陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

こけおどし

2009-06-08 08:32:43 | Weblog
過日、東京中央郵便局へ行った。
土曜日の夕方だったので、そこしか開いていないため。
ビルの再開発のため、丸の内から八重洲の仮オフィスに移っていた。

仮オフィスの広さは街の郵便局とほぼ同じ。
印象がガラリと変わった。
何? ただの郵便局じゃあないか。
当たり前といえば当たり前のことなんだけどね。
中央郵便局という名、しかも東京の、ということで、
街の郵便局とは違う、何か高度な中身がある様な印象を受けていたけど、
何てことはない。近所の郵便局と同じじゃあないの。

【教訓】 名前や、ビルの大きさ、職員の数、内装・外観などで判断すると間違う。
形の上では、もう、郵政は役所ではないけれど、
中央官庁といえども同じこと。
影響力は違うだろうが、
やっていることそのものは、我々の零細事業所と何も変わりなし。
むしろ、仕事が分散化、マニュアル化されている分、業務は単純ともいえる。
予算だって、苦労知らず。
企画立案・開発・調整業務といったって、お里が知れている。
行政の進歩なき、ていたらくぶりは一目瞭然。随所で感じる。
官がそれらしく見えるのは、単なるこけおどし。
我々が(勝手に)何かありそうだと勘違いしているだけ。
中にいるのは、寄らば大樹の陰。
大樹の陰でラクをしようとする者ばかり。
公務員というのは、本来、他人のことを考えることを本分とする者をいうハズだけど、
うわべだけで、実態は自分のことばかり考えているんじゃあないのかねぇ?
この不況下で、公務員志望者の急増がそれを裏づける。

ま、少しは、そうでない者もいるだろうが、
腐ったリンゴに混じると、やっぱり腐るのが必然。

GMの様な企業だって、所詮は破綻。
報道によると、「役所の様だった」という。
それじゃあ、破綻は当然かも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする