昨日、会社の仕事中に思ったことです。
今、私は某自動車会社で組立業務をしているのですが
先日から他部門応援となり、ちと違う作業をしています。
組み立て中のライン上ボディに乗り込んで、
配線等を繋ぐのですが、フロアにはいくつか穴があります。
ステアリングコラムを貫通させる穴もその一つです。
その穴は丸く、10~15センチ程度の小さいものです。
当然ボディは動いているので、床が見えます。
床にはペンキが塗ってあるのですが、
それが剥げている部分や、斑になっている部分もあります。
それらを見ていたら、何か考えてしまいました。
「ボストークから見た地球って、こんな見え方だったんだろうか…?」
穴を窓に、ペンキを海に、剥げた部分を雲に見立てれば
何となくボストークの丸窓から見た景色に
思えなくも無いような…(^^;)
集めた資料によると、ボストークには窓が3つあったそうです。
カプセル上部に一つ、ハッチに一つ、
そして乗員の足元のペリスコープです。
ボストークでは乗員はカプセルの射出座席上にベルトで
固定されたままで、身動きはできなかったと聞きます。
自分から見て、フロアの穴は足元です。
さすればこの穴はボストークのペリスコープか―。
きっとガガーリンは目線を下にやって、ペリスコープを見たのでしょうね。
機体はゆるやかに回転していたとも聞きます。
それぞれの窓に目をやって、地球を見たのでしょう。
そして人類で初めて宇宙空間から地球を見たわけです。
小さな窓から見たんだなぁ…と。
でもだからこそ眩いばかりに輝いて見えたんだろうなぁと。
そんなことを仕事中に…”ふと”思った訳でございます(^^;)
ボストーク…早く描きたいぜ!
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