平成時代の代表的なアイドルグループ・SMAPが2003年(平成15年)から歌って大ヒットした曲で、作詞・作曲は槇原敬之である。
歌詞にあるように「ナンバーワンでなくオンリーワン」というのは、仏教の“天上天下唯我独尊”からヒントを得ているという。槇原自身が仏教に傾倒したからだ。
最終的な売り上げ枚数は300万枚を突破しただけでなく、2007年(平成19年)には「日本の歌百選」にも選ばれた。まさに平成時代を代表し、象徴するかのような曲になったのである。
しかし、その後「2番じゃ駄目なんですか」というセリフが皮肉られ、「ゆとり教育」も批判されるなど時代の流れは変わっていったと思う。
SMAP『世界に一つだけの花』