新聞に「帰還希望42%」の記事が載っていた。
南相馬市の避難区域住民を対象としたアンケートによる結果だと帰還を希望しているのが42%で前年度から13ポイント増加したというのだ。
ただアンケートの回答率が54%と昨年より8ポイント低く、前回帰還を望まない市民からの回答が減っているというから実質は帰還を望まない人が多い可能性がある。
回答率が54%だったら実際には54%のうちの42%だから約23%にならないのだろうか?
その数字だったら深刻な問題になりますね。
俺の知人でも実際に避難区域に家があり将来帰還可能であっても、南相馬市外へ家を建てたり購入した人が多くいる。
現実に原発に近い所には住みたくないと思っている人が多いようだ。
実際に帰還を希望しているのは、南相馬市でも小高区ではなく原町区の人かもしれない。
小高区の除染も急ピッチで進んでいるが、インフラが整備されて帰還可能となっても帰る人が少なくてはどうなることか?
小高区が老人だけの過疎の町にならない事を祈りたい。
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