毎月毎月値上げのニュースが続く。
一昨年ごろから、最初はガソリン、次いで外食産業、そして家庭で消費する日曜消耗品や加工食品がが続いた。
反して、給料や年金は、そこまでの上昇はしていない。
我々一般の消費者は、どんどん生活が苦しくなるような気がする。
その大きな要因が為替の「円安」だと言う。
そしてその「円安」の要因は、日本の超低金利(一部マイナス金利)にあるそうだ。
ではその問題解決のためには、超低金利を改善すれば良いような気がする。
そんな素朴な疑問に対しての日銀の言い分はこうで、なるほどそれを聞けば、なんとなくそうかなと思わされた。
◆問題が大きくなると単純な答えに飛びついてしまう
現代社会では、あらゆる事柄が密接に絡み合って存在しているようだ。
だから、金利政策はそれ単独で存在するわけではなく、金融システム・為替・財政・企業業績・労働需給等との
相関関係の中で決定されていくものだそうだ。
「問題が大きく複雑になると社会はある種の思考停止状態に陥り、単純な答えに飛びついてしまう」ものだという。
つまりは、物価を上げるな→円安を是正せよ→超低金利を改めよというのは単純な回答で落第ということらしい。
それでもなんだかねぇ・・・