トラムから降りて香港の繁華街を歩いてみました。
広告看板やデパートには、日本企業の社名があちらこちらに
建ち並び、携帯電話・スマートフォン・デジカメを販売して
いる店先には、やはり日本製の最新機種がずらりと陳列され
ている。
しかし、繁華街から一本路地を入れば昔ながらの屋台・テントが
道両脇に散在して、自転車や歩行者がぶつかりそうになりながら、
行き来している。
屋台には、生肉・鮮魚・野菜・フルーツが吊り下げれらたり山積み
になって、鮮度管理「?」状態で販売されている。
大型量販店と戸板商売の店とのギャップに驚きながらもそれぞれ香港
市民には受け入れられ、しっかりと生活を支え、経済はまわっている。
感動あり、驚きあり、為になり、収穫盛りだくさんの香港視察でした。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-535
今回の香港視察もいよいよ終わりに近づきました。
香港市民の目線からを体験したくて、2階建てトラムに乗りました。
「トラム」はイギリス英語で「路面電車」のこと。香港のトラムは
2004年に開通100周年を迎えた由緒ある乗り物です。
ロンドンの交通博物館に行くと、イギリスの昔のトラムの現物や映像が
展示されているそうですが、これらを見ると、香港のトラムが、やはり
かつての宗主国イギリスのトラムを源流としていることがわかるそうです。
車窓から見える風景は、通行する車の多さ(もっぱらトヨタ車が圧倒的に
多い)やそれを縫うように行き交う人々の多さに驚かされます。
香港ドルで2$支払い、下車。もう少し街の中を徘徊してみます。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
「美味しい鹿児島の新茶はいかがですか-。是非飲んでみてください。」
HOFEXの会場内を廻っていると、知覧茶を勧める女性に出会いました。
国内の茶葉消費の落ち込みを深刻に受け止め、一念発起・単身で今回
の展示会に乗り込んだというT中T子さんは福岡市にも支店を構える
鹿児島茶製造販売会社の社長さん。名刺には「Tomy」の英語表記。
余談ですが、湖西市には「Tomiyan」という八百屋のおじさんがいます。
しばらく話を聞いているうちに、ビジネスにおいて商圏の距離に着目
した発想の転換は必要なことだと伝わってきました。
福岡市から東京までは、880km。福岡市から韓国ソウルまでは、540km。
福岡市から上海までは、900km。福岡市から札幌までは、1.420km。
福岡市から1.430km移動すれば中国北京に到達することができる。
国内か外国かの違いはあっても、距離を測れば・・・。
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。 故に、夢なき者に成功なし。」
吉田松陰のこんな言葉が頭の中に浮かびました。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
HOFEXの入場許可証を首からぶら下げ、関係者のバーコード
チェックを受けエスカレーターを上っていくと、目の前にひときわ
賑わっているブースを発見。
浜松信用金庫特設ブース「OISHII HAMAMATSU 2011」
浜松餃子・浜松地酒・コルネット・チョコレートファウンテン
の試食・試飲に群がる人・ひと・ヒト。
通訳を通しての活発なやりとり。日本語・中国語・英語。
その夜の懇親会でそれぞれのオーナーから、展示会の様子を伺うと
「某有名デパートやレストランから取引の打診があったよ。」
「香港Dランドのバイヤーが、話を聞きたいといってきてる。」
など、饒舌に語ってくれました。
身近な企業・事業所が、香港に来てまで出展している意義・努力・
成果を聞くことで刺激され、とても良い勉強になりました。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
HOFEXは、世界最大規模の民間展示会業組織、オールワールド・エキシビションズ
が開催する食品・ホスピタリティー関連の展示会の一つ。
1987年の発足以来、奇数年は香港。偶数年はシンガポールで開催されているそうだ。
展示会には日本を含む56カ国・地域から出展し、来場者は主に中国大陸からの食品
関連バイヤー達が、新たな食材探しに会場内を埋め尽くしています。
入場手続きの済ませるために長蛇の列に並ぼうとしたところ、浜松信用金庫・新所原
支店M松支店長の計らいでVIP通用ゲートからフリーパスで通過、お土産に数量限定
のシャンパンフルボトルを頂くことができました。
東京ビッグサイトや幕張メッセ、いやそれ以上のような展示会場は正直だだっ広い。
オープニングセレモニーでは、写真足下のモニュメントに赤ワインが注がれ
華々しく開会したとT倉氏が説明してくれました。
さて、今からじっくり会場内を見て回ります。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
「失礼な言い方かもしれませんが、香港を中心にコンパスで円を
描けば、日本の位置はアジアの極東です。」
香港訪問で果たさなければいけないふたつ目の目的、「香港の日本食品市場
の動向と流通」のセミナーが始まりました。
「香港の総面積は約1.104k㎡で東京都の半分。人口は約710万人で、傾斜
の急な山々と海に挟まれた狭い居住区域に暮らしています。95%以上の人々が
サービス業に従事していて、年間3.600万人以上の旅行客を受け入れています。
そのほとんどがショッピング(買い物)です。」
名古屋市出身で豊橋市にもお墓参りに訪れるというJETRO(日本貿易振興機構)
Hongkong(香港)・ビジネスデベロップメント部H坂K美子さんの優しい笑顔
からは想像できない厳しい現実を伝えるパキパキとしたしゃべりは、「流石・
