山登りだけでなく滝めぐりも始めることにしました。
初回は福島県猪苗代町の「達沢不動滝」です。
安達太良連峰の船明神山に源をもつ不動川にある滝だそうです。
夏になるとよくテレビや新聞で話題になる滝。
素晴らしいと聞いたので行ってみました。
福島市から土湯街道を猪苗代町方面へ向かい、
母成グリーンライン方面へ左折します。
「達沢不動滝」の標識がたまに出てくるのでそれを頼りに進みます。
標識を信じて狭い道路を不安になりながら進むと「達沢不動滝」の駐車場に着きました。
想像していたより整備されていて安心。
人気がある滝ですが平日だからか貸し切りでした。
滝までの距離は350m、約10分だそうです。
駐車場付近にトイレがあります。
鳥居から奥はパワースポット。
鳥居をくぐり抜けて進むと整備された山道に出ます。
山道を少し進んだところに手水舎がありました。
苔の生えた筒からきれいな水が流れています。
不動尊が祀られているからか?
とりあえず清めて先へ進みます。
沢沿いの道は整備されていて広く傾斜も少なく歩きやすい。
暑い日ですが川のせせらぎと新緑で涼しさを感じます。
達沢の不動滝と原生林は「ふくしま緑の百景」に選ばれてするそうです。
ゆっくり歩いて10分程進むと建物が見えてきます。
達沢不動滝
安達太良山系船明神山に源をもつ不動川にかかる名瀑で、
滝元には不動尊を祀っています。
岩肌に沿って水がスダレのように流れ落ちる勇壮な男滝と、
その西側にひっそりとたたずむ優美な女滝が好対照を見せています。
鬱蒼と茂る樹木に囲まれ、
ふだんは荘厳な雰囲気が漂っていますが、
新緑と紅葉の時期には特に美しく、
多くの見物客で賑わいます。
と書かれてました。
「達沢不動明王」の鳥居をくぐって滝へ向かいます。
建物は休憩所?か祭事に使われるものか?
不動尊にはたくさんの剣が奉納されてました。
お参りしていよいよ滝とご対面です。
男滝
高さ10m、幅16mで一枚岩の黒い岩肌をカーテンのように水が流れ落ちています。
滝から吹いてくる風が暑さを忘れさせるほど涼しくて気持ちいい。
すぐ側で滝を見れるのでマイナスイオンをたっぷり全身に浴びることができます。
コロナ対策なのか柵から先への立ち入りが禁止されているので、
これ以上滝へ近づくことができません。
いろんな角度から写真を撮ろうと思ったんだけどごめんなさい。
女滝はちょろちょろ流れるところがかすかに見えるんだけど、
角度を変えないと写真に撮れません。
苔むした原生林や不動川の流れを見ながらのんびり歩ける気持ちいい山道。
新緑の木々からはセミの鳴き声がにぎやかに聞こえてました。
紅葉の時期には最高にきれいでしょうね。
また秋にチャレンジしてみたいと思います。