「アインシュタインの警告」という記事を見た。
ご覧になった方も多いと思うが、センショーナルなタイトルだったので振り返ってみる。
この地球は今温暖化に向かっているようで、それはこんなところにも影響が出ているようだ。
◆絶滅危惧種ではないし希少生物でもないミツバチ
そんな存在のミツバチが、どんどん減っているそうだ。
で、それの何が問題かと言えば、それはこういうことらしい。
地球温暖化の影響だと思われるが、暑さや乾燥に強い植物がその勢力を伸ばしている。
逆に、ロシアやカナダの冷涼な気候を好む植物は勢いを失っている。
すると、やはり冷涼な気候やそこに繁茂する植物を好むミツバチが減ってしまうのだという。
ミツバチが減ると、ハチミツが取れないだけでなく、受粉が必要な植物の生産が減ってしまうそうだ。
トマト・ナス・玉ねぎ・リンゴ・アーモンド・コーヒーなどの7割はハチが受粉しているという。
そのため、ミツバチがいなくなれば人類は食糧危機に陥る可能性があり、
これこそがアインシュタインが警告したことなのだ。
日本でも最近のリンゴ農家は、人工的に受粉作業が必要だという。
自然界のバランスとはうまくできていて、そして難しいものなんですね。