SASUGA」に海外生活の長さとキャリアを物語っていました。
目から鱗・・・。状態で話を聞いているうちに、もう予定時間終了。
まだまだ視察は続きます。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
「以上で、本日のセミナーは終了です。長時間話を聞いて、少しのども
渇き、おなかもすいてきましたので、夕食の会場に向かいましょう。」
U崎専務理事・T倉氏・I崎所長の後を付いていくと、ビクトリアピーク行きの
ピークトラム(ケーブルカー)に乗車して山頂へと向かいました。
「この夕暮れから夜になる時間帯の眺めが、最高なんですよ。」T倉氏弁。
ビクトリアピーク山頂に佇むレストランは、窓一面ガラス張りで、そこから
山の稜線に沿って見下ろす香港の夜景。これが100万ドルの夜景です。
(ちょっとガスッてます)
あまりの美しさに息を呑み、言葉もでないのに、脳裏を流れるBGMは、
甲斐バンドの「100万ドルナイト」や東京JAPの「摩天楼ブルース」。
香港に来てもしっかり昭和の日本人。
酒もすすみ、会話もはずみ、I崎所長と同行した浜松信用金庫新所原支店・M松
支店長の年齢を伺うと、3人とも奇しくも昭和38年生まれの47歳同級生と判明。
となれば話は早い。
「なんだ、そーなんですかー。今夜はトコトン呑みましょう。カンパーイ!」
この後の無礼な醜態は、ご想像におまかせします。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
「身近な存在の金融機関として信頼されている○○信用金庫の取引先が
海外に進出している件数は、2009年度時点で約1.500社。」
「そのうちの約90%はアジア圏で、約60%が中国です。」
「ちなみに浜松信用金庫のお客様が、1.500社のうちの○○%を占めています。」
I崎所長が予め用意してくれた資料は、明確な数字が埋め込まれておりとても
判りやすく社名になじみのある企業が、こんなにも数多くアジア中心に海外進出
しているということにセミナー開始冒頭から驚きました。
華南(広東省)経済圏の珠三角(珠江デルタ)には、自動車産業の進出が相次ぎ
次々に工業団地が建設されて、インフラも整備された3.000平屋立ての工場が
○○元/㎡/月x10年契約が一般的条件内容で、レンタルされていると説明してくれた。
もちろん進出について、ホテルやマンション、ショッピング、日本食レストランなど
の衣食住情報も提供してくれているようだ。
現地では日系自動車部品販売調達展示会が開催されると同時に、日本食品商談会
なども開催され、日本食材(うどん・そば・ラーメン・調味料)への具体的な商談
もバイヤーからよせられているそうだ。
I崎所長の話を真剣に聞いていたら、いつのまにか予定の時間があっという間に
過ぎてしまいました。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
顧客満足度第2位に選ばれたこともある香港国際空港に到着しました。
異国独特のにおいとまとわりつくような蒸し暑さを肌で感じながら、
両替とオクトパスカード購入後、迎えのハイヤーに乗り込み滞在先
のエンパイヤホテル香港ワンチャイに向かいました。
ホテルに到着すると、浜松信用金庫U崎専務理事と浜松信用金庫証券
国際部・国際業務課T倉氏の出迎えに恐縮しながらも、その足で信金
中央金庫香港駐在員事務所に向かいました。
今回の訪問で果たさなければいけない目的のひとつ、「華南地域の投資
環境の動向と日系中小企業の販路拡大」のセミナーを受講することです。
プライベートでも何度も香港を訪れているというT倉氏の道案内で
迷うこともなく、スムーズに信金中央金庫香港駐在員事務所に到着。
I崎所長・S藤上席調査役・Mリーさん達に笑顔で出迎えていただき、
いよいよセミナー開始です。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
機内食を食べ終わり、モニターを見ながらくつろいでいると
眼下には立ち並ぶ高層ビルや糸を引くように往来する大型船
が、雲の間から見えてきました。
フライト時間はもう少しで、三時間を経過しようとしていました。
機内アナウンスが、只今の現地気温は31℃と説明しています。
着陸態勢に入ったとたん少し揺れを感じました。
いよいよ目的地に到着です。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
ゴールデンウィークも終わり、新茶販売商戦も一段落した5月11日。
雨の降りしきる中、中部国際空港より、キャセイ航空CX533便に搭乗
して日本より暑い地域に向かいました。機内から離陸直後に写した
画像を掲載させて戴ました。
目的はもちろんバカンスではありません。
詳細は、ほちのど。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
立春からかぞえて八十八日目となる本日は、「八十八夜」です。
この頃に摘まれたお茶は味が良く、健康にも役立つとされて昔から珍重
されてきました。
静岡県内の茶産地では、例年より1~4日程度新芽の成長が遅れ、それに
併せて取引開始もずれ込んでいます。
4月29日に遠州の小京都「森の茶」初取引が行われ、当店にも少しずつ
「森の新茶」が並び始めました。
まだまだ高価ではありますが、待ちかねたお客様から
「快気祝いのお返しに新茶を持って行きたくて。」
「この間お宅のチラシ見て、一周忌のお返しに新茶を使いたいんだけど。」
と連日ご利用戴いております。
旬香あふれる新茶を味わう風情は、日本人ならではの特権です。
新鮮な風物詩「静岡新茶」は、人と人を結ぶ贈り物としての「日本の心」です。
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355