ヘルメットとは…
頭部を打撃や落下などの衝撃から守るためにかぶる防護帽子のこと
(だったはず。詳しくはググってください)
私のお絵かきにおいて、ヘルメットは避けて通れないものであることを
自覚したのは高校を出る前くらいのことでした(^^;)
高校のころ…もちろん同人を始める遥か前です。
(私が同人を始めたのは23の時です)
たまに…昔のまんがの絵(特に今で言うところの萌え絵)を見ると
頭…というか眉より上がすごく大きいことに気付くと思います(^^;)
「これをどう思う?」
「すごく…大きいです(爆)」
これは漫画「百合星人ナオコサン」第13話のナオコサンのセリフで
「脳勃起の修正に20年を費やした超大作が目白押しだ!!」と
ネタにされております(^^;)
良い悪いではなく、当時のトレンドがそうだったのだから仕方なしなのですが、
当然当時に生きていた私はその影響を受けていましたし、
それを別段不思議に思うこともありませんでした(^^;)
きっと皆そうだったんでしょうし、それ自体は別にいいのです。
ただし…私はクルマやレースが好きであったため
その特徴が意外なところで困り事として露呈してしまったのです。
先ず…クルマにマイキャラを乗せられない(爆)
頭の縦寸が大きくて、入らないのです(^^;)
そして次は…
ヘルメットを被せられないor被せるととんでもない事になる(爆)
頭が大きいせいで、メットを被せるととんでもない絵になります(^^;)
ガチャピン@バイク乗車の謎メット以上に恐ろしいことになります(笑)
F1とかクルマを題材に絵を描こうとすると破綻する絵…
これではクルマ好きな自身の要求を満たすことはできません(笑)
となると残された答えは唯一つ…。
「描き方を変えるしかない」
という訳で頭の描き方を…自分なりに試行錯誤して小さく変えるのと
メットなどを(自分なりに)うまくデフォルメして違和感を減らすことで
マイキャラをクルマに乗せる+ヘルメットを被せることに成功しました(笑)
今でもそう頭の小さい絵柄ではないのですが、
あの時あの改良をしていなんだら…。
ブラックマーカーもフォーミュラーボーイも宇宙服少女も描けませんでしたし、
「そもそもクルマと人って描けねぇ」と同人活動をしようと思うことも
無かったことでせう(^^;)
ちなみにやった改良玉ですが
・当時普通だった頭の輪郭線主体の髪表現から
髪の流れを細かく描く絵にして、その分で頭を小さく描いた
・頭の上の髪の毛の下のラインを意識して輪郭線の上開きを抑制した
・頭身を高めにして頭を相対的に小さくした
(当時の画力では肩幅を広げるとバランスが取れなかったので(^^;))
・顔の縦横比を縦長方向にして、顔が下すぼまりになりにくくした
・あごの線を多少エラを意識したラインにした
(当時のまんがはあごから耳下までまっすぐという絵もふつうにあった)
思い出す限りではこんなもんでしょうか(^^;)
ちなみにメット側は開口部を実際より少しだけ広めに描くと
最初はとっつきやすくなると思います。
慣れたらだんだんとタイトにしていけばいいカンジだと思います(^^;)
絵の改良は思いついたそばからするようにしておりますが
この改良は結構大きかったと思います。
それ以外で大きかったのは、頭の描き方より前にやった
目を描くときに目の縁をぐるりとふちをつなげても破綻しないように
上と下の線を描く…ということと、
鼻を点や線で表現していた+目から描くようにしていた…を
鼻をしっかり鼻筋を通して描く+頭の形を輪郭含めて決めてから描く、
この2つでしょうか?
話がそれました。
いずれにしても人物メインで描くのだったら大したこと無い改良ですが
私の場合はクルマにピンチをもらい、クルマにそれを助けられたのだと
思います。
まぁ…絵がヘタッピゆえの悩みと言ってしまえばそれまでですが(^^;)
たかがヘルメット。されどヘルメット。
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