yuyuの日々

yuyuの日々の出来事です

ピカソって・その4

2019-12-06 04:29:09 | 美術館・絵画
ピカソって、これだけの視点を同一のものと感じられる能力があるのに・・・


女性の裸体を描かせるとまるでダメなんですよねー


要するに、こんな絵しか描けない。


今回の旅で、バルセロナのピカソ美術館とパリのオルセー美術館を続けて訪れたことがピカソの理解に非常に役立ちました。

こちら、ピカソ美術館の裸婦ですが、描写の未熟を青の時代の技法でごまかしているだけにしか見えません。


で、こちらはオルセー美術館。

え〜い、ひかえおろう!!!
このピカソさまのキュビズムが目に入らぬか〜〜〜〜〜

というのが私の理解したところです。

つづく



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日光・多母沢御用邸の秘密

2019-12-06 03:26:45 | yoyoの日々
多母沢御用邸をyuyuさんと訪れました。

前に一人で来た時のブログでも明治・大正・昭和の三代で構築された建物をご紹介しました。

この御用邸は、説明されないと見ただけでは分からないことが沢山あります。

例えばこのシャンデリアも、赤い色は金を溶かしてあるからだそうです。

畳の縁も係りの人に説明されるまで気がつきませんでした。

よく見ると4枚の畳の縁のがら模様がそろっているのです。

へ〜〜って言ってたら。

左右の畳の大きさが違うのは、縁とつなぎ目のラインを一直線とするためだと教えてもらいました。

もう一つ、一般の観光客が目にすることができないものをお見せします。



観光客が見るのはこの襖ですが、その裏側は立ち入り禁止になるので、カメラだけを向けて撮影しました。


前回のブログでもご紹介しましたが、皇后さまのお部屋の畳の縁は萌葱絹。

これは4番目のランクで、3番目のランクが先ほどの小紋縁になります。

そして2番目ランクは謁見所の床の間にある中紋縁です。


じゃあ、最高ランクの繧繝縁はというと、三種の神器を置く畳に使用されていました。


そして廊下のガラス。


日本で製造された最初のガラスは、炉の中で引き伸ばしたときの歪みがとても味わい深いです。


もしも大正時代であれば、平民が謁見所を覗くことなどできませんよね。


この気品に満ちた館は必見の価値があります。



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