動産開業は
定年後が、ぴったりです
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バックナンバー2
「サラダ無人販売」 new
ランチに革命 連載 7
累計3000拠点にサービス
現在、累計3000拠点にサ
ービスを提供しているが、
うち、1000拠点ほどはここ
1年内に契約した企業だそ
うだ。コロナによる飲食店
の休業、時短営業の影響や、
社員のリモートワーク化が
理由として挙げられる。も
ともと社食を備えている企
業が、管理のコストや手間
がかからないOFFICE DE YA
SAIに切り換えるケースもあ
る。
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 連載 6
企業の福利厚生として普及
同社の置き型社食は企業の
福利厚生として採用される
ことが多く、低コストのた
め、中小企業やベンチャー
企業などに顧客を広げてき
た。小さな冷蔵庫をオフィ
スに設置し、同社が定期的
に中身を配送、賞味期限等
の管理も行う。料金は、商
品150個分の基本プランの
場合月に約5万円。これに
プラスし、社員が購入した
商品の代金1個100円×販売
数分がKOMPEITOに支払わ
れる。
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 連載 5
コロナ前から
KOMPEITO代表取締役CEO
の渡邉瞬氏に聞くと、自販
機の検討はコロナ前から始
めていたという。「2014年
から始めた OFFICE DE YAS
AI事業の中で、サラダやス
ムージーなど、野菜のニー
ズが高まってきているのを
感じていました。またアメ
リカや韓国などでサラダ専
門店が人気を集めるなど、
世界的に野菜、サラダが流
行している。人口減少やコ
スト低減のために自販機の
ニーズも高まっていると考
え、サラダ自販機のサービ
スを思いつきました」
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 連載 4
新鮮野菜200g980円
特徴は協力工場でカットし
た新鮮な産直野菜を使用し、
たんぱく質も含め200gほど
とボリュームもある、栄養
バランスのよいサラダとし
ているところだ。種類は「
スモークサーモンとチーズ
の贅沢サラダ」「国産丸大
豆の島豆腐とお豆のプロテ
インサラダ」など6種類。
価格は980円で統一している。
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 連載 3
もう一方無人販売システム
他方、自販機ではないが、
同じサラダの「CRISP SALA
D WORKS」が、商品やお金
のやり取りに人を介さない、
無人販売システム「CRISP
STATION」を東京・丸の内
でスタート。こちらはコロ
ナの影響というよりは、“購
買体験のアップデート”を目
指した取り組みだという。
まず前者から紹介していこ
う。SALAD STANDを提供
するのは株式会社KOMPEI
TO。野菜にこだわった置き
型社食「OFFICE DE YASAI
(オフィスで野菜)」を展
開する企業だ。同サービス
で蓄積した野菜やフルーツ
商品の販売、食品保冷配送
の物流ノウハウを活用し、
2020年11月10日、サラダの
自動販売機のサービスを開
始した。
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 連載 2
自動販売機のニーズは高い
飲料自販機については飽和
状態にあるとは言え、with
コロナ社会では人を介さず
に購入できる自販機へのニ
ーズは高い。さらに非接触、
キャッシュレス化が進めば、
自販機全体の市場可能性は
まだまだ期待できそうだ。
今回は、これらコロナの社
会状況を反映した、2 つの
新しい取り組みを紹介する。
一方は、有機・無農薬野菜
にこだわったサラダの自動
販売機「SALAD STAND」。
AIを搭載した先進的な自販
機を採用しているところが
ポイントだ。
(次回に続く)
「サラダ無人販売」
ランチに革命 新連載 1
コロナで大いに進んだのが、
小売店や飲食店などでのキ
ャッシュレスと非接触化。
そして無人で商品をやりと
りできる自販機も、今、
注目が集まっているツール
だ。冷凍ラーメンや餃子、
地域の物産など、さまざま
ユニークな自販機がメディ
アで紹介されている。202
0年末の自販機および自動
サービス機(両替機や自動
精算機等)の普及台数は4
04万5800台。普及台数は2
