不動産開業は
定年後が、ぴったりです
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AIを使うときの new
落とし穴 連載 7
アマゾンも苦い経験を
それは大手IT企業も例外では
ない。おなじみの米Amazon
.comは採用活動を支援するた
めに、応募者から寄せられる
履歴書を審査するAIを使って
いた。ところがこのAIが、女
性の応募者を不当に低く評価
していた、つまり女性に“偏見
”を持っていたとして利用を中
止している。なぜそのような
ことが起きたのか、それはAI
にモデルを構築させるために
、過去の社員や応募に関する
データを与えていたからだっ
た。米国でも、IT技術者はま
だまだ男性の方が多い。その
ためAIは、過去のデータから
「男性を採用すべき」という
モデルを作ってしまったのだ。
(次回に続く)
AIを使うときの
落とし穴 連載 6
落とし穴がある
しかし実際には話はそれほど
単純ではない。機械に与える
データや、モデル構築のアル
ゴリズムが適切だったのか、
また機械がどのようなモデル
を作ったのかなどを把握する
のは簡単ではなく、思いがけ
ない落とし穴にはまることも
ある。
(次回に続く)
AIを使うときの
落とし穴 連載 5
モデルを構築、AIで予測
例えば機械に対して、アイス
クリームの売上に関する過去
のデータと、気温や気象、PR
予算などさまざまな関連デー
タを与えたとする。機械学習
では、このデータ(教師デー
タと呼ばれる)に基づいて、
機械が自ら「気温と売上の間
に正の相関関係がある」とい
ったモデルを作る。このモデ
ルを構築したAIに対して現在
のデータを与え、今後1週間
のアイスクリームの売上を予
測させる、といった使い方が
できるわけだ。
(次回に続く)
AIを使うときの
落とし穴 連載 4
機械学習という手法
とはいえAIの定義はあいまい
で、詳細な議論をしようとす
ればそれだけで日が暮れてし
まう。本記事では、あくまで
「いま」AIと言ったときに何
を指すことが多いか、を確認
しておこう。現在、多くのAI
アプリケーションで使用され
ているのが「機械学習」とい
う手法だ。簡単にいえば、デ
ータに基づいて機械が「モデ
ル」をつくり、そのモデルに
基づいて、機械が何らかの判
断を行うというものだ。モデ
ルとは、人間でいえば判断の
根拠に相当する。
(次回に続く)
AIを使うときの
落とし穴 連載 3
AIの特質を知る
AI時代、マーケターはどのよ
うに関連知識を学んでいけば
良いのだろうか。まずは「AI
」と言ったときに、それが何
を意味するのかという点を押
さえておきたい。「いまさら
AIの定義?」と思われるかも
しれないが、自分の使ってい
る道具がどのような性質を持
つのかを理解していなければ
、それを正しく使うことはで
きないだろう。
AIを使うときの
落とし穴 連載 2
AIの力を引き出す教育
例えば「多くの社会人( 約10
0 万人/年)が、基本的情報知
識と、データサイエンス・AIな
どの実践的活用スキルを習得で
きる機会をあらゆる手段を用い
て提供」や、「大学生、社会人
に対するリベラルアーツ教育の
充実(一面的なデータ解析の結
果やAIをうのみにしないための
批判的思考力の養成も含む)」
といった目標が掲げられている
。これがどこまで実現されるか
はさておき、AIの力を引き出す
ためには、AIを利活用する側で
も年間 100万人という単位で関
連スキルを教育する必要性が
認識されているのだ。
(次回に続く)
AIを使うときの
落とし穴 新連載 1
2019年6月に、内閣府の統合
イノベーション戦略推進会議
が「AI戦略2019」を発表した
。これは日本政府がAI(人工
知能)の領域で取るべき政策
を提言したもので、AIの社会
実装において優先すべき分野
などを示している。この中の
「教育改革」と題されたセク
ションで、AI人材の育成につ
いて触れられている。面白い
のは、ここで目指されている
のは技術者の育成だけでなく
、AIを利活用する側の知識や
スキルも高めようとしている
点だ。
小林啓倫 ITmedia
(今回新連載です)
文字起こしに鉱脈 new
を得た快活人生 最終回 47
攻めの人生に感服
「同時に、選択的夫婦別姓裁
判を追いかけていて。取材を
進めるうちに、さまざまな方
と知り合い、法改正に向けて
一冊の本にまとめようと思っ
ています。またクラウドファ
ンディングで資金を集めて、
視覚障害に関する本も出した
いですね!!」和久井さんは
とても生き生きと話した。ず
っと攻めのスタイルで人生を
駆け抜ける姿に、心から感服
した。
(今回最終回です)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 46
