浮島と浮島に橋をかけたことから、
まるで人工的に造られたかのように見えます。
ヴェネツィアといえば、まずゴンドラ。
あの、船頭さんのいるオシャレな舟。
時代は違いますが、メンデルスゾーンが見た風景を、
ほんの少しだけ感じられるような気がして……。
1830年からの欧州旅行中に立ち寄ったヴェネツィア。
そこで受けたインスピレーションに基づいて
創作したといわれています。
メンデルスゾーンは、どんな風景に魅せられて、
3つの「ヴェネツィアの舟歌」を作曲したのでしょう?
"Venezianisches Gondellied" は、
メンデルスゾーンが自ら付けた標題です。
無言歌集の中に、同じ標題で3曲あります。
Op.19-6
Op.30-6
Op.62-5
3曲とも、8分の6拍子、短調。
Op.62-5だけが、
終盤、同主長音に転調しています。
右手にメロディ、左手に分散和音の伴奏、という構成。
ゆったりと進むようなメロディ(バルカロール)。
水路に浮かぶ舟を表現しているのが、よくわかりますね。
今までよりも、少しだけリアルなイメージをふくらませて、
これからも弾いていきたいです。(^^)
「世界遺産への招待状」。
あまり見たことがなかった私ですが、
1月11日(月)の夜、たまたま目にした瞬間から、
番組の最後まで、テレビに釘付けになってしまいました!
私が見たのは、「ベネチアとその潟2」なのでしょう。
ヴェネツィアは、東方貿易により栄えた港市で、
13~15世紀には「アドリア海の女王」と、称えられていました。
16世紀初頭までは、ヴェネツィア共和国として、
東地中海各地に植民地を持つ都市領でした。
一つの島のように見えるヴェネツィアですが、
実は、120もの小さな浮島の集合体。
水路は、もともとあったものを利用しただけなのですね。
浮島と浮島に橋をかけたことから、
まるで人工的に造られたかのように見えます。
ヴェネツィアといえば、まずゴンドラ。
あの、船頭さんのいるオシャレな舟。
時代は違いますが、メンデルスゾーンが見た風景を、
ほんの少しだけ感じられるような気がして……。
1830年からの欧州旅行中に立ち寄ったヴェネツィア。
そこで受けたインスピレーションに基づいて
創作したといわれています。
メンデルスゾーンは、どんな風景に魅せられて、
3つの「ヴェネツィアの舟歌」を作曲したのでしょう?
"Venezianisches Gondellied" は、
メンデルスゾーンが自ら付けた標題です。
無言歌集の中に、同じ標題で3曲あります。
Op.19-6
Op.30-6
Op.62-5
3曲とも、8分の6拍子、短調。
Op.62-5だけが、
終盤、同主長音に転調しています。
右手にメロディ、左手に分散和音の伴奏、という構成。
ゆったりと進むようなメロディ(バルカロール)。
水路に浮かぶ舟を表現しているのが、よくわかりますね。
今までよりも、少しだけリアルなイメージをふくらませて、
これからも弾いていきたいです。(^^)