徳を積む...

世の中には様々な

身体の一部を用いた

“慣用句”があります

 

目から鱗

両手に花

寝耳に水

etc...

 

でも

「鼻から牛乳」は

違いますから

 

今夜の珈琲のマグカップはこちら

 

（ちょっと早めですが）おはようございますＺＵＹＡさんです

近頃、心身共に疲れているようで晩酌をするとほぼほぼ眠り込んでしまいます。以前は吞んだ後でも、ちゃんと家のことをしたりブログを書いたりして日付が変わる頃までは起きていられたのに...今夜もホット・カーペットの上で眠り込んでしまい、目が覚めると午前1時過ぎ...（まぁ明けて公休日なので問題はないのですが）

月末から月初にかけての仕事の忙しさの上に、両親への気遣いなど諸々のお陰で今は目一杯なのだと自分では解釈しています

※一口メモ：“めい一杯”は誤用であり、“目一杯”が正しい

 

 

先週土曜の夜のことです。久々に定時で上がれそうだったので、昼休みの間に隣町の「にしくら」さんに予約を入れました。近年話題の“谷根千”の中の千駄木にあるこちらのお店。伺うようになってから早10年となりました

若かりし頃は新宿だろうと赤坂だろうと誘われたら吞みに行ってましたが、最近は居住するエリアが中心で両隣町の巣鴨や千駄木、行っても鶯谷辺りが多くなっています。だって（遠いと）酔っぱらって帰るのが、面倒くさいのですよ～

※稀に大田区・武蔵新田の「白鶴」と、港区・新橋の「信玄」にて

 

さて千駄木「にしくら」は、大先輩のベーシストである尾形慶次郎さんの行きつけの店。慶次郎さんとは10数年前に当時某ドラマーのボーヤをしていた時に畏れ多くも思い切って、“一献いかがですか？”と申し出て以来のご縁

テーブル席は1卓に7席ほどのカウンター席しかない小さなお店ですが、お値段もお味もAwesome!なわけです。すっかり顔馴染みの常連客も出来て、ここ数年は独りでも訪れるようになりました（予約も女将さんにLINEで～）

 

この夜は慶次郎さんもおらず、珍しく面識のないお客さんが2組。“（常連さんが全然いない）こんな夜がたまにあるのよ”と女将さんと会話を交わしながら、ちびちびとやっているとようやく顔馴染みの方が来店されました。某業界新聞社の社長さんです。ＺＵＹＡさんよりずっと年上の方ですが、いつも気さくにお話しをして頂いています（名古屋生まれの方で、ノリも合うのかも）

“どう最近は？”と訊かれたので、ここ最近の境遇を話してみました。特に今週から再び実家に戻ることになったものの、両親との昔の確執が心の中で再燃してしまい、帰阪することに二の足を踏んでいると心のわだかまりを吐き出してみました。すると社長さん曰く、

「徳を積むのだと考えてみなさい」

 

目から鱗でした...

2時間ほどの滞在でお店を出ると、雨は雪に変わっていました。寒いですが良い言葉を掛けてもらったお陰で、心は温かいままでした。傘を差して西日暮里の駅へ歩き、ほろ酔いで山手線に乗りました

駒込までは僅か2駅。ドアの傍に立っていると次の田端駅に停まるやいなや、「次の駒込駅付近で信号の故障のため、当駅でしばらく停車いたします」と車掌のアナウンスが...

10分ほど経ち、「復旧のメドが立っておりません」と再び放送がありすぐさま諦めて、同じホームに入って来た京浜東北線に乗り換えて（少し遠いけど）もう一つの最寄り駅である上中里駅から歩いて帰ることに。帰阪のことを考えるとタクシーに乗っている余裕はないので

※呑み代はあるのに？と突っ込まないでくださいね

 

家に帰り着くと出掛ける前に家人が肉じゃがを作り、ご飯を炊いてくれたようで。炊き上がり後、数時間経っていたのでほぐしておこうと炊飯器の蓋を開けると、“（数ミリサイズですが）幼虫”が一緒に炊きこまれていました...

今あるお米は世間が高騰で大騒ぎになっている中、昨年の暮れに義母の故郷から親戚が送ってくれた約30キロ（一俵の半分）の物。スーパーで売られている綺麗にパッケージされた物とは違い、“農家直送”ですからね。虫が入ってしまうことはよくあることです。ＺＵＹＡさんの母方の祖父母も米農家でしたから～ 

 

 

ここで騒ぎを起こしては、せっかく穏やかになりつつある夫婦間の雰囲気が再び悪くなってしまうと考え、そっとそれを取り出しました。それでも夜遅くに帰って来た家人に翌朝さりげなく報告すると（←やっぱり言うんか～い！）、“虫が入っているのはよくあることだ”と返されて話は終わりました

“真面目にちゃんと研いでいれば、浮いて来るからその時に気がつくはずだろ！”

なんて余計なことは言わずに、ぐっと飲みこみましたよ～

 

　　　　　　　　　　

 

さてようやく心が決まったので、実家に帰る前に色々片付けておかなくてはいけません。今日は休みですが「Ｇ作戦」を終了させなければ。大阪には10日ほど滞在する予定なので、帰って来た時にはもう小春日和が続いているかもしれませんからね

そう、この時期の旅は好きではありません。服装の準備が両方必要になるから大変です。ＺＵＹＡさんはお洒落さんだから、ブーツとスニーカーと両方持って行きたいし...この休みの内に（宅配便で）先に送ってしまおうか

 

しかし膠原病の痛みがすっかり治まっているのが有り難い。これも徳を積んでいるからなのかなぁ。とにかくこの連休は大事に過ごしたいと思います。暫らく触れないからギターを弾いたり、音楽を聴いたりしてね。ちなみに出発は木曜日の仕事の後...

Ｈａｖｅ Ａ Ｇｏｏｄ Ｄａｙ，Ｆｏｌｋｓ！