鳥まり、参る!

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得する人だーれだ。

2023年11月18日 | シリアス
【浮かれていたよね、隠せないくらい】

アガサ・クリスティー原作のイギリスドラマが好きでよく視ています。

『名探偵ポワロ』シリーズと『ミス・マープル』シリーズ。

このふたつは私に多くのことを学ばせてくれた。

そこで身についたのは、

「何か事件が起きた時に、それで得をするのは誰なのか、あるいは損をしていないのは誰か冷静に考える」

ってこと。

人は特にリスクが高いことは、それと引き換えにしていいほどのメリットがないとやらないものだ。

あと皆さんご存知ですか?

政治でも芸能人でも隠しておきたいスキャンダルのために代打となるスキャンダルで取引するのはよくあることらしいですよ。

政治家Aのスキャンダル(事実)を隠してもらう代わりに政治家Bのスキャンダルを差し出すとか、事務所の一番守りたいタレントAのスキャンダル隠しに同じ事務所のタレントBのスキャンダルで手を打ってもらうとかね。

まあ素人が考えすぎても陰謀論や荒唐無稽な都市伝説にいきつくだろうから連想しすぎるのも良くないんですけど。

忌み嫌われるゴシップメディアでも真実を暴いてそれが現実を変えることもある、それもまたひとつの真実。

だいたいは

「だからどうした!」

ってくだらないものが多いのは認める(笑)。

話を戻して、得と損を考えるってやつ。

あるスキャンダルにおいてたった一人攻撃されないどころか褒めに誘導している者がいるとしたら、それは情報源がその人物の好感度を上げようとする意図が読み取れますね。

そのスキャンダル情報の結果、何が起こり、その人物が何を得たのか。

複数のスキャンダル情報でやはり特定の人物だけ上げる・かばうような雰囲気があるなら同じ流れを推察できます。

ここから先全部私の創作ね。

中身もないから気分が乗らない人は読まないでくださいな。

RPGの世界で起こった話としよう。

FFでもドラクエでもいいよ。

ストーリーの途中、ある国の若い王様が

「宗教違反の背徳行為をした」

と醜悪な噂を流された。

その噂では王様の腹心である大臣や王室付きの魔道師達も下げられている。

「そんな兄に、王太弟は憤りを感じています」

とか入ってたら王様下げ・弟上げが見てとれます。

その噂によって王様は弟に譲位することになる。

それを発表した後の式典で次期王になるのが決まった弟が

「敬愛する素晴らしい兄上がこの若さで譲位するのは心苦しく…」

とかって口では言うけどニッコニコヘッラへラ笑って

「うひひ、うひひ」

と場にそぐわない笑みが漏れる。

…想像できてしまいますね。

さて、王様の譲位、腹心の大臣や魔道師達が城を去ると決まる。

次期王である弟には大急ぎで花嫁があてがわれます。

ロイヤルな人に配偶者を選ぶ権利などありませんが、彼にはぜったいぜったい結婚したい愛する女性がいた。

ついでに花嫁候補の姫さまが大嫌い。

ってタイミングであれあれ~?(江戸川コナンくん)

花嫁候補さまの過去の悪行がなぜか暴かれてしまう。

これじゃあ結婚は無理ですよね。

その上絶妙なタイミングで

「実は、殿下には愛する素晴らしい女性がいます!」

とアシストがあったら…。

まあ当然、その素晴らしい愛する女性がお妃様になりますわな。

先代王の譲位、決められた花嫁候補ではなく愛する人との結婚。

得したのは誰だ?

…って考えるとね、中ボスはこの殿下か、殿下を支持する大臣か魔道師ですわな。

悲しいのは、彼らの得のために濡れ衣を着せられた弱き者がいたとしたら…。

濡れ衣よりたちが悪いのは実際の被害を利用して窮地に追い込むこと。

利用したくせに大切にしないこと。

主人公は誰だ。
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