昨日夜勤明けで寝ていてなんか外が騒動しいと思ったら農業用水路の除染が行われていた。
以前は田んぼへ水を引くために用水路に堆積していた泥を除去するために毎年堀上げを行っていたが原発事故後はやっていない。
4年間堆積した泥を除去してくれている。
放射線量の高い山側から開始されてきてやっとわれわれの地域までたどり着いてきたようです。
山から海岸線までのほぼ中間地点かな?
今年度中に終了予定だから果たして間に合うのだろうか?
農業用水路の除染は側溝周辺の除草と堆積物や汚泥の除去。
重機や手作業で堆積物を除去し、コンクリート部分はブラシ等で洗い流しているようです。
汚泥はバキューム車で汲み上げると言うが・・・・・?
除染の終わった後は見違えるようにきれいになりました。
しかし、用水路だけの除染ですから雨が降るとまた用水路へ汚染された汚水が流れ込んでいきます。
1年間でまた堆積物が多くなっていくのでそれはどうなるのか?
そう考えると果たしてどれくらいの効果があるんだろうか?
今年限りの気休めの除染かな?
南相馬市の平成27年産米作付方針についてのお知らせが届いた。
国から全戸生産出荷管理という方針が示された。
全戸出荷管理とは、南相馬市の管理計画は策定せず、農家単位で吸収抑制対策を実施するということ。
われわれの地域はいまだに農地除染が行われていない。
今年度中には実施予定というが果たしてどうか?
無理して米を作っても、米は売れずに荷崩れしていく一方。
南相馬市の方針では平成27年産米は飼料米を中心に作付る方針。
これまで美味しい米を作るために頑張ってきたが、作った米は飼料にしかならないのでは・・・・・?
われわれの地域はこれから農地除染が行われる。
そして、その後に大規模化へ向けた基盤整備が行われる。
いよいよ小さな百姓は農業から手を引く時が迫ってきたようです。
俺は来年から兼業農家ではなくただの会社員ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます