陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

プアについて

2008-10-26 13:39:28 | Weblog
このブログで、よく「プア」を使っている。
サブタイトルにも入っているが、このブログでの「プア」は、勿論、経済的なことも含むけど、それだけじゃあないからね。
懐具合だけだとすると、そんなものは語るに及ばず。

例えば、先人の言葉を借りれば、

『人間は最も少ない報酬で、最も多く働くほどエライ人ぞな。
一の報酬で十の働きをする人は、百の報酬で百の働きをする人よりエライのぞな。
収入の多寡は、人の尊卑でないことくらい、わかっとろがな。』    - 正岡子規


じゃあ、このブログでは、何を指してプアといっているのか? - その人物及びその人生を指しているのよ。
何をもってプアといっているのか? - その人なりの道を歩んでいるのか、歩んだのか なのよ。
その人なりの道とは何か? - その人の(世に対して)果たすべき役割 なのよ。

但し、上を読んで、あまり難しく、窮屈に考えないで! 人生といっても、今日の積み重ねだから、今日を考えればよい。
まあ、いろいろな言い方があると思うけど、上の例でいうと、「百の報酬で百の働きをする人」がプア。
何故か? 最低レベルの当たり前のことをしているだけだから。
人によっては、当たり前のことをすればそれでヨシ と考える人もいるでしょうね。
それはそれで結構。その人の考え方、生き方だから。


皆さんは、自分の人生の「(世に対して)果たすべき役割」が分かっていますか?
別に、大それたことでなくてもいいんだよ。
-- 分かっている人もいれば、分かっていない人もいるよね。

実は、ワタシは分かっていない。もういいトシなのに。
だからプアなの。(このトシになると、アホと言いかえても同じこと。) 

ワタシは、何を着て、どこへ行き、何をしたらいいの? と同じ。
これじゃあ、ダメだねえ。- 自分でもそう思う。

目先のことに右往左往するだけで、これが自分だ! と世にいえるものが無いんだよね。
だから、全てが中途半端。

皆さんは、そうならない様にしてちょうだい。
コメント
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