****************************************************
先の夏コミ（C88)にて、同人活動を無期限休止といたしました。
18年間ありがとうございました。
復帰時期はまだ未定です。
詳細は以下記事をご参照下さい。
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/0a20e26867d7e06cc61853311e1941e0
****************************************************
ちょっと前の話になりますが、スバルさんのショールームへ行って来ました。
こういう展示があるからです(^^)
「六連星の名車展」
http://www.subaru.jp/showroom/event/mutsuraboshi/
７０年代から８０年代のスバル車には思い入れがあるのですが、
それは友人の影響が大きいです。
この年になって、友人とは敬意を込めて「スバル臭」と呼んでいるのですが、
当時のスバルには強烈な「におい」があったと思います。
すごく真面目なクルマ作りでありながら、その真っ直ぐさがなぜか
世の中の期待するものの斜め上をいってしまい、
今で言うところの「キモさ」になっていた当時のスバル…。
本当かどうかは知らないけど、雨の日に娘を迎えにいったら泣いて嫌がられた…という
奇妙な伝説も残っているとか残っていないとか。
でもね。
その「スバルの異常な愛情」とも言えるものこそが
クルマオタク少年であった我らの心を、がっしりと「鷲掴み」にしていたのであって(汗)
しゅばろろろろーん！ぼろろろろろーん！という昔のスバルの水平対向エンジン。
エンジンルームの「空間」にスペアタイヤを置いても、なお妙に薄べったい姿。
でもすごく高い車高。
フェンダーの奥に文字通り奥ゆかしくおさまったタイヤ。
ホイール交換など頭に無い独特のＰＣＤ。
軽における２気筒の反動が４気筒になってしまう極端さ。
小さなクルマを大きなクルマの構造のまま縮小する技術や構造への偏愛。
そしてとどめは…４ＷＤです。
何でもかんでも４ＷＤ。それこそ軽からメインのセダン、ステーションワゴンまで４ＷＤ化し、
子供心に「４ＷＤこそ至高の駆動方式」を植えつけた存在。
そんなスバルも最近になってずいぶんおしゃれになり、商売上手にもなったようで。
泥臭さも消え去り、恵比寿にガラス張りの本社ショールームをおったてて、
新宿駅前に昭和イズム溢れるショールームを置いていた頃は過去になったようで…。
でもその恵比寿で懐かしのスバル車展示をやるというので、これはいくしかない…と。
ジャスティもいるというので、そのスバル好きな友人と一緒に行って来ました(^^;)
いきなりこれですよ！
たまりませんな！！
表には最新スバル車が並んでいますが、中は懐かしい「スバル臭」が満ちています(笑)
これだよ！これ！！
このクルマは左翼ゲリラの岩崎が乗っていたクルマで、後部荷室には迫撃砲が…
というのはウソです(^^;)
絵に描きたい(笑)
今では名車とされるスバル３６０も、７０年代から８０年代初頭はその姿や雰囲気が
ビンボーくさいとスバルが嫌われる象徴でもありましたが、
今となってはスバル自身も認めるスバルのアイコン。
評価というものは、そのときどきで変わっていくものです。
モノコックボディやトーションバーによる車内空間の確保など、
真面目かつ既成概念にとらわれないクルマ作りは
単純な「事実」として残っていくのだと思います。
そして格好良すぎるｆｆ１。
外車のようです。イタリアみたい。
でも当時の日本人には「まだ早かった」のかしら？
これの特徴は水平対向もそうだけど、個人的にはインボードディスクブレーキだと
思っております。
当然ハブナックル側にはブレーキはありません。
バネ下を軽くするために…という風によく言われますが、
さすがのスバルもこれっきりだった筈です。
そしてお目当てのジャスティ。
今やほとんど見る事ができない「珍車」でもあります。
何と写真はこれ一枚だけ(汗)
友人とヒートしすぎて、写真を撮るのを忘れるという大失態(笑)
それくらい興奮したというわけです(^^;)
レオーネ。
濃いな～！顔。
というか全体に濃いです(^^;)
例えるなら７０年代っぽくランニングシャツにひざまでズボンの
日焼け真っ黒、今で言うガテン系にいちゃんに会ったときみたいです(^^;)
このへんはもろに見てた世代なのでたまりません。
車高は高いです。
これに限らずですが、この当時のスバルの車高は高く、
特に４ＷＤ系はさらに高くて、一部にはさらにアップするエアサスもあったかと
今で言うクロスオーバー的な雰囲気です。
それこそ３０年前を行ってたんですよね。
そしてアルシオーネ。
タミヤのプラモで作ったぞい！
でも走らせてはいけなかった！ミラーが取れるからな！(爆)
信じられないくらい薄べったい。
