昨日読み終わった本
鴨志田 譲さんの著書「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」
元戦場カメラマンの体験記みたいなもの。
アルコール依存症で離婚してからも酒を飲み続け10回の吐血。
入退院を繰り返し、
入院するたびに酒を断つがついつい手を出し元の状態に戻ってしまう。
ついにはアルコール依存症患者が入院する「アルコール病棟」へ。
そこで出会った個性的な人達との生活から自分を変えるが時遅し、
愛する元妻や子供たちとの時間を取り戻しそうになった時には「肝臓がん」の宣告。
そして、酔いがさめて家に帰った時にはもう遅すぎた。
無くなった作者が実体験した小説。
俺も30代に10以上の団体に所属し毎週2~3件の飲み会をこなしながら毎日飲み続けたことがあった。
40歳になった時についに痛風を経験。
酒をやめようと思ったがついつい飲んでしまう毎日が続いてきた。
そんな時にアル中の先輩ががんで亡くなった。
俺も厄年を迎え、そろそろこんな生活を長く続けられないだろうと考えるようになってきた。
そこからいろんな団体とも見切りをつけながら付き合いを減らしてきた。
そのおかげでアル中への道を歩まなくても済んだのかもしれない。
この小説を読みながら自分の事をよく考える事が出来たと思う。
毎年健康診断で気になる肝機能の項目。
今年も数値が上昇傾向にあった。
年齢的にもそろそろ酒飲みの方法を検討しなければならないのかもしれない。
でもぉ~
結局、夜になるとビールの缶を握ってしまうんだよなぁ~!!
残り少ない人生、もうそれでもいいか(^○^)