昨日は福島県の高校入学試験が行われた。
警戒区域にある高校の定員は0.4%にも満たない。浪江高校にいたっては定員33名中4名しかいない。浪江小学校では入学生がゼロになったそうだ。
南相馬市にある高校でも定員に達したのは1学科しかない。後は全て定員に達していない。それだけ地元に子どもがいないと言うことになる。
震災からもうすぐ2年。
避難を続けている人にも地元に戻ることより現実を考え始めているようです。
避難先の学校に入学を決断したことによって、これからの生活や人生の方向性も変わってくるでしょう。
「帰ってこい 帰ってこい」と言葉ばかりで一向に除染が進まない状況では、これから先どれだけの南相馬市民が移住していくかわからない。
除染完了予定まで後2年。
避難者にとってあと2年間で南相馬市がどれだけ遠い存在になってしまうのか心配です。
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