村爺のなんでもいいべ

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平成26年産米の生産数量は

2014年10月05日 13時46分14秒 | 農業

平成26年産米における補正後の生産数量目標及び面積換算値通知が今年も届いた。

もちろん今年も原発被害により不作付けなので生産確定数量と面積はゼロ。

4年連続の不作付けが決定した。

これから来春に向けて農地の除染作業が始まる。

来年は作付けすることになるのかな?

米を生産している農家では収穫が最盛期を迎えているが、平成26年産米の価格暴落が深刻な問題になっている。

平成24年産米の需要減退により17万トン以上の持越し在庫があり、平成25年産米が1俵あたり2000円以上価格が下落したそうだ。

需要が回復しない現状の中、平成26年産米の作況状況が全国で「平年並み」から「やや良」と発表され、国の「基本指針」によれば、平成27年6月末の民間在庫が209万トンの過剰在庫となることが見込まれ、ますます販売環境が厳しい状況となることから、平成26年産米概算金単価が暴落したようだ。

福島県は供給過剰と原発事故の風評被害により、他県産米よりも厳しい状況に置かれている。

さらに福島県内でも浜通り産米は厳しい状況となっている。

浜通りのコシヒカリで全農概算金が1俵6900円。

JAそうまでは稲作農家の営農継続のために独自で加算処置を講じることとしたようだが、実際に売れなければこの加算金は借金になってしまうのか?

国の交付金による補てんもあるが、福島県浜通りの米農家の置かれている状況はこれからさらに深刻な状況になって行くかもしれない。

来年から作付けすることにしても、

これまで動かしていない機械の整備や荒れ果てた田んぼで生産再開するのに必要な肥料や農薬代、赤字になるのが目に見えている。

それでも米の生産を再開させなければならないのか?

難しい問題を突き付けられますね(*_*)



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