村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

ほんとうに大丈夫なの?

2012年01月17日 20時53分51秒 | 震災・放射能

最近、友人がホールボディカウンターの診断を受けてその結果が出た。

体内被曝量はセシウム500ベクレル以上だった。

外部放射線量0.7μSv以下で生活しているのに、
なぜそんなに高い数値が出たのか一緒に検証してみたが思いつくことが少ない。

ただ、南相馬から避難するのに浪江町津島と葛尾村で過ごし水と野菜を摂取したことくらいだ。
たしかにその頃はその地域は一番放射線量が高い時期だったろう。

それからずいぶん長い期間経過しているのに何でそんなに高いの?

もしかするともっと汚染したものを摂取しているの?
摂取制限がかかっているものは食べていないのに何が汚染しているのかわからない。

浪江町の津島地区で採取された砕石も建設に使用され放射能が問題になっている。
南相馬市の砕石もK建材がほとんどだが、高ノ倉の放射線量が高いところから採取されている。
復興事業に多く使用されているが本当に大丈夫なのだろうか?

私も避難先から帰ってから「大丈夫だよ!」という野菜を多く食べた。
家の裏で栽培されている「しいたけ」
知人から頂いた「たけのこ」
父親が相馬からとってきた「山菜」
これらはのちにセシウムが500~1000ベクレル以上もあり出荷停止と摂取制限された。
でも、国で公表する前に「洗えば大丈夫」という安易な知識から摂取してしまった方が多いと思う。

私はまだ検査を受けていないが、
何も知らないうちに被曝し精神的に不安な気持ちを抱えている人たちのことを、
東電や国はどう考えているんだろうね。

最近、賠償請求した人から東電から厳しいことを言われるという人がいる。
世間では復興に向けてだいぶ進んでいるように言われているが、
この地域では震災や津波の復興は進んでいても、

「原発事故」の復興は先が見えません。