今年の初ミモザ

今日は「桃の節句」「雛祭り」の日なのだ。

母が私の娘に花束とお菓子を持ってお祝いに来てくれた。
意外だったので、娘は喜んでいた。家族は何もお祝いしていなかったもので。。。

その花束、桃の花がなかったらしくかわりに桜と菜の花とミモザの花だった。組み合わせは今回抜きで聞いて頂きたい。

私がもらった訳ではないが、一番喜んだのは私だった。
今年初のミモザの花を見たからだ。

「ミモザ」という花があるのを知ったのは8年も前のこと。
当時営業をしていてラジオで「ミモザの咲く頃」という歌が流れていた。
ラジオ局のＤＪが古い売れなかった曲を紹介して福岡を中心にヒットしたのだ。
元気をくれるこの歌が大好きになり、ＣＤも買いライブにまで行ったほどだ。

それからしばらくミモザの花には出会えないままだった。
４年前、東京にいる時にふと「ミモザの花」を見たくなり、ネットで調べたら葛西臨海公園にあるとの事。花の咲くタイミングに合わせて出かけた。
その日はとても風が強い日だった。管理事務所でミモザの木がある場所を確認してその場所へ向かったのだ。

遠くからもわかる十数メートルはあろう大きな木だった。
枝先の一面に小さなとびきり明るい黄色のミモザの花がちりばめられている印象だ。見上げてみると黄色のフサフサがたくさん。
近くに寄ると小さな線香花火のような花がたーくさん。
木の大きさと繊細な花の取り合わせがアンバランスだったが、春を迎える前に咲くこの元気な花が大好きになったのだ。

よく見ると近所にもあるのだが、活動を始める春にはもう散り始めているので、なかなかじっくり見ることはできない事が多いのだ。

今年は早々に春を感じる事ができた。しばらく楽しませていただこう！