【ロシアドラマ版もいいけど、池田理代子さん版は最っっ高!!!】
マリーナ・アレクサンドロワさま主演のロシアドラマ『エカテリーナ』は俳優陣の美しさ、画面の美しさ、予算すげー!!!っぷりがすごくて良かった。
ピョートルまで美形という徹底ぶり。
しかしゾフィ(エカテリーナ)がやはり圧倒的美・美・美かな~。
絶世の美女とはこういうことかと思ったよ。
個人的にパーヴェルも美少年すぎて驚いた。
※エカテリーナSeason1~3(チャンネル銀河)
ロマノフ家の血統じゃないどころかロシア出身でもない身ながら、知性と忍耐を武器にロシア女帝にのぼりつめたというエカテリーナ二世の物語です。
※エカチェリーナ2世(Wikipedia)
このドラマ版もいいんだけどね。
やっぱりエカテリーナ物語といえば私的に最高峰は池田理代子さんの『女帝エカテリーナ』だね。
原作がアンリ・トロワイヤさんなのも大きいだろうが池田さんもやっぱりすごい!
綺麗ごとがないのが良い。
残酷なのも、非情なのも…。
子どもの頃読んだらショックだっただろうけど大学生くらいのときはじめて読んだのでね。
ロシア史をこよなく愛する国際政治学の先生(めずらしく授業がすごく面白かった)も
「これはすごい。
やられたねと思った」
と話していたよ。
とにかく名作ですので、少しでも興味がある方はぜひに。
ネタバレはやめておきます。
これから書く1点をのぞいてね。
【心の中心は誰のもの?】
さて、ひとつだけネタバレ。
物語の前半で、若い…いや幼い?エカテリーナは初体験の相手である愛人に夢中になります。
身も心も魂もってやつですね。
愛人の熱烈なアプローチで始まった関係だった。
のだがー…。
実は、その愛人は彼自身も知らないところで
「ピョートル(エカテリーナの夫)の代わりの種馬として愛人になるように仕向けられていた」
のだった。
権力者たちにはめられていたこと、また陥落させたエカテリーナが純真無垢な乙女だったことも彼にはどんどん不愉快になっていき、どんどんエカテリーナに冷たくなる。
そして無事に妊娠させ、皇太子(パーヴェル)が生まれたところで
「これでやっと自由だー!」
とばかりに晴れやかに、あっさりと愛人は王宮を去る…つまり、彼女を捨てた。
その仕打ちにエカテリーナはもちろん深く傷つき、泣いて泣いて悲しみます。
そして…。
「この恋慕の情は断ち難くとも…。
もう私は恋に泣いたりしない。
私は、誰よりも私自身を愛して満たしてあげる。
もう二度と、心の中心に男は置かない!
見るがいい、私は生まれ変わってみせる!!!」
と誓うのね。
(読みながら打ってないので、オリジナル文はぜひ漫画で読んで)
それを、女子大生ちゃんだった幼い私は
「…なんか、かわいそうだな…」
と思ったんだよね。
日本文化のなせる業か、女の心は愛する男が中心にいることこそが素晴らしく正しいと無意識に信じ込んでいたのだろう。
でも、色んな経験をし、色んな人の悲しみを見て…。
このへんの過去記事はまさにそれなんだけど。
↓
・他者依存の幸せは幻か。
…美しく賢いお嬢さまがセレブ同士で結婚、若きママになったがアルコール依存症になるほど苦しめられていたって話。
・ポイズン・ダーリン。
…夫に虐待されて病んでいった若奥さんの話。
・清純系美少女は復讐を実行し続けた。
…“友達の幸せな恋愛や友情”を壊したくて仕方なかった女の子の話。
たしかに心の中心に他者をおく…心を他者に明け渡すのは幸せじゃないな、と考え至るのだった。
幼い私は、エカテリーナの言葉を
「誰も本気で愛さない」
って意味だと受けとっていた。
でも今は…
「愛しても、自分の心で生きる。
人生をのっとらせない」
って意味だと受けとっているのです。
まーこれもジェンダーや上級国民問題に関わってくることで、のっとられなきゃ生きられないという社会の仕組みと関わってくる問題ではあるのだが…。
それでもエカテリーナの決意を知ってるのと知ってないのじゃ色々変わってくるだろうと思うよ。
心から愛する大切な人と共に人生を生きることと、自分の心の中心をちゃんと自分のものにしておくことは両立するでしょう。
それには社会の仕組みが必要…ってまた戻っちゃうんだけどね。
きっと今(2021年)はエカテリーナの決意表明に良い感動を受けとる人が多い…そんな気がして書きました
はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪
※対面有料カウンセリングやってます。
※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!
