<11月 6日の誕生花>
フジバカマ
・菊(きく)科
・学名 : Eupatorium fortunei
Eupatorium = フジバカマ属
fortunei = 植物採集家「フォーチュン」さんの
・原産地 : 中国
・別名 : 布知波賀万
・漢名 : 香水蘭
・英名 : Boneset, Thoroughwort, Agrimony Eupatoire
<花言葉>
あの日を思い出す、遅延、躊躇、ためらい
今日の誕生花、フジバカマの
花色は、薄紫です。
園芸品種では、外国産の同属種なども
かなり出回っているようです。
開花時期は、8月末頃~11月末頃です。
花の色が藤(ふじ)色で、
花弁の形が袴(はかま)に似ていることから、
フジバカマと呼ばれるようになりました。
乾燥すると、桜餅のような香りがします。
昔はかなり自生していたようですが、
現在ではほとんど見かけなくなり、
絶滅寸前の状態のようです。
環境省のレッドデータブックでは、
絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
なお、「絶滅危惧II類」とは、
・ 絶滅の危機が増大している種
・ 現在の状態をもたらした圧迫要因が
引き続き作用する場合、近い将来
「絶滅危惧I類」のランクに移行することが
確実と考えられるもの。
です。
また、ご存じの通り、秋の七草のひとつですね。
秋の七草は・・
萩の花、尾花、葛花、瞿麦の花、女郎花、藤袴、朝貌の花。
この秋の七草は、万葉集(第八巻)で山上憶良が詠んだものです。
尾花はススキということで落ち着いていますが、
朝貌の花については、朝貌はアサガオ(朝顔)?
それともムクゲ(木槿)? はたまたキキョウ(桔梗)?
いくつかの説があるようです。
それでも、桔梗説がかなり有力のようです。
春の七草が「食」中心なのに対して、
秋の七草は「花の鑑賞」が中心になっています。
団子より花・・・でしょうか。
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