風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

河口慧海(かわぐちえかい)を読みながら

2015年01月17日 | 日記
河口慧海(かわぐちえかい)
「チベット旅行記」を読みながら

かつてネパールを旅したときポカラの山岳博物館に立ち寄った。
その日本のコーナーには、マナスル初登頂時の記録や用具、田部井淳子さんがエベレスト登頂に使用した登山用具などが展示されていた。また、野口健さんの大変なアルバイトで運び出された膨大なごみ(主にベースキャンプに捨てられた各国の酸素ボンベ)も展示されていた。
メインの展示場所からちょっと奥まったところに、やや小さめの展示一角があり、
そこには河口慧海と説明されていた。

ポカラから数日のトレッキングを試みたあとなので、その記録を見てただただ驚くばかりだった。
明治時代に、単独で鎖国のチベットへ旅行するというもの。旅行ではなく、命をかけたアドベンチャーそのものだったはずだ。

なぜ?
単独で?
そこまで駆り立てる動機とは?
彼は何者?

驚きと多くの疑問をのこして博物館を立ち去った。
いつか、彼について調べようと思いながら。

(大阪堺市でまた彼と会った)
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