和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

097(岡山)津山 十萬石

2014-09-10 22:20:43 | 岡山の和菓子
先日の津山ツーリング、最後の甘いものを…。

<大文字の店構え> ~津山市小原~

鶴山公園(津山城跡)から約2kmほど北に
あるお店。
創業は昭和23年(1948年)と戦後派のお店。
間口も広く、喫茶スペースもあります。

<十萬石>

元禄11年(1698年)から津山を納めた松平家
の石高10万石を名前に付けた代表銘菓。

餅米と水飴が原料の求肥の生地でこしあんを
包んだものを薄い焼菓子でサンドしたもの。
焼き菓子は味より食感のアクセント。
ただ、あんはちょっと甘めかも。
(1個 \150 税別)

<美作守>

三つ葉葵のもなか皮の中に小豆の粒あん、
抹茶あん、柚子あんの三色のあんが味わえる
大きめの最中。
こちらもあんはちょっと甘めです。
(1個 \200 税別)

ちなみに、「十萬石」とそっくりの和菓子が
和歌山にあり、その名も「五十五万石」。
勿論、紀州徳川家の石高から名付けられた
もので、その意味でもそっくり。
残念ながら、その石高も家格も和歌山の方が
上ですが、味はどうでしょうか?
食べ比べてみてはいかがでしょうか?
コメント
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