前から見ると池沢まんがの絵みたいです(^^;)
むしろ今見ると余計に未来的な気もします。
気のせいかもしれないけど、斬新さは薄れていないどころか
かえって余計に斬新になったと思います。
そしてドアノブ。
エアロドアノブ。使用しないときにはフラットになるという…。
このへんからもスバル臭がプンプンします(笑)
最高ですよね♪
こだわりすぎるくらいこだわる会社だったのだ…。
スバルだけではないけれど、この時代にはクルマに今よりはるかに
製作側のこだわりや思いというものが出ていたように思います。
それはスポーツカーだけじゃなくて、普通のクルマにおいても
「こうであってほしい」「こうあるべきだ」という主張が多く見られました。
そのあたりがスバルにおいてはすごく強かった…のではないかと。
良いか悪いか…は別にしても、そのあたりが「昔のクルマは楽しかった」と
言われる理由だろう…とは思います。
今のクルマにもこだわりはあるし、思いもあるけど、
気にして控えめにしているので目立たない気もしますです。
そして二代目レガシィ。
このあたりは今はまだ普通に見かけるけど、この後一気に減っていくことと思います。
で、最後に通常のスバル３６０．
やっぱりかわいい。
特にスバルファンじゃないけれど、これは実際に触れてみたいなぁと思います。
何はともかくスバル様に感謝。
懐かしい「におい」に触れられました。
またこういった企画もやってくれるとすごく嬉しいです。
実は表の展示車にさわれなかったのは残念。
自分が勝手に期待したせいでいろいろ文句も言ってしまったけれど、
最近のスバルのクルマですとレヴォーグとインプレッサＸＶはすごく好み。
黄色のＸＶは正直ぐらりときましたし、
レヴォーグは何のかんのと買ったら楽しそうです。
これはまたの機会にぜひ…と思います(^^)
その後は某本社のグランプリＰＶをちょっとだけのぞいてみました。
正直「こんなに静かなものなのか」と思いました(汗)
実は怖いもの見たさで行ったのですが、これはもはや葬式だと…(汗)
ファンが集まって見る内容じゃない…とも思いましたが
何かファンの方々がかわいそうになりました。
（自分も含まれるんですが）
本気で何とかしないと、もう洒落にならないところに来てしまったと思います。
あと多くのファンが「過大な期待はしちゃいけないし、いけなかったんだよ」
「エンジンだけが悪い訳じゃない」と言って擁護してますが、
それってファンのするべき事か？ ファンにさせることか？と私は思います。
怪物親の「ウチノコハワルクナイノヨ」みたいな擁護は要らないと思っています。
一応内側にいる人なので厳しい面もあると思うのですが、
ファンだったら期待して当たり前だし、会社も期待に応えるべく死に物狂いで戦うのが道理でしょう。
そして他人を責める前に自分のすべきことをやりきれなかったことを悔しく思い、
その結果、ファンを大きく落胆させたことは悔やんで悲しがるべきなんだ。
今は「自分たちなりに頑張ってますよ」ですよね。
自分たちなりにじゃダメなんだよ。それを超えて成長していくから「挑戦」でしょう？
挑戦というのは、もっとなりふりかまわないものだ。
やれる限りの全てを尽くしていくものだ。
まだやりつくしているとは思えないのです。
なぜなら「こんなものじゃない」と思っているからです。
全てを尽くして挑んで敗れるなら納得できますが…そうじゃないですものね。
正直悲しい気持ちになりました。
でもそう感じるのは自分だけかもしれない。
私の異常な愛情…なのかも。
閑話休題
その後は靖国へ。
（先ほどのは靖国に行く途中にあったので寄りました）
行こう行こうと思いつつ、今まで行けていなかった靖国神社
ここに眠る多くの御霊の犠牲の上に、今の我が国の発展と平穏があるということを
忘れてはいけないと思います。
遊就館は午後からではとても見るのは無理のすごい施設。
あらためて再訪したいと思います。
少し遅い昼ご飯に海軍カレーをいただきましたが、美味しかったです。
唯一の不満は盛り(笑)
大盛りで食べたいな(^^;)
そんな先週の日曜でした(^^;)
もう少し日記もきちんとしたく思います。
■Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/
■twitter → http://twitter.com/Yasuo_Watanabe
★「That'sゆーのす」作品の通販はこちらから★
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/d5e7103cafe02850a14ca32c575f62e5
★「That'sゆーのす」作品リスト★
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/55a33673a9f535e8e25938571ec18f0d
※ご興味がありましたらお気軽にどうぞ…。
トータル
