フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『 風のガーデン 』
エンディングに流れる、平原綾香さんの「ノクターン」は、
ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」を
アレンジして歌詞をつけた曲です。
「クラシック音楽をモチーフにした曲がいい」
というのが、このドラマのテーマ曲に対する
脚本家、倉本聰氏の要望だったそうですね。
毎回エンディングに流れるのは、英語の歌詞。
また、ドラマの中では、
同じメロディーが、日本語の歌詞で歌われます。
こちらのタイトルは「カンパニュラの恋」。
平原綾香さん演じる無名の歌手・氷室茜のデビュー作?
ショパンが、このピアノ曲を書いていた頃。
彼には片思いの女性がいたのだそうです。
ショパンの切ない気持ちが大きく反映された彼自身の代表作
「ピアノ協奏曲第2番」からの引用もあるのだとか。
ただ、この曲は、
ショパンが身内の練習用に書いたともいわれています。
そのような理由からか、ショパンの生前は、
この曲が世に出ることはありませんでした。
以下は、YouTubeでみつけた動画です。
♪ 平原綾香のノクターン
♪ ヴァイオリン演奏によるショパンのノクターン第20番
『 風のガーデン 』
エンディングに流れる、平原綾香さんの「ノクターン」は、
ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」を
アレンジして歌詞をつけた曲です。
「クラシック音楽をモチーフにした曲がいい」
というのが、このドラマのテーマ曲に対する
脚本家、倉本聰氏の要望だったそうですね。
毎回エンディングに流れるのは、英語の歌詞。
また、ドラマの中では、
同じメロディーが、日本語の歌詞で歌われます。
こちらのタイトルは「カンパニュラの恋」。
平原綾香さん演じる無名の歌手・氷室茜のデビュー作?
ショパンが、このピアノ曲を書いていた頃。
彼には片思いの女性がいたのだそうです。
ショパンの切ない気持ちが大きく反映された彼自身の代表作
「ピアノ協奏曲第2番」からの引用もあるのだとか。
ただ、この曲は、
ショパンが身内の練習用に書いたともいわれています。
そのような理由からか、ショパンの生前は、
この曲が世に出ることはありませんでした。
以下は、YouTubeでみつけた動画です。
♪ 平原綾香のノクターン
♪ ヴァイオリン演奏によるショパンのノクターン第20番
第21番として録音されておりました。
当時殆んどのレコード(CDではありません)が19番までしか録音されていなくて、21曲入っていたのはアラウのものだけでしたが、20番はやはり「遺作」となってましたが普通の(?)ハ短調でした。
その後出た、フー・ツォンのはたしか20番が嬰ハ短調だったように記憶しています。
当時も何故違うのかは疑問には思っていましたが、
今は20番と言うことで定着しているのでしょうか。
ピアノをやっている友人の話では、その後出た楽譜が20番になっているというようなことも聴いたような気がします。
いずれにしても私の中では「21番」なのですけれども。
実はこの曲を初めて聴いたのは、もう30年近く前、海野義雄さんのヴァイオリンリサイタルで、アンコールで弾いて下さった演奏でした。
ミルシテインの編曲だと仰っていました。
それからピアノのレコードを探しまして、あったのがクラウディオ・アラウのものだけだったのです。
その当時は毎晩子守歌代わりに聴きながら寝入ったものです。
とっても懐かしい想い出です♪
「風のガーデン」一度観てみたいですね。
ためになるお話を、ありがとうございます♪
ショパンのノクターンは、ややこしいかもしれません。
私が持っている楽譜は20番の嬰ハ短調までで、21番がないんです。
ここで取り上げている20番の嬰ハ短調。
初版は「Adagio」と書かれていたらしいのですが、
ブラームスがこの曲を写譜する際、この標題を消した、
という話があります。
そのため、速度記号のみが残り
当時は「 Lento con gran espressione 」 と呼ばれていたとか。
その後、ノクターンと呼ばれるようになった原因としては、
ショパンの姉ルドヴィカが、ショパンの没後、
彼の未出版作品のカタログを作った際
「夜想曲風のレント」と記したことから、という説があります。
さらには、楽譜自体がオリジナルの草稿とは異なっているとも。
これは、本人が書き直したらしいといわれていますが…。
「風のガーデン」
それぞれの人物が織りなすストーリーも、映し出される風景も、
音楽が適度なモチーフとして用いられていることも、
私にとっては興味深いドラマです。