戦争体験本の出版予定
社員寮をリノベーションして
、シェアハウスにしている物
件に、取材を兼ねて生活して
いるという。「それから、戦
争を体験された方にお話を聞
くという取材をコツコツ続け
てきたのですが、それが今年
の夏に出版されることになり
ました。とても優秀な編集さ
んがついてくれ、しかもその
本のために出版社まで立ち上
げてくれたんです」戦争の話
を聞く対象は、主にツテを頼
ったということだが、結果的
にそうそうたる顔ぶれになっ
たという。
(次回最終回です)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 45
シェアハウスに移転
そんな失敗の連続の中で、た
またま芽が出たものが、少女
マンガ研究だったり、ブライ
ンドライターだったんですね
」「ちなみに今は何を取材し
ているのですか?」と伺うと
「白物家電が全部壊れたので
、賃貸物件を引き払いました
。今は 100人以上が一緒に暮
らすシェアハウスに住んでい
ます」と衝撃の答えが返って
きた。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 44
「誘われたことは断らない」
「私は基本的に誘われたこと
は断らないんですよ。
『これやってみない?』
『これいいんだよ!!』
とか言われたら
『んじゃあ、やってみるか』
ってまず動いちゃいますね。
だから失敗はよくします。仕
事の失敗話をネタに記事を書
いていますけど、笑える話し
か書いていません。出版社を
立て続けに首になったときな
どは結構引きずりました。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 43
ジェットコースター人生
「基本的なパソコンの知識や
、ツールを使用できないとブ
ラインドライターズでは仕事
ができません。これから先も
、どんな環境になっても柔軟
に対応し、新しいことにチャ
レンジしていく会社でいたい
と思っています」和久井さん
の人生を伺っていると、まる
でジェットコースターのよう
だと思った。目まぐるしく状
況が変わっていくけれど、一
つひとつの物事にはどっぷり
と深くハマっている。楽しそ
うだけど、大変そうでもある。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 42
コロナもミニマム
しかし創業して 1年で、いき
なりコロナ禍に見舞われた。
だが影響はミニマムだという
。「自分が、通勤・定時就業
がストレスだったので、全員
自宅作業、自由な時間に作業
してもらってOKにしています
。こうしたフレキシブルさは
、非常時にとても役に立ちま
した。やり取りはすべてオン
ラインであるおかげで、自粛
になってもとくに業務に変化
はないんです。ITは障害をフ
ォローする技術なので、ツー
ルを駆使するスタッフは多い
ですよ」年を取ったから仕事
がなくなるのではなく、技術
や社会の変化についていけな
くなるから仕事がなくなるの
だと、和久井さんは思う。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 41
いろいろな仕事のお依頼
「小説の中に登場する視覚障
害者の表現がおかしくないか
監修してほしい」という依頼
だったり、「映画の主人公が
盲目で文字起こしの仕事をし
ているから参考のために取材
させてほしい」というような
依頼だ。これからはこうした
監修の仕事を増やしていきた
いと考える。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 40
やる気に溢れたスタッフ
障害者ワークは数あれど、実
際に独立して生活できるほど
稼げているジャンルはあまり
ないのが現実だ。だがその中
では、文字起こしの仕事はま
だ稼ぐことができる。視力障
害の引け目を感じず、長所を
活かして働くことができる仕
事だと思う。「トゥーマッチ
なくらいやる気に溢れたスタ
ッフばかりで、いつも刺激を
もらっています」合同会社ブ
ラインドライターズの仕事は
、文字起こしが中心だが、そ
の他、当事者にしかできない
仕事も引き受けている。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 39
法人化する
それまでは和久井さんが校正
をやっていたのだが、和久井
さんもライターとしての仕事
が忙しくなってきたため、車
いすユーザーの女性をメンバ
ーに入れた。「最初は私が個
人の仕事として受けていたん
ですが、収入はあっという間
に1000万円を超えてしまいま
した。それで、2019年の春に
会社を作り法人化しました。
今は、この会社から給料をも
らう形になっていますね」
