雑誌「The Player」にピート・タウンゼンドのインタビューが載っているというので、立ち読みにいったら、同じ場所にあった「Cut」に先日亡くなったロバート・アルトマンの記事があって、買ってきちゃいました。
ロバート・アルトマン
好きな映画監督、というか、尊敬する映画監督。
人間が好きなんだ、この人は…
と思う。
すごく優しいけど、厳しい。
作品全部を見ているわけではない。
ほんの少し、といってもいいくらい。
マッシュ
ロング・グッドバイ
ビッグ・アメリカン
ストリーマーズ/若き兵士たちの物語
ザ・プレイヤー
あと、いくつかあったと思うけど、忘れてる(苦笑)
あと、テレビのコンバット
あれ、確かアルトマンなんですよね。
しかし、見てる作品がこんなに少なくてアルトマンを語るなんて、無謀かもしれない。
資格はないかもしれない。
でも、私はアルトマンが好き。
何でだろう
ロング・グッドバイを見てからかな。
フィリップ・マーロウものでよかった、と思うのは、これだけだった。
他に映画化されたマーロウはどれも納得できなかったけど、アルトマンのロング・グッドバイだけは納得できた。
どんなに、原作と違う設定があっても、フィリップ・マーロウの雰囲気を出しているのは、他にはなかったです。
マッシュも、そこに描かれてる人間模様が納得できちゃう。
滑稽で、全然カッコよくないけど…
普通の人間…
弱さ、狡さを持ってる優しい、どこにでもいる普通の人
その、普通の演技をさせるところが凄い、と思うわけです。
役者もいい。
いわゆるハリウッドスターという人はあまり使わないし。
しっかり演技のできる人を使う。
そこも気に入ってます。
ストリーマーズ・若き兵士の物語
これは、最初日本で公開されなかった。
東映から、ビデオだけが発売されました。
確かカンヌ映画祭で集団演技賞とか取ったのに。
凄くいい映画なんですよ。
これが、公開されないなんて…と、当時若かった私は(爆)
怒りに燃えて、独立系の映画館に手紙攻撃した記憶があります。
その甲斐あってか(ウソウソ!)94年に公開になってたみたいです。
(公開になったの知らなかった/爆)
そんなこんな…
ハリウッドにありながら、何故か体制には与さないその姿勢
映画に対する情熱と独自の世界を貫く姿勢
そんな感じが好きなのかも。
映画の終りに出演者をきちんと紹介していくとこも好きだったなあ。
最近のはほとんど見逃してるので、そのうち、ゆっくり見ていきましょう…