卒業式の日 君は水色の振袖を着ていたね
別れの日だった 君と言葉をかわすこともなく
僕はひとり 街をさまよった
さようなら さようなら・・・心の中で 君につぶやく
水色の振袖は とても似合っていたよ
その君と もう会えないかもしれない
春は 別れの季節なのだ さびしくて 心残りだが
人と別れ そして 人はよみがえるのだろうか
春の光は あたたかく 僕らを包むけれど
心の傷は 癒えることはない
でも 僕らは 別れなければならない
せめて ひとこと 言わせてほしい
お元気で いつまでも幸せにと
僕は 決して 君を忘れないだろう
そして 水色の 君の振袖姿を
それは 明るく 清らかだった
僕の心に いつまでも 春の光とともに 残るだろう
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