11月19日(水)pm7:00から、湖西市商工会館2F研修室で開催された
中小企業会計啓発・普及セミナーを受講した。
「経営を強くする」 会計を活かした経営力の高め方
漠然としたタイトルで、話の内容はいったいなんぞや?という感じですが、
なぜ、日々帳簿を付けるのか?なぜ、決算をするのか?という普段何の疑問も
抱かずに行っている経理処理の根っこの部分に注目し、聞き慣れた遠州弁で
解りやすく話してくれた。
講師は、坂本&パートナー理事長 坂本孝司氏。
浜松市に生まれ、神戸大学を卒業後、昭和56年、25歳で浜松に会計事務所を開業。
その後勉学に励み、平成4年には東京大学大学院法学政治学研究科修士課程終了
平成9年、同大学院同科博士課程単位取得終了の経歴を持っている。
氏曰く、「会計」の歴史を、どんどんさかのぼっていくと、1673年「フランス商事王礼」
にたどりつくのだそうです。日本では、ちょうど江戸時代。当時のフランスは、大不況
の真っ只中で、企業倒産が続発していたそうです。それを見かねた国王ルイ14世が、
大蔵大臣コルベールに倒産防止策の立案を求め、商人に記帳と決算書作成を義務化。
破産時に帳簿を裁判所に提出できなければ、厳罰・死刑になったのだそうです。
もし、私が17世紀に生まれて起業し、倒産していたら間違いなく「死刑」?
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
「ヤスマさーん。鮟鱇(あんこう)の良いのが入ってますよ-。」
電話越しに聞いた魚名は、冬の訪れを知らせてくれた。
電話の主は、新居町で割烹料理店「紅葉・もみじ」を営む竹内親方。
深海魚である鮟鱇は、肝が肥大化する1月から2月の厳冬期が一番美味しいとされている。
魚体全体がヌルヌルしていて柔軟性に富み、粘りがあるため、まな板の上では捌きづらい。
伝統の解体法として、下あごを引っかけて天井から吊し、口から体内に水を入れて胴体に
張りが出たところを回転させながら捌き、大きな盥で受ける「吊し切り」で解体される。
アン肝は、生酒で洗い、立て塩して蒸し上げ、浅葱と紅葉おろしを添えてポン酢をたらし。
皮や台身は、唐揚げ。身は、旬の野菜・豆腐と一緒に鍋仕立て。
想像しただけで、思わずよだれが・・・。
早速、お言葉に甘えてお邪魔しました。
盛りつけにもこだわった前菜・鮮度が良く、脂ののった刺身・旬の野菜と土鍋で一煮立ち
させた冬の味覚「鮟鱇」
あいかわらず良い仕事してます。
板場を離れ十数年以上たった私を、先輩と慕ってくれる竹内親方の手塩に掛けた料理に
舌鼓を打ち、堪能した夜は更けていきました。
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前回お届けした「秋の茶園」の見えていない部分は、どこでしょう?
正解は、「足元の土」
この茶園は、その昔、天方城という山城があった山の中腹に造られている。
戦国時代を統一したあの徳川家康が、天正2年(1574年)4月6日、犬居城主天野景貫を討つために出陣したのだが、攻めきれずに退却する途中、天野軍の追撃に会い、一目散に天方城へ馬で逃げ込んだと書き記されているそうだ。
この付近を、400年以上前に戦国の武将達が、往来していたのではと想像するだけで、なぜかうれしくなる。
中には、顔がパンパンに大きなお茶武者が、いたのかも・・・。
山の斜面と聞いて、岩肌が突き出たゴツゴツした感じをイメージされる方が多いと思いますが、鈴木氏が自然の力(微生物の分解など)をかりて、長年
かけて土作りからこだわったこの茶園の中を歩いてみると、柔らかく弾力があり、「フカフカです。」
しかも、画面上から伝わらないのが残念ですが、土のにおいが違います。
例えるなら、「うーん。ズバリ、元気なカブトムシの幼虫のにおいです。」
「?」
だんだん話が、違う方向にそれていきそうなので、この辺で失礼します。
「トホホ。文章表現は、むずかしーなー。」
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今日は、普段皆さんがあまり見ることのない風景を紹介します。
写真に写っている初老の2人?(笑)
森の茶をこよなく愛し、精魂込めて大切に育てている鈴木邦明氏と私。
茶業界では若きホープ?の紹介ではなく、胸元までも伸びて2人を
取り囲んで、うっそうと茂っている葉っぱは、実はお茶の葉です。
つまりここは、当店が販売している「遠州森の茶」が摘採される秋の茶園。
自然の地形、吹き上げる気流をそのまま利用して造られています。
眼下には流れも清き太田川と森の町並みを望むこともできます。
茶園と聞いて想像する風景は、人の腰高ぐらいに丸くこんもりとした
畝の列が果てしなく続き、はるか遠くには富士山が雄々しくそびえて・・・だと
思いますが、茶園には、産地それぞれに、四季折々見られる風景があります。
本来、植物は地上から空に向かってまっすぐ伸びた幹・枝・葉の高さと同じだけ、
地中深くにしっかりと根をはり、大地から自然の栄養・水分を吸い上げています。
茶樹は、これから迎える寒い冬を、じっと静かに越冬するために光合成の
産物を根にはデンプン、枝や茎には糖の形にして蓄えています。
来春には、みずみずしい見事な新芽を萌芽するために・・・。
余分な肥料を与えずに、お茶の樹本来の生命力を引き出す栽培方法で、葉肉の厚い
青々とした茶葉をびっしりつけたこの茶樹の樹齢はなんと30年以上。「元気です。」
遠州森町は、昼と夜の寒暖の差が激しいことで、色鮮やか・香り高く・滋味深い上質
なお茶が育ちます。
「遠州森町よい茶のでどこ娘やりたやお茶摘みに・・・。」森の石松三十石船道中より
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11月2日(日曜日)森のまつり2日目の見所となる渡御(とぎょ)が無事に終了し、
つかの間の休息をしている様子を写しました。この渡御を、地元の人は「お渡り」
と言います。午後一時から、三嶋神社にて神幸祭を行った後、午後一時四十分
三嶋神社から金守神社へ向けて神輿渡御が出発。途中、谷本社、凱生社も加
わり14台の屋台が町内を巡行する。
晴天にも恵まれ、森の町にこんなに人が来るのかと、疑いたくなるほど大勢の
見物に来た人々が沿道を埋め尽くした。
ケガをさせてはいけないと最善の注意を払いながら、勇壮に練り歩く各社屋台。
我が家の子供達も屋台に乗り込み、太鼓をたたき、元気に掛け声を掛けていた。
いよいよ今日は、最終日。
午後六時から、3日間三嶋神社に使えた舞子を自宅に送り届ける行事、舞子還し
(まいこがえし)が行われる。国の宝である「稚児」の健やかな成長を祈りながら。
先人から脈々と受け継がれてきた歴史と伝統を、後世に伝えるために1年に一度
森町で暮らす人々と世間に出ている人々が集結する「森のまつり」
是非一度、話のタネに、森の祭りを見物してみてはいかがでしょう。
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