和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

063(京都)三条 祇園ちご餅

2013-08-11 22:42:07 | 京都の和菓子
先日、京都で二条城を目指して堀川通りを
歩いている途中に訪れたお店です。

もちろん、偶然ではなく計画的犯行?です。

<三條若狭屋の店構え>
~京都市中京区三条堀川橋西町~

三条会商店街の堀川通り側入口にあるお店。
創業は明治26年(1893年)と100年
以上の歴史があります。
東京辺りじゃ、出たがりの女将がしゃしゃり
出てきて「ウチくらいの老舗になると…」
とか言うところですが、京都ではまだまだ。

こじんまりした店内ながら、堀川通りに面
した側にはカウンターがしつらえられていて、
外を眺めながら和菓子が頂けます。
若い女性店員が愛想良く接客してくれました。
若いのに感心、感心…。

<祇園ちご餅>

赤黄白の三色の短冊に飾られた三角形の竹の
皮風の紙包みを開くと竹串に刺した3本の餅
が出現。
炊いた白味噌を求肥餅に包んだもので、
白味噌がほんのりと甘く、京都っぽく上品。

この餅、祇園祭のお稚児さんが八坂神社に
位を貰いに詣でた際、楼門前の茶屋で味噌
だれ付きの厄よけ餅を振る舞ったという
故事に由来するとか。

ちなみに、賞味期限は一週間と意外と長め。
(1包み3本入り \378)

祇園ちご餅、いかにも京都らしい上品で
凝った和菓子です。
たまには、あんこ以外の和菓子もどうどす?
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