今日は24節気の一つで立秋です。
初めて秋の気配が現れてくる頃とされています。高い山では秋の気配が感じられてくるんでしょうね。でも、暦の上では一年の初めである立春から半年たって立秋を迎え、いよいよ後半の半年となります。立春が最も寒い時期であるのと同じく、立秋は最も暑い時期にあたるそうです。
やっぱり暦通りに暑い日が続きますね。この日の翌日から残暑と言うそうなので早く残暑が緩んでくれるのを期待したいです。
今日、地域の方の訃報が届きました。暑さに耐えられないのか最近亡くなられる方が多くなってきました。原発事故以来制限された生活を強いられてきたので、精神的にも体力的にも病んできた方が多くなっています。
別れにもいろいろありますが、震災と津波、その後の原発事故により多くの別れを経験してきました。
震災直後は避難によりこの地域と別れを告げみんな離れ離れになってしまいました。
津波の被災により生まれ故郷に見切りをつけてこの地を離れていかれた方も多くいます。
原発事故の避難により精神的に体力を奪われ亡くなられた方も多くいます。
病気になり遠くの病院で入院治療を続けている方も多くいます。もう戻って来れない方もいます。
精神的に病み会社に別れを告げた方もいます。今月も一人会社を去りました。
会社も軌道に乗らず他の工場へ異動を強いられた方も多くいます。
いろいろな形で多くの方と別れを告げてきましたが、それに立ち会うたびにむなしさと悲しさを感じます。
なぜこんな風になってしまったんでしょうね。本当にできる事なら3.11より以前にリセットしてほしいです。
南相馬でも多くの別れがあったが、ディスクゴルフでも悲しい別れが起きてしまった。
はらくにさんのブログを見たら、由利本荘市の「健さん」が7月末に亡くなったと書かれていた。
健さんには秋田に初めて遠征し大会に参加させてもらった時から大変お世話になりました。元力士だと言う割には優しすぎる性格でしたね。我々が秋田に行くといつも気遣ってくれました。そして、あの笑顔で励ましたくれました。秋田に行ったときに健さんがいないとなんかさびしい思いをしたものです。俺が崩れてしまった時も、健さんは「うまいんだから大丈夫だ」といつも励ましてくれました。
あの笑顔の健さんがいなくなってしまったと思うと残念でなりません。
また尊い人を失ってしまいました。
健さん、これまで励ましてくれてありがとう。そして、お疲れ様でした。安らかにお眠りください。
健さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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