000年に560万台を突破後
ゆるやかに減少しているが、
2020年はリモートワーク、
外出自粛などの影響で全体
の5割以上を占める飲料の
自販機については前年より
3.8%減少。
薗岡志麻フリーライター
(今回新連載です)
ウイスキー山崎55年 new
300万円の訳 最終回 20
現地人ガイドさん無理
現地人のガイドさんではこ
うはいきませんし、その国
が好きで移住したばかりの
日本人では、いいところ、
刺激的なところばかりが目
につく段階で、日本文化の
「普通」と冷静に比較でき
る視点が身についていない
可能性があるのです。
(今回最終回です)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 19
現地の普通を教えてもらう
コロナ禍の現在ではまだま
だ難しいですが、以前の私
は海外旅行をするとき、そ
の地で少なくとも10年以上
暮らしている日本人を探し
てガイドをお願いするよう
にしていました。日本人が
見るとそうではない現地の
「普通」を教えていただけ
るので、「価値観の差」を
見つけやすくなるからです。
(次回最終回です)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 18
価値観の差のポイント
まとめると、「価値観の差」
で利潤を生むためのポイン
トは、幅広い文化に触れつ
つ、それぞれの文化の「普
通」を把握することです。
たとえその層が今の自分や
自社から遠い位置にある場
合でも、できるだけその場
に足を運び、人と触れ合い、
対話するなどして、理解を
深めようとする努力をする
べきでしょう。ちなみに、
「価値観の差」を知る手っ
取り早い方法は、「その文
化の中にいる、別のバック
ボーンを持つ人」の話を聞
くことです。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 17
ベンチャー企業の活路
なぜなら、これからの中小
・ベンチャー企業の活路は、
大手の大量生産品にはない
「新しい価値」を持ち、「
高値で売れる」商品やサー
ビスにあるからです。そし
て、その最大のターゲット
は、富裕層というレベルか
どうかはともかく、ある程
度お金を自由に使える層に
なるはずです。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 16
富裕層の文化を知る
もちろん、私自身にとって
は100万円のウイスキーも
十二分に敷居の高い買い物
で、富裕層の「普通」を推
測している部分も多々あり
ます。ひょっとするとこの
記事を読んで「1億円はさ
すがに高すぎる」と思うビ
リオネアもいるかもしれま
せん。しかし一部、推測や
想像に頼らざるを得ない部
分があっても、今後のビジ
ネスを考える上で、とくに
中小企業やベンチャー企業
の経営者にとっては、(一
般の人の「普通」レベルを
十分に理解した上で)裕福
な人たちの文化を知ろうと
する努力は欠かせないもの
になると考えます。
(磁界に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 15
価値を見いだす方々
「山崎」は、世界的な酒類
の品評会でも数多く受賞す
るなど、もともと品質には
定評がある上、そもそもい
くらお金をかけようとも、
熟成に費やした「55年とい
う時間」を縮めることはで
きない。だからこそ、本当
にお金を持っていて、かつ、
そこに価値を見出す方々に
とっては、1 億円という値
段でも決して高くはないと
考えています。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 14
普通の感覚把握していない
これは、同社の担当者の方
々が富裕層の「普通」の感
覚を把握していないことで、
価値観の差を掴みかねたの
ではないかと、個人的には
推測しています(もし違っ
ていたら、ぜひご指摘いた
だければと思います)。も
ちろん、「もっと高く売れ
る」とは思いつつ、自社の
大切な商品を投機の対象に
することをよしとしなかっ
た可能性や、一般層の反感
を恐れた可能性もあるとは
思うのですが、それにして
も、300万円はあまりにも
もったいない値付けではな
いでしょうか。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 13
安すぎた
皆さんは、この価格をどの
ように思うでしょうか。私
は「安すぎる」と感じまし
た。個人的には1本1億円で
も100本売れたのではない