※モテ服関連記事・まとめ。
マリーナ・アレクサンドロワさま主演のロシアドラマ『エカテリーナ』は俳優陣の美しさ、画面の美しさ、予算すげー!!!っぷりがすごくて良かった。
ピョートルまで美形という徹底ぶり。
しかしゾフィ(エカテリーナ)がやはり圧倒的美・美・美かな~。
絶世の美女とはこういうことかと思ったよ。
個人的にパーヴェルも美少年すぎて驚いた。
※エカテリーナSeason1~3(チャンネル銀河)
ロマノフ家の血統じゃないどころかロシア出身でもない身ながら、知性と忍耐を武器にロシア女帝にのぼりつめたというエカテリーナ二世の物語です。
※エカチェリーナ2世(Wikipedia)
このドラマ版もいいんだけどね。
やっぱりエカテリーナ物語といえば私的に最高峰は池田理代子さんの『女帝エカテリーナ』だね。
原作がアンリ・トロワイヤさんなのも大きいだろうが池田さんもやっぱりすごい!
綺麗ごとがないのが良い。
残酷なのも、非情なのも…。
子どもの頃読んだらショックだっただろうけど大学生くらいのときはじめて読んだのでね。
ロシア史をこよなく愛する国際政治学の先生(めずらしく授業がすごく面白かった)も
「これはすごい。
やられたねと思った」
と話していたよ。
とにかく名作ですので、少しでも興味がある方はぜひに。
ネタバレはやめておきます。
これから書く1点をのぞいてね。
【心の中心は誰のもの?】
さて、ひとつだけネタバレ。
物語の前半で、若い…いや幼い?エカテリーナは初体験の相手である愛人に夢中になります。
身も心も魂もってやつですね。
愛人の熱烈なアプローチで始まった関係だった。
のだがー…。
実は、その愛人は彼自身も知らないところで
「ピョートル(エカテリーナの夫)の代わりの種馬として愛人になるように仕向けられていた」
のだった。
権力者たちにはめられていたこと、また陥落させたエカテリーナが純真無垢な乙女だったことも彼にはどんどん不愉快になっていき、どんどんエカテリーナに冷たくなる。
そして無事に妊娠させ、皇太子(パーヴェル)が生まれたところで
「これでやっと自由だー!」
とばかりに晴れやかに、あっさりと愛人は王宮を去る…つまり、彼女を捨てた。
その仕打ちにエカテリーナはもちろん深く傷つき、泣いて泣いて悲しみます。
そして…。
「この恋慕の情は断ち難くとも…。
もう私は恋に泣いたりしない。
私は、誰よりも私自身を愛して満たしてあげる。
もう二度と、心の中心に男は置かない!
見るがいい、私は生まれ変わってみせる!!!」
と誓うのね。
(読みながら打ってないので、オリジナル文はぜひ漫画で読んで)
それを、女子大生ちゃんだった幼い私は
「…なんか、かわいそうだな…」
と思ったんだよね。
日本文化のなせる業か、女の心は愛する男が中心にいることこそが素晴らしく正しいと無意識に信じ込んでいたのだろう。
でも、色んな経験をし、色んな人の悲しみを見て…。
このへんの過去記事はまさにそれなんだけど。
↓
・他者依存の幸せは幻か。
…美しく賢いお嬢さまがセレブ同士で結婚、若きママになったがアルコール依存症になるほど苦しめられていたって話。
・ポイズン・ダーリン。
…夫に虐待されて病んでいった若奥さんの話。
・清純系美少女は復讐を実行し続けた。
…“友達の幸せな恋愛や友情”を壊したくて仕方なかった女の子の話。
たしかに心の中心に他者をおく…心を他者に明け渡すのは幸せじゃないな、と考え至るのだった。
幼い私は、エカテリーナの言葉を
「誰も本気で愛さない」
って意味だと受けとっていた。
でも今は…
「愛しても、自分の心で生きる。
人生をのっとらせない」
って意味だと受けとっているのです。
まーこれもジェンダーや上級国民問題に関わってくることで、のっとられなきゃ生きられないという社会の仕組みと関わってくる問題ではあるのだが…。
それでもエカテリーナの決意を知ってるのと知ってないのじゃ色々変わってくるだろうと思うよ。
心から愛する大切な人と共に人生を生きることと、自分の心の中心をちゃんと自分のものにしておくことは両立するでしょう。
それには社会の仕組みが必要…ってまた戻っちゃうんだけどね。
きっと今(2021年)はエカテリーナの決意表明に良い感動を受けとる人が多い…そんな気がして書きました
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