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 38
「ブラインドライター」話題
「彼女を紹介してくれた方が
『ブラインドライター』とい
う名前をつけてくれました。
『視覚に障害があるけど、聴
覚を活かしてブラインドライ
ターとしてがんばっています
』という旨の公式サイトを作
ると、それがSNSでめっちゃ
跳ねました」そこからはサイ
トを見た人など、外部からの
仕事も入るようになった。ブ
ラインドライターが1人では
とても間に合わない量になり
、新たに3人の視覚障害者が
入った。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 37
仕事がつながる
と紹介してくれました。さっ
そく頼んでみると、安くて、
早くて、誤字もない、とても
完成度の高い文字起こしが送
られて来たんです」文字起こ
しをしてくれた女性と話をす
ると、「もっと仕事が欲しい
です」と言われた。和久井さ
んは当時、ゲーム系のサイト
で記事を書いていた。声優さ
んのインタビューの企画など
で、文字起こしが必要な仕事
を紹介した。それでも、まだ
仕事がしたいというので、知
り合いの編集者を紹介した。
そこからはコンスタントに仕
事がくるようになった。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 36
8時間インタビュー取材
仕事は相変わらずヒマだった
ので、フリーペーパーに向け
て熱心に企画を出し、編集を
請け負った。その頃、『 8時
間インタビュー取材をして、
2週間後に1冊の本にしろ』と
いう、かなりタイトな書籍の
ゴーストライターの仕事が回
ってきた。「 8時間のインタ
ビューなんて、文字起こしす
るだけで 2週間かかってしま
います。そんな愚痴を言って
いたら、フリーペーパーの編
集者が『視覚障害者の女性で
文字起こしをしている子がい
るから、彼女に頼んだら?』
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 35
ボランティアに誘われて
そんなある日、ある出版社の
部長に呼び出された。「女性
の障害者向けのフリーペーパ
ーを作っている。ボランティ
アで入ってくれないか?」と
言われた。「それまでは、障
害のある人と関わったことは
ありませんでした。ただスペ
インに行ったときに、障害者
がごくごく普通に街を歩いて
いたことに衝撃を受けて、い
ろいろ思うところがありまし
た。そして何かを始めれば、
次に繋がるだろうと思いまし
た」
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 34
2 年間貧乏暮らし
そこから急に無収入になりま
した。家賃が払えないプレッ
シャーで吐き気がするんです
よ。知り合いみんなにお願い
して仕事を恵んでもらいまし
た。そこから 2 年くらいはず
っと貧乏でしたね 」ウェブ
サイトに企画を出して、記事
を書き、なんとか食いつなぐ
日々だった。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 33
週刊誌編集部でライター
旅から戻ってからは、大手出
版社の男性から週刊誌編集部
を紹介してもらい、ライター
として活動を始めた。「しば
らく仕事を続けていると、編
集者に『フリーランスのライ
ターをするなら、編集者をや
ったほうがいいよ~』って勧
められました。『はい~!!
』ってその編集部に入ったん
ですけど、そこも結局 3カ月
でクビになりました。
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 32
2カ月の旅をする
「仕事もクビになったところ
だったので、思い切って訪れ
ることにしました。ネムルト
山はかなりの田舎にあります
。まずはトルコ語を習おうと
思い、イスタンブールに行っ
て 1カ月間トルコ語を習いま
した。そしてそれから、ネム
ルト山などを巡って帰ってき
ました。のべ 2カ月の旅でし
た」
(次回に続く)
文字起こしに鉱脈
を得た快活人生 連載 31
神秘の遺跡カタログの出会い
仕事がなくなってしまったた
め人脈を得ようと思い、ライ
ターの集まる会合に出席した
。そこに大手出版社から来て
いる男性がいた。名刺交換し
て、とにかく毎週せっせと企
画を送り続けた。そんな頃、
ふと美術館のカタログを見る
と、禿山に巨大な神像の首が
ゴロゴロ転がる神秘的な遺跡
が目に止まった。反射的に
「これは、見たい!!」と思
った。トルコの東部にある、
ネムルト山だった。
(次回に続く)
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