かと考えています。ちなみ
に2020年、「山崎55年」は
香港のオークションで620
万香港ドル(約8515万円)
、「山崎50年」は東京のオ
ークションで2800万円の値
がついています。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 12
普通でない文化/生活も見る
これとは反対に、自分が「・
通」側、マジョリティ側に近
いと感じるジャンルが気にな
ったら、私は背伸びを恥ずか
しがらず、できるだけ「普通
ではない文化・生活」を自分
で見るようにしています。以
前、サントリーのウイスキー
「山崎50年」が1本100万円で
販売され、あっという間に完
売しました。そして2020年に
は「山崎55年」が1本300万円、
100本限定で発売されました。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 11
コントロールできない人と
そのような事態を防ぐため
にも、自分と違う文化で生
きている人と触れ合うこと、
対話することが重要です。
たとえば、会社の部下のよ
うな上下関係にある相手だ
と、上司の説を否定しにく
いかもしれません。その点、
とくに初対面の人や利害関
係のない人など、「自分が
コントロールできない人」
からのさまざまな意見を聞
くと、基準点が増えて、平
均値や中間値が見えやすく
なるのです。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 10
人間の「正常性バイアス」
人間には、自分にとって都
合の悪い情報を過小評価あ
るいは無視してしまう「正
常性バイアス」と呼ばれる
心理的な特性があります。
そのためについ、「自分は
普通」「自分が正しい」と
思ってしまうもの。さらに
いえば、自説を否定するニ
ュースなどを目にすると不
快な気持ちになり、「自説
を補強する情報」だけを探
してしまうこともままあり
ます。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 9
複数立脚点を持つ
こうした「自分たちとは違
う文化」を学ぶ上で気をつ
けたいのが、自分の主観を
「普通」だと信じてしまう
こと。「普通」を判断する
ための基準点が少なすぎる
と、こうした状態に陥って
しまいがちです。「価値観
の差」からビジネスチャン
スを見出すには、「差」が
わかるだけの複数の立脚点
を持つことが大切になるの
です。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 8
文化の専門家になる必要無
このような「普通」が見え
ない状態で、先ほどお話し
した「価値観の差」を見つ
けるのは簡単ではありませ
ん。また、ニッチな分野で
勝負したい場合も、その分
野の主流を知っているから
こそ、より精密な差を掴む
ことができます。ですから、
まずは「普通」を知るのが
重要なのであり、必ずしも
その文化の専門家になる必
要はありません。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 7
「Teriyaki」のアイデア
肉のタレとして醤油を使う
「Teriyaki」のアイデアが広
くアメリカ人に受け入れら
れたこともあって、現在で
は現地に完全に定着。2021
年3月期では、同社の売り
上げは北米が約2049億円(
利益は約204億円)、日本
が約1846億円(同約130億
円)と、大きな利益をもた
らす市場になっています。
この例でいえば、日本の一
般家庭での醤油の使われ方
だけでなく、アメリカの一
般家庭での調味料の使われ
方や、よく食べられる料理
の味などを知ること、いわ
ば「アメリカ人の食卓にお
ける普通」を掴むことで、
醤油の入り込む余地を考え
られるようになります。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 6
文化の普通レベルを知る
「文化」というと高尚な感
じがしてしまうかもしれま
せんし、業種によっては本
当に深く、レベルの高い理
解が必要なジャンルもある
かもしれません。ですが、
一般的なビジネスにおいて
は、その文化の「普通」レ
ベルの理解を意識すれば、
ひとまず問題ないでしょう。
醤油メーカーのキッコーマ
ンは、1950年代後半にアメ
リカに進出し、1970年代に
は現地に工場をつくって製
造を始めました。醤油に縁
のないアメリカ人に醤油を
買ってもらうために彼らが
考えたキャッチフレーズが
