今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ダンス・オブ・ヴァンパイア

2009-09-03 22:50:52 | musical
昨日から博多座公演ですね
カンパニーの皆さん、頑張って~
暇とお金が許せば私も参加したい。
でも、4月26日で持てる財力全て使い果たした我が身(泣)
リーくん、おっとリー子ちゃんだっけ?どっちでもいいわ(笑)
私を博多座に連れてって~(爆)
博多座は美味しいものたくさんあって大好きです(って、そこですか)
バンパイアたちも美味しいものたくさん食べてるかな…


で、

私も2回ほどお城の舞踏会…いや…盆踊り大会(爆)、うそうそ帝劇に行ってきましたので、今更ですがご報告を。
いや~、やっぱ面白かったです。

役代わりは

8月13日夜
アルフレッド  浦井健治
サラ       大塚ちひろ
ヴァンパイアダンサー  森山開次

8月25日夜
アルフレッド  泉見洋平
サラ       知念里奈
ヴァンパイアダンサー  新上裕也




















まずはアブロンシウス教授役が初演の市村正親さんから石川禅さんへ交代。
どうかなあ…と思っていたのですが、とっても良かったです。
市村さんに比べると若さを感じてしまうけど、しっかり歌が歌えて、可愛い感じもあり、おちゃめな教授でした。
禅さんの頑張り、しかと見届けました。

アルフレッドとサラはどちらのコンビも良かったです。
それぞれに持ち味があって、楽しめました。
みんな歌上手いし。
25日夜は泉見くんと知念さんの楽日でもあり、特に泉見アルフレッドの「サラへ」はとても思いがこもってて凄かったです。

クロロック伯爵の山口祐一郎さん。
13日は調子がいまいち?な感じで、山口さんのあの朗々と響き渡るような声が聞けなくてちょっとフラストレーションでしたが、25日は良かったです。安心。ほっ。
やはり山口さんはあのバズーカ砲のような圧倒的な美声が魅力ですから…
ハードなスケジュールのなか、大変だとは思うけど、まだまだ美声を楽しませて欲しいです。


そして、今回はヴァンパイアダンサーも役代わり。
実は新上さん観たさに頑張って25日のチケットを押さえた私です。

森山さんは‘カッコいいダンス’っていう感じ。
思わず目を奪われてしまいました。
新上さんはダンスというより‘舞踏’っていう感じ。
内面の精神的なものが現れ出ている、って感じが凄く好きです。
特に「抑えがたい欲望」の場面。
山口さんの歌と息がピッタリ、というか、溶け込んでる。
歌の歌詞を新上さんも動きで表現している、というか、身体表現で歌っている、という感じでした。
言葉って、声とか歌とかだけではなく、身体でも表現できるんだ、って思いました。
暗い場面だけど、その暗さが美しい。
初めて2階で見たんですが、照明の美しさもあり、忘れられない場面でした。

あと、レベッカ役の阿知波さん。さすがに上手い!
笑い取るところもさらっとしてるし、お芝居も歌もしっかり。
職人技ですね。

あと、忘れちゃならないお方、クロロック伯爵の息子さん。ヘルベルトさま!
きゃーっ!
25日はお風呂の場面、美しいお御足を真っ直ぐ投げ出して浮いてるみたいなポーズで登場!
泉見くんと腕組んでダンスするところでは、タイミングがずれる泉見くんに「下手っ!」って叱咤されてました(爆)
「小さいの、小さいの、おおきいの~」ってジャンプするところも好きです(笑)
これだけ大胆に、美しく、妖しく、そして面白く見せてくれるのは、吉野圭吾さんしかいないと思います。キッパリ!
博多座でも観客を魅了していることでしょうねえ…
頑張れ~

カーテンコールも大盛り上がり。
手拍子も凄かったです。
新上さんが紙吹雪を散らしながら踊るのが凄くきれいでした。
そして、最後はヴァンパイアの皆さんと一緒に大盆踊り大会(爆)
最初ちょっと恥ずかしい…と思ったけど、やってしまえばこっちのもの(爆)
同じ阿呆なら踊らにゃそんそん…
楽しかった~

このミュージカルはユーモアがあって、面白いところが特徴だと思います。
コメディではないけど、ユーモア感を出すって役者さんの基礎力、実力がないと上手くできないと思うんです。
その点、このカンパニーは凄く良かったと思う。
バランスが取れてて。
山口さんにとっては、初単独主演公演だし、いい舞台になってほんとに良かったと思います。

東京公演のカンパニーの皆様、お疲れ様でした。
博多座でも頑張ってください。