ハンディ機のアンテナは悩みますね。
本体が小さいだけに、小さなアンテナだと使い勝手がいいですが、純正アンテナはとにかく感度が悪いし、かと言って社外のアンテナで受信感度と飛びのいいものとなるとかなりの長さになってしまい、ハンディ機のコンパクトさが隠れてしまいます。
しかし、受信できないことには無線機としても受信機としても用をなさないわけで、多少使い勝手が悪くても長いアンテナがいいと考えるわけです。
今回購入したアンテナは第一電波工業のSRH940という機種で、50/144/430MHzに加え「AM/FMエアーバンド/150/300/450/900MHz帯受信対応」とゴツイてんこ盛りアンテナです。
早速、広帯域受信対応のVX-7に取り付けてみました。
アンテナ全体を正面から撮りづらいので、本体部分だけアップしてみましたが、これじゃ何かわかりませんね。
アンテナの長さだけで45cmもありますが、フレキシブルアンテナなのでハンディ機を持つとアンテナはフラフラしてしまいますが、固いアンテナではないので少々ぶつけても壊れる事はなさそうです。
アンテナはまだ真っすぐなので、ハンディ機に取り付けた状態でもハンディ機は自立しますが、使っているうちにアンテナが曲がってきたりすると自立しなくなるのかもしれません。
肝心の受信に関しては、売りの「AM」は期待ほどよくなりませんでした。
ベランダに出たりするとそれなりに受信できますが、室内はやはり弱いです。
エアーバンドやFMはかなり良くなりました。
144MHzも感度が良くなりました。
50/430MHzはまだ受信できていないのでわかりませんし、各バンドの送信についてもまだ比較していないのでわかりません。
ただ、もろもろの受信の状態からするとそこそこいいのではないかと思います。
長さからすると短いモービルアンテナよりも更に短く、3バンドの送受信と広帯域受信の機能を持つことを考えると十分に満足できるアンテナではないでしょうか。
使用レビューできた際にはご報告しますね。