「Delicious on Meat」。日
本食にしか使えない調味料
ではなく、「肉を美味しく
食べられるソース」である
とPRしたのです。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 5
価値観の差を発見する
たとえば、富裕層の生活様
式にどれだけ詳しくても、
一般家庭の生活様式を知ら
なければ、広い層に受け入
れられる新しい家電製品を
生み出すアイデアは思いつ
かない。あるいは大航海時
代の前後に、南アジアや東
南アジアで大量の胡椒を所
有していても、自分たちと
価値観が違う「大金を積ん
ででも胡椒を買ってくれる
人たち」の存在を知らない
と、巨大なビジネスにはで
きません。自分たちとは異
なる文化を知ることで、よ
り大きな利潤をもたらす「
価値観の差」を発見できる
ようになるのです。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 4
幅広い文化に触れる
「価値観の差」がある現場
に足を運び、そこで適正価
格として売られているモノ
を安く仕入れるのは、一般
的な商行為であって、単な
る「買い付け」です。こう
した「価値観の差」でビジ
ネスをするためには、幅広
い文化に触れることが重要
です。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 3
価値観の差
誰もが必要なのに需要に供
給が追いついていないモノ
を、あらゆる手を尽くして
買い占め、定価の数倍で高
く売るような行為は、「高
額転売」であって、まった
く褒められたものではあり
ません。しかし、このCDの
例はまったく同じモノでも、
「100円、200円なら、まぁ
買ってもいいかな」、ある
いは「二束三文で構わない
ので、家にある古い邪魔な
CDを引き取ってほしい」と
いう価値観の人(あるいは
そうした人向けに商売をし
ている人)もいれば、「本
当に価値あるモノなら数万
円を出しても買いたい」と
いう価値観の人もいること
で成り立ちます。いわば両
者の「価値観の差」によっ
て商売をしているといえる
でしょう。
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 連載 2
レアもの探しいろいろ
一方、全国チェーンの中古
CD・レコードショップや地
方のリサイクルショップな
どで「100円均一」のワゴン
で売られているようなCDが、
インターネットの通販サイト
や都市部のマニア向けのCD
ショップなどでは、「貴重な
CD」として数万円の値段で
取引されている場合もありま
す。販売者のなかには、地道
にリサイクルショップめぐり
や一般のオークションサイト
めぐりをして、「掘り出し物
」を熱心に探す人もいます。
こうした人たちと、マスクを
買い占めて儲けた人たちとの
違いは、いったいどこにある
のでしょうか?
(次回に続く)
ウイスキー山崎55年
300万円の訳 新連載 1
新型コロナウイルスの感染
が急速に拡大し始めた2020
年の2月以降、国内でのマス
クの品薄に乗じて、「マス
クの買い占め」が大きな問
題となりました。購入価格
の5倍、10倍という値段を
つけてオークションサイト
や店舗で販売するような悪
質なケースも数多くみられ、
3月中旬には政府がアルコー
ル消毒液なども含めて転売
禁止を通達。警察庁の発表
によると、その後の約1年
で25人が検挙されたといい
ます。
別所宏泰レッドフォックス
(株)代表
(今回新連載です)
全面解除喜べない new
ビール会社 最終回 11
忘年・新年会様変わり
東京商工リサーチが 10月1
~ 11日に全国約8000社を
対象に行ったアンケートに
よると、緊急事態宣言等に
関係なく忘年会、新年会を
「開催しない」と回答した
企業は 7割に達した。コロ
ナ禍を機に消費者の飲み方
は確実に変化している。ビ
ールメーカーは飲食店との
付き合い方を再考せざるを
えない。
(今回最終回です)
全面解除喜べない
ビール会社 連載 10
協賛金の見直し始まる
ビールメーカーは、飲食店
で自社製品を採用してもら
うために、協賛金という名
目で、冷蔵庫やジョッキグ
ラスなど様々な物資を飲食
店に提供してきた。だが、
こうした協賛金は、販促費
の増加にもつながる。アサ
ヒやサントリーなどは飲食
店に対し一律で払ってきた
協賛金を、販売量に応じる
形に見直している。
(次回最終回です)
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