「六四 天安門事件」(6/13)の蛇足として、重箱読み、湯桶(ゆとう)読みに触れた。
最近の社会的な現象としての子供の名前を連想したので、それを書く。
その前に、少し整理すると、
重箱読み=「音・訓」読み ⇒ 重箱(ジュウばこ)
湯桶読み=「訓・音」読み ⇒ 湯桶(ゆトウ)
●重箱読みの例
台所(ダイどころ)、本屋(ホンや)、番組(バンぐみ)、新橋(シンばし) など
●湯桶読みの例
朝晩(あさバン)、豚肉(ぶたニク)、見本(みホン)、手帳(てチョウ) など
当て字から来ているものが多いと思うが、
人間の氏名でも、重箱読み、湯桶読みがある。
「氏」が訓+「名」が音 は全然おかしくないが、
氏や、名自体が重箱読み、湯桶読みになっている場合がある。
政治家でいえば、「久間(キュウま)」は重箱読み、
「武部(たけベ)」、「石破(いしバ)」は湯桶読み。
柳沢伯夫は「ハクお」で、重箱読み。
氏の場合はアテ字から慣用の範疇に入っていると思うが、
最近の子供の名前となると、??? が増えている。
近年、仕事の中でそれを感じる。
漢字だけでは読み方が分からない。
個性的な名前にしたいだの、字に法的規制があるからだの、いろいろな理由が考えられるが、
要するに、音の響き中心にアテ字をしたり、格好いいと思える字を並べ、好き勝手な読み方をする。
好き勝手な読み方とは、音・訓ゴチャマゼに読むということ。
重箱読み、湯桶読みどころか、重湯箱桶(ジュウゆはこトウ)読み。←造語デス
もう、メチャクチャ。
名づけた親は、格好いいと思っているのかもしれないけど、
他人からみると「珍名」だったり、
名づけた時点ではそれらしく響いても、年月がたつと違ってくる可能性もあるだろう。
とりわけ、誰も意図した様に読んでくれないなど、
親が期待するほどの効果はない様に思う。
それどころか、そうした命名で、親のアタマの水準や性格の一端が分かってしまう。
漢字の人名や地名の読み方には、法的な制約がある訳ではないから、
「犬」を「ねこ」と読んでも、
「一郎」を「さぶろう」と読んでも、ダメというわけではない。
ただ、誰もその様には読まない。
それを承知しているのか、そうでないのか知らないが、アテ字の音・訓ゴチャゴチャだと、
名づけ親は(+子供本人も)、
①言葉のルールを知らないのか
②ルール無視の性格か
③アタマの中がゴチャゴチャなのか
など、いずれにせよ「プアなアタマ」と思われるだけ。
この名前は何と読むんですか?
●●●●です。
へえ、格好いい名づけをしましたね。
な~んてことを意図しているとすれば、
その名前にもよるが、内心ではバカにされている可能性があるんですよ。
ただ、面と向かって、そうは言わないだけの話し。
しかし、そうした親が増えているというのは、
日本人のアタマの水準が「プア」になってきているんだろうか。
(注)帰化人で、元の名前を漢字に置き換える場合など、理由がある場合は除きます。
最近の社会的な現象としての子供の名前を連想したので、それを書く。
その前に、少し整理すると、
重箱読み=「音・訓」読み ⇒ 重箱(ジュウばこ)
湯桶読み=「訓・音」読み ⇒ 湯桶(ゆトウ)
●重箱読みの例
台所(ダイどころ)、本屋(ホンや)、番組(バンぐみ)、新橋(シンばし) など
●湯桶読みの例
朝晩(あさバン)、豚肉(ぶたニク)、見本(みホン)、手帳(てチョウ) など
当て字から来ているものが多いと思うが、
人間の氏名でも、重箱読み、湯桶読みがある。
「氏」が訓+「名」が音 は全然おかしくないが、
氏や、名自体が重箱読み、湯桶読みになっている場合がある。
政治家でいえば、「久間(キュウま)」は重箱読み、
「武部(たけベ)」、「石破(いしバ)」は湯桶読み。
柳沢伯夫は「ハクお」で、重箱読み。
氏の場合はアテ字から慣用の範疇に入っていると思うが、
最近の子供の名前となると、??? が増えている。
近年、仕事の中でそれを感じる。
漢字だけでは読み方が分からない。
個性的な名前にしたいだの、字に法的規制があるからだの、いろいろな理由が考えられるが、
要するに、音の響き中心にアテ字をしたり、格好いいと思える字を並べ、好き勝手な読み方をする。
好き勝手な読み方とは、音・訓ゴチャマゼに読むということ。
重箱読み、湯桶読みどころか、重湯箱桶(ジュウゆはこトウ)読み。←造語デス
もう、メチャクチャ。
名づけた親は、格好いいと思っているのかもしれないけど、
他人からみると「珍名」だったり、
名づけた時点ではそれらしく響いても、年月がたつと違ってくる可能性もあるだろう。
とりわけ、誰も意図した様に読んでくれないなど、
親が期待するほどの効果はない様に思う。
それどころか、そうした命名で、親のアタマの水準や性格の一端が分かってしまう。
漢字の人名や地名の読み方には、法的な制約がある訳ではないから、
「犬」を「ねこ」と読んでも、
「一郎」を「さぶろう」と読んでも、ダメというわけではない。
ただ、誰もその様には読まない。
それを承知しているのか、そうでないのか知らないが、アテ字の音・訓ゴチャゴチャだと、
名づけ親は(+子供本人も)、
①言葉のルールを知らないのか
②ルール無視の性格か
③アタマの中がゴチャゴチャなのか
など、いずれにせよ「プアなアタマ」と思われるだけ。
この名前は何と読むんですか?
●●●●です。
へえ、格好いい名づけをしましたね。
な~んてことを意図しているとすれば、
その名前にもよるが、内心ではバカにされている可能性があるんですよ。
ただ、面と向かって、そうは言わないだけの話し。
しかし、そうした親が増えているというのは、
日本人のアタマの水準が「プア」になってきているんだろうか。
(注)帰化人で、元の名前を漢字に置き換える場合など、理由がある